2004年の大晦日

globalhead2004-12-31

今年は

今年は…もう嫌ンなる位いろんな事がありまくりましたね。いちいち書き出しはしませんが、人間関係も目まぐるしく変わった1年でした。なによりネット上で人間関係ができるなんて思っても見なかったことができてしまったし、年の瀬土壇場に思いがけない人とも飲んだし。人間何があるか判りません。やっぱり、前向きに生きることが大切なのかもしれない。

2004年オレベスト今年頑張って書いた記事

よく書けてる、とか面白い、というわけじゃありませんが、頑張って書いたので愛着があるオレの記事です。よかったらご一読を。
[MUSIC]ROXY MUSIC LIVE/ROXY MUSIC  http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040515
[MUSIC][MOVIE]DIRECTORS LABEL スペシャル・トリプル・パック/ミシェル・ゴンドリースパイク・ジョーンズクリス・カニンガム http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040502
[BOOK]橋本治に関しての2、3の事柄 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040621
[MUSIC]Bing Boring / Pet Shop Boys http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040612
[DIARY]北海道に行っていた(PART1)  http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040627
[DIARY]北海道に行っていた(PART2)  http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040629
[DIARY]北海道に行っていた(PART3)  http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040704
[PHOTO]Thomas Ruff Nudes / Thomas Ruff http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040721
[MOVIE]まぼろしの市街戦 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040724
[BOOK]夏だから…京極夏彦大特集!!! http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040815
[MOVIE] ラ・ジュテ / サン・ソレイユ http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040821
[BOOK][MUSIC]ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ / 野田 努 (著)  http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040829
[MUSIC][DIARY]オレ的音楽史 PART 1 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040831
[MUSIC][DIARY]オレ的音楽史 PART 2 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040901
[MUSIC][DIARY]オレ的音楽史 PART 3 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040902
[MUSIC][DIARY]オレ的音楽史 PART 4  もうやめろや編 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20040904
[MOVIE]バカホラー3連発! 第1夜 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20041004
[MOVIE]バカホラー3連発! 第2夜 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20041005
[MOVIE]バカホラー3連発! 第3夜 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20041006
[DIARY]今日一日 http://d.hatena.ne.jp/globalhead/20041224

2004年オレベスト映画篇

ロード・オブ・ザ・リング王の帰還
ヘルボーイ
キルビル2
マッハ!!!!!
テキサス・チェーンソー
…オレらしいラインナップですね。なんかこうひたすらアッパーに盛り上がる映画ばかり好きですね。内省とか心の微妙な襞とか割とどうでもいいみたいです。何も考えたくないっていうのが本音でしょうか。本当はロード・オブ・ザ・リング王の帰還1本見とけば今年は何も映画見なくともいいじゃないかという気がします。特撮ぎっしり確かな満足、って映画です。ママボクもうお腹一杯だよぅ。ヘルボーイはなんだか好きですね。ネタなしハリウッドにしては新しいキャラじゃないかと思ったんですよ。キルビル2は取りあえず入れとかなきゃマズイだろと思って入れときました。マッハ!!!!!はこれからは頭じゃねえ肉体だ!と宣言した大バカ映画です。頭使えないから体だって見方もありますが。オレ的に中ヒット。テキサス・チェーンソーは《オチ》として入れさせてもらいました。今年のサイテー映画NO.1ですね。でもTシャツもDVDも買っちゃう、ってのは何なんでしょうね。このマイナスパワーの奔流はなんか忘れちゃいけないような気がする。いつだってオレはあの暗がりに戻る事が出来る、ってのを心に刻んどく為に。

2004年オレベスト音楽篇

フロア篇

STACEY PULLEN / TODAY IS THE TOMORROW YOU WERE PROMISED YESTERDAY
LOS HERMANOS / ON ANOTHER LEVEL
・ Craig Richards / Fabric15:Tyrant
Chris Liebing / U60311 Compilation Techno Division Vol.4
・Paul Oakenfold / Creamfields
ステューシー・パレン、ロス・エルマノスデトロイト・テクノの真髄が結晶したかのような傑作だった。クレイグ・リチャーズアンビエント物だが、ひたすら変な音がプチプチ鳴っているのが面白かった。クリス・レイビングはハード・ミニマル・テクノの楽しさを再確認させてくれた1枚。踊り狂え!ポール・オークンフェルドはポップでキャッチーなミックスが取っ付きやすくてよく聴いていた。

インドア篇

・TELEFON TEL AVIV / Fahrenheit Fair Enough ASIN:B00005RTBV
・マドンナ / アメリカン・ライフ
・BLAZE / Keep Hope Alive
・Ben Watt / Buzzin Fly - Mix By Ben Watt
EVERYTHING BUT THE GIRL / LIKE THE DESERTS MISS THE RAIN
・Dimitori From Paris / International Flight
…あああ、これはかなりやばいラインナップですね。映画篇とは逆に《内省とか心の微妙な襞》関係の音ばかりですね。凹んでたときによく聴いていた音です。ある意味トラウマのような音楽ばかりで、多分今聴いても首うな垂れてしまうだろうなあ。TELEFON TEL AVIVは音響系のエレクトロニカですが、神経症的で暗く美しいメロディやフレーズが痙攣的にパッチワークされている、というメランコリー溢れる1枚でした。傑作。
ブレイズはこの間も書いたけど、希望に満ちた素晴らしい1枚だった。クラブ・ミュージックであると同時にソウルでありゴスペルでもあった。
ベン・ワット、エブリシング・バット・ザ・ガールは切なさ100連発!もう泣け、いいから泣け、泣いて忘れられんなら泣けばいい、と、そういう音楽でした。
ディミトリ・フロム・パリスハウス・ミュージックのミックス物だが、これも奇妙に気だるい切なさを感じさせる1枚だった。特にレゲエ調のこの曲http://mp3.juno.co.uk/MP3/SF156825-01-02-02.mp3の哀愁が堪らん。
最後に。マドンナはオレにしては似つかわしくないビッグネームですが、実はこのアルバムはマドンナにしては恐ろしく内省的で個人的で静かな祈りみたいな音楽だったんですよ。アコースティックギターに微妙にザラついたエフェクトを掛けて、どこか索漠とした孤独感や現実の味気なさを感じさせる音に仕上がってるんです。何しろよく聴いた。INTERVENTIONという曲はオレが心の中で何度も何度も何度も歌った曲だ。「全ては変わって行く 自分の生活と向き合わなきゃ 今日がその日 今日は新しい日 さあ目を覚まして 夢から醒めなさい」。生活も人生もドン詰まっていたオレにこのメッセージは傷薬のように沁みた。オレが覚めなければならない夢はオレを苛んでいた孤独感や飢餓感や嫉妬や憎しみだった。ただただ愛されない事が辛かったのだ。けれどその感情はどこへ行くでもなく、オレ自身を石臼のように磨り潰していた。でも、《全ては変わって》行かなきゃならないんだと思った。いつまでもこの感情の中に居る訳には行かない。そしてオレは、手慰みだったけれど、この《はてな》を始めたんです。

来年も

そんな訳で《はてな》とオレの1年を振り返ってみました。沢山の人に見てもらったし、あえて名前は挙げないけど、ネットで「ふも」と係わってくださった皆さんありがとう。今年の目まぐるしい変わり方を鑑みれば来年もどうなってるのかわからないけど、ボチボチやっていこうかと思います。あと取りあえず《引き篭もりのデブオタ》キャラは返上って事で。
それでは2005年も宜しくお願いします。