■そこはシスティーナ礼拝堂だった!?
先週はオレと相方さんと二人、ミケランジェロの「システィーナ礼拝堂天井画」を見るためはるばるバチカン市国へと旅行に出掛けました。そして念願の天井画にご対面!
ドーン!
いやあ、とっても感動しました!!……というのは半分嘘で、本当は四国の徳島に出掛けていたんです。「なんで徳島でシスティーナ礼拝堂天井画?」というのはおいおい説明しましょう。
さて仕切り直しますと、4月の6日から8日まで徳島旅行をしたわけなのですが、なんでこんな時期に?といいますと、相方さんが仕事で手掛けていたでっかいプロジェクトがやっと終わり、それまで土日も休まず修羅場を潜り抜けてきた相方さんをねぎらい、会社の有給取って慰安旅行へと出掛けたわけなんですね。でまあなんでそれが四国の徳島なのかというと、徳島にはカピバラがわんさかいる動物園があるからなんですよ。それと併せ、ついでにあれやこれやにも行ってみようじゃないか、というのが今回の旅行という訳なんです。
ということで6日木曜日、朝もはよから羽田〜徳島の飛行機に乗ったオレと相方さんであります。まずは徳島阿波おどり空港到着!
そして空港前にある阿波踊りの像の前で一緒に阿波踊りを踊るオレ!
■ボスキャラ級の名画レプリカが並ぶ超ド級美術館!
さて今回の旅行、実はオレと相方さんの初めての四国、初めての空の旅だったんですが、それだけではなく、初めての車旅行でもありました。空港で予約済みのレンタカーを借り、この日の目的地、大塚国際美術館へと向かいます(写真はWikipediaのものです)。
実はブログの最初に載せた「システィーナ礼拝堂天井画」は、この美術館にある精巧なレプリカだったんですね。
さらにこの大塚国際美術館、「システィーナ礼拝堂天井画」だけではなく、古代から現代までありとあらゆる西洋名画1000点余りもの"陶板複製画"を擁する特殊な美術館なのですよ。そう、"陶板"というぐらいですからここにある全ての複製画は陶器の板に焼入れして製作されているんですね。さらに凄いのは全てが原寸大、「システィーナ礼拝堂天井画」に限らず差し渡し10数メートルはあろうかという巨大絵画が所狭しと展示されているの驚かされます。
展示は地下3階から地上2階までそれぞれ「古代・中世」「ルネサンス・バロック」「バロック・近代」「現代・テーマ展示」「テーマ展示」と時代別に分かれ、それが順路で換算すると約4キロに渡ってこれでもかとばかりに並べられています。あまりにも有名な名画の数々が惜しげもなく並んでいる様を見させられるのは壮観です。また、これまで知らなかったとてつもない名画があったりもするので気が抜けません。なんというんでしょう、「ボスキャラしか出て来ないRPGゲーム」ってな塩梅で、とんでもない強敵を倒したと思ったらさらにとんでもない強敵が現れ、それが果てしなく延々と続くといった熾烈な戦いを繰り広げる様な絵画鑑賞なんですよ!お昼12時に到着したオレと相方さんでしたが、結局閉館時間の5時までいて、それでもまだちゃんと見切れていない!最後は疲労困憊して駆け足で観ることになってしまいました。
これだけのボリュームの美術館なのでその全てを説明することは出来ませんが、写真撮影がOKなのでここで撮った写真の幾つかを並べておきます。もちろん複製画が多かったですが、「システィーナ礼拝堂天井画」のように聖堂絵画全てを再現した展示は度肝を抜かれました。
この日のお昼はレストランで食べたんですが、これがもうとんでもないコスパとクオリティのメニューで、「大塚美術館とんでもねえ!」と絶叫しまくっていたオレと相方さんでした。オレは「たい飯とうどんセット」を注文したのですが、なにしろたい飯もうどんももんの凄く美味しくて、これで1000円とは鼻血でまくりです!相方さんの注文した海鮮丼セットはさらにとんでもないことになっていたのでこちらは相方さんのブログでご覧ください!
3時頃にはお茶もいただきました。こちらはケーキとプリンのセット。美術観まくって疲れた頭と体に糖分が沁みる!
◎大塚国際美術館HP
■徳島の夜はビールで暮れる
世界の名画(のレプリカ)をお腹パンパンになるまで堪能したオレと相方さんはこの日の宿にチェックインし、「さて徳島の夜といったらこりゃもう地ビールしかないだろ!」と行って参りましたクラフトビール専門店「Awa新町川ブリュワリー」!店長自らが作ったクラフトビールと美味しい料理がたっぷり堪能でます!
◎食べログ:Awa新町川ブリュワリー
さらにさんざん飲み食いした後は河岸を変え、徳島ラーメンでシメ!徳島ラーメン、「生卵を入れご飯も一緒に注文して食べる」のが通なのらしいですが、この日はお腹パンパンで流石にラーメンだけにしておきました。スープは魚類系のとんこつ醤油風なんですが、微妙な甘さがある部分、そしてお勧めの食べ方の部分で味噌煮込みうどんを思わせるものがありましたね。
(次回「四国徳島カピバラ旅行〜その2:そこはカピが溢れる動物園だった」に続く)