この間の日曜、品川で相方さんと一緒に映画を観た帰りに夕食をとるため寄ったのがネパール・チベット料理店「レッサム フィリリ」。面白い店だったのでちょっと紹介してみたいと思います。なお写真は暗い照明で撮ったものばかりで少々汚いのをお許しください。
丁度この頃インド・ネパール旅行記の本を読み終わっていたんだけど、この本で書かれていたカトマンドゥの光景がとても気になっていたものだから、「じゃあネパール料理！」ということでこの店に決めたんですね。
品川駅から15分ほど歩いたところにある店で、実は高輪駅のほうが全然近かったりする。大通りからちょっと入った路地にありました。
まず店の外観、彫り物が特徴的でとても目立ちます。なんとこれ、116人の職人が5ヶ月掛けて彫り上げたものなのだとか！
入り口の窓ガラスをよく見るネパールの寺院でお馴染みのブッダ・アイがさりげなく描かれている！
そして入り口にある低い塀には回せば功徳が積めると言われるマニ車の列が！もちろん一杯回してきました！功徳を積みたい人はなにしろこの店に行くべきだ！
お店に入るとオフィス街の日曜日の夜、ということもあってか貸し切り状態でした。なので調子に乗って写真撮りまくりました。まずは実にネパールした内装。いや、ネパール行った事ないんですが、印象印象。
そしてお店の中にも凝りまくった彫り物！
ここにもタンカ。曼荼羅してます。どちらも結構大きいです。こんなネパール仏教芸術がどーんと飾ってあるので居ながらにしてネパールな気分です（まあなにしろ行ったことは無いんですが）。
席に着いた我々に注文を取りに来たお店の方は、ネパールの方なんでしょうがなにしろとにかく物腰が柔らかで穏やかそうな方で、「こ、これは間違いなく功徳積んでいる……」と滲み出る人柄の良さになぜか感動。まず飲み物は「ソルト・ラッシー」を注文。料理は一番手頃にネパール料理を楽しめそうな「ネパリーズ・セット」を注文。これ、ダルバートと呼ばれるネパールの代表的な家庭料理なんだそうです。
ダルバート（ネパール語：दालभात dālbhāt）は、ネパールの代表的な家庭料理で、ダル（daal=豆スープ）とバート（bhaat=米飯）の合成語であり、それにカレー味の野菜などのおかず（タルカリ）、漬物（アツァール）の2つを加えた4つがセットになった食事をいう。ネパールでは毎日食べられている、日本でいう定食にあたるものである。
プレートが出てきたときに「これはひょっとして！？」と思い、カレー・スープ・炒め物を全部ご飯にかけ混ぜてから食べてみました。そう、南インド料理店「ケララの風II」におけるランチ・ミールズの食べ方ですね。するとこれが正解、単体だけだと「へー」と思っていた味が混ざり合うことによってとても奥深い味に変化するんですね。
食事のあとはチャイとヨーグルトが出されましたが、いや、このヨーグルトが、兎に角濃い。自家製なんでしょうが微妙に弾力性がある。これ食べてただけでも健康になったような気分がしてきましたよ。ところでヨーグルトの写真食いかけでスマン。
帰りは相方さんと二人、お店の方にタンカの前で写真を撮ってもらいました。暗黒皇帝のハゲ頭とリオのカーニバルみたいなものが見えますがあまり気にしないでください。お店の方ありがとー。
Resham Firiri ネパール＆チベット料理 レッサム フィリリ （HP）
〒108-0074
東京都 港区 高輪2-14-9-101
TEL:03-5789-2557
営業時間
11:00~23:00 (LO22:30)
ランチタイム
月〜金 11:00~14:30
土日祝 11:30~15:00
