超兵器で武装した「アイアン・スカイ」なナチと戦え!〜ゲーム『ウルフェンシュタイン: ザ ニューオーダー』


ナチス・ドイツが第2時世界大戦で大勝し、世界を支配するというパラレルワールドを舞台にしたFPS、『ウルフェンシュタイン: ザ ニューオーダー』であります。

1946年、第二次世界大戦はヨーロッパ中で激しさを増していた。優位に立っていた連合国軍に対して、ナチスは「デスヘッド」――ヴィルヘルム・ストラッセ親衛隊大将による謎の新・高度技術を用い、第二次世界大戦の潮目を変えた。デスヘッドに対する連合国軍による最後の急襲が失敗に終わった時、連合国軍の希望が潰えてしまった。1960年、ヨーロッパ。戦争は終わり、ナチスが世界を征服した。弱まりを見せない彼らの力と脅威は、最強だった国々さえも彼らの前に跪かせた。そして、この独裁体制は今や、軍事力をもって世界を弾圧しているのだった。それら最凶の軍隊に立ち向かうため、ある一人の男、アメリカ人戦士B.J. ブラスコヴィッチとして、この最悪な世界を救うために、立ち上がれ。

この世界でナチスは何故だかなんだか物凄い兵器を持ち、改造人間やら巨大ロボットやらレーザー砲やらがガシガシ襲ってくるんですな。その物凄さといったらトンデモSF映画『アイアン・スカイ』どころではございません(どうも話によるとこの『ウルフェンシュタイン: ザ ニューオーダー』でもナチは月に基地を持っているとかいないとか)。
この最凶の敵ナチスに挑むのがアメリカ兵の生き残り戦士、ブラスコヴィッチさんとその仲間のレジスタンスの皆さんであります。FPSゲームっって世界観だけで完了している部分があって、物語とか案外どうでもよかったりするんですが、この『ウルフェンシュタイン: ザ ニューオーダー』では世界を支配するナチに数少ない味方だけで戦うことができるのか!?という悲壮感が実にドラマチックに物語を盛り上げているのですよ。この辺、マルチの無いシングルプレイに特化したゲームだけに相当力を入れているように感じました。
ゲームの仕様もオールドスクールな作りで、斬新さは無いにせよオレのような昔ながらのFPSファンには妙に懐かしいというかホームグラウンドに帰ってきたぜ、ってな気分になりますな。こういうのこそPCでやりたい気もしますが、最近PCゲーやってないんでグラボが古くてねえ…。


https://www.youtube.com/watch?v=-3wrucVhK-8:MOVIE:W620

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