最近やったゲーム / 『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』『ウルフェンシュタイン:ザ オールドブラッド』

ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション


ヒャッハー!なシューティング・ゲーム『ボーダーランズ』が「ダブルデラックス コレクション」として登場であります。宣伝文句のモロコピーですが「『ボーダーランズ2』と『ボーダーランズ プリシークエル』のコンテンツが全部入り! 両作品の主要DLCも全部入り! 次世代機ならではの高精細、高フレームレートな画面でサクサクノンストレスプレイ!」ということになっておるんですな。このうち『ボーダーランズ2』はあのジョン・カーペンターが「あれ以上のゲームはこの地球上に存在しない」と言ったといういわくつきのゲームなんでありますな。
お話はというと希少資源を有する辺境の惑星パンドラを舞台に、「Vault」ハンターと呼ばれる者たちが一攫千金を狙い戦いを繰り広げるといういうもの。ぶっ飛んだ登場人物たちとトゥーンシェイドを使ったコミックタッチのグラフィックが特徴的です。基本はFPSですが、RPG的な成長要素があり、製作者は「ロールプレイングシューター」なんぞと呼んでほしいんだとか。ゲームは4人の個性的なキャラクターの中から一人を選び、様々なミッションをこなしてゆくことになります。
しかしこの『ボーダーランズ』シリーズ、1作目をPCでプレイしてたんですが、展開が淡々としている上にどうやら難易度が協力プレイにチューニングされていたらしく、一人でやるとキツイキツイ…。あえなく途中で挫折してしまっていたんですよ。だから『ボーダーランズ2』が発売され、かなりの高評価を上げていたは知ってはいたんですが、手を出す気になれなかったんですね。
そんな『ボーダーランズ』新作をなぜまた買ってしまったのかというと、この時手元にFPSゲームがなかったから、ということだったんですが、しかしプレイしてみたら、なんとこれが面白い面白い!1作目はいったいなんだったんだ?と思っちゃうぐらい面白い。テンポのよさや適度な難易度もさることながら、前作では投げっぱなしだった世界観が大いに煮詰められており、「ボーダーランズ・ワールド」を歩き回るのが非常に楽しいんですね。荒地の惑星でヒャッハー!な連中と戦いを繰り広げる、という内容も実に自分の好み。いやこれは中毒性高いわ。

ウルフェンシュタイン:ザ オールドブラッド


…そんな『ボーダーランズ ダブルデラックス コレクション』に手を付けたばかりだというのに、ついつい買ってしまいました『ウルフェンシュタイン:ザ オールドブラッド』。ええ、こっちもやってます…。こちらのゲームは2014年に発売されたFPSゲームウルフェンシュタイン:ザ ニューオーダー』の追加シナリオという体裁になっております。
物語はナチスに支配された架空の近未来を舞台とした『ニュー オーダー』から時を遡り、第2次世界大戦の最中にあるドイツの秘密基地、ウルフェンシュタイン城が舞台となり、ここに特殊任務を帯びた連合軍兵士が潜入する、というわけなんですな。第2次世界大戦中とはいえナチスの怪しげな超兵器や強化兵士、ロボットが登場し、不気味なオカルト展開も加味されているようです。いってみれば『ウルフェンシュタイン』の原点を描いたもの、ということができるんですな。
そして今回の新機軸となるのは武器「バールのようなもの」でしょう!この「バールのようなもの」を駆使し敵を倒したり窮地を脱したりするのですよ。ある意味『ハーフライフ』の主人公ゴードン博士が持つレンチ並みに頼れる武器なんですな。追加シナリオということでプレイ時間はそれほど長くなく、あっという間にクリアしちゃいそうですが(オレは始めたばかりだが)、価格も3000円弱というお手頃値段なんでちょっとやってみっかと軽くプレイできるのがいいですね。