南インド料理店ダクシンでバースデー


誕生日前後には相方さんといつもどこかで食事して祝ってもらっているのですが、最近インド映画にはまっているオレは今回迷わず「インド料理食べに行きたい!」とリクエストしました。そして先日出掛けたのが八重洲にある「南インド料理ダクシン」。インド料理はまあまあ食べたことはあるんですが、南インド料理となると初めてだったんですよ。そんなわけでちょっとわくわくしながらお店に入りました。
席に通されると壁には木彫りの像が。斧を持っているのでこれはビシュヌの変身した姿のひとつパラシュラーマ(斧を持つラーマ)かな?お店には他にも形の木彫りが置いてあったので、それぞれがビシュヌのアヴァターラ(化身)なのかもしれません。

なにしろこの日は「南インド料理をあれこれ食べてみたい」と思ってたので、コース料理ではなく単品で幾つか注文してみることにしました。まずスパークリング・ワインのハーフボトルで乾杯し(とても美味しかった)、最初に出てきたのがカリフラワーを揚げてソースで和えた「カリフラワー・マンチュリアン」。揚げてあるのでカリフラワーっぽくないところが面白い。

次に細長く切ったチキンを甘辛く調理した「バンガロールチキン・フレーク」。ソース的には「カリフラワー・マンチュリアン」とかぶっちゃったんですが、これはこれでスパイシーで美味しい。

そしてエビをやはりスパイシーに炒めた「エラ・チェティナード」。これはクミンが効いていてまたしても美味しかった。

やっぱりインド料理店に来たならカレーも食さねば!と、「カッタリカ・カラ・コヤンブ (南インド風なすカレー)」とチャパティを注文。カレーは「南インドタミル地方のなすやスパイスとタマリンドの辛いカレー」ということです。実はチャパティってちゃんと食べたことがなくてちょっと感激しました。

もうそろそろお腹もきつくなってきたんですが、いや、まだまだ南インドを堪能しておらん!と最後に「マトン・ビリヤニ」を。これは「マトンを秘伝の香辛料で混ぜたインド風チャーハン ヨーグルトのサラダ付き」ということなのですが、バスマティ・ライス (長粒米)も実は初体験で、その初めての食感を堪能しました。

そして最後はチャイで〆。こうして泡立つチャイを飲むのも初めてでしたよ。

全体的に、北インド料理とはまた違う、いい意味で洗練されていないとでも言うのでしょうか、野趣溢れる味わいがあるのが楽しかったですね。そしてなによりもスパイスの効き方が違う!辛いのとはまた別のピリッとした刺激に満ちていて、その薬効からでしょうか、途中から頭に変な汁が湧いてきているのを感じました!また行きたいなあ。今回は量的に断念したんですが、今度はドーサも食べてみたい。というわけで相方さん、ご馳走様でした!
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それと、誕生日のプレゼントには靴を買ってもらいました。これ、「コブラヴァンプ」という種類の靴なんですよ。重ね重ねありがとう。