はいっ!またもやFPSですっ!この間『KILLZONE3』の時も書きましたがやっぱりゲームはFPSですね!今回のゲーム『バレットストーム』、『Unreal Tournament』シリーズや『Gears of War』シリーズでおなじみのEpic Gamesと『Painkiller』のPeople Can Flyの製作ですが、どちらもこってり濃いい世界観のFPSを得意としているデベロッパーだけあって、この『バレットストーム』もとっても濃いいユニークなゲームになっております。さらにストーリーはアメコミ『Punisher』を手がけたRick Remender、なおさら濃いいじゃないですか!
お話の方はと言いますと、500年後の未来を舞台に、宇宙の猛者と恐れられる傭兵グレイとサイボーグ兵士イシが未知の惑星で暴れ回るというものなんですな。ところがこのグレイ、猛者というか馬鹿、ルックス自体も実に頭が悪そうですが、単純な思考回路で口から出る言葉はどれも下品、危険が迫っても軽口叩いて「へっへっへっ」とか笑ってるようなタイプのアホアホなタフガイなんですな。そんなグレイの相棒、サイボーグ兵士イシは脳ミソ半分機械になっちゃったせいかどことなく冷淡、グレイの馬鹿話をいつも苦虫噛み潰したような顔でやり過ごしてるんですね。それにゲーム途中から絡んでくるのが女性兵トリシカ、これがキッツイ目つきでキッツイ言葉を吐くキッツイ美人でおまけに性格は凶暴、オレはこのトリシカがすっかり気に入ってしまい、ゲーム途中で手を止めてドスケベ以外の何者でもない視線でゲーム画面のトリシカをねっとりと眺め回していたりしています!わお!変態だね!
そしてこんな彼らにわらわらと襲い掛かってくる敵役がモヒカン頭のヒャッハーッ!な皆さん!とりあえず湧いて出るザコヒャッハー、爆弾持って「ahhhhhhhh!」とか喚きながら突撃してくる赤ヒャッハー、体にすっかり毒が回って緑色になってる緑ヒャッハー、大型火器をぶちかますデブヒャッハー、その他奇抜すぎるファッションが斜め上の方向に素敵なアホアホなヒャッハーが主人公たちに立ち向かいます!さらに巨大兵器や巨大モンスターまでが現れ、戦場はヒャッハーどもの闊歩する殺戮の荒野と化すんですな!文明が滅び去った社会では誰しもがヒャッハー!そう!荒廃した都市を舞台に繰り広げられる戦いを描いたこのゲーム、実はヒャッハー映画ならぬヒャッハーゲームだったんですね!ヒャッハーッ!主人公もアホなら敵さんもアホ!クソマジメーなミリタリーFPS系をあざ笑うかのようなイカレたテイストがナイスでエクセレントなゲーム、それがこの『バレットストーム』なんですな!ヒャッハー!
このゲームのユニークなところはアクションに《キック》とリーシュと呼ばれる《電磁ムチ》が加えられている部分でしょうか。リーシュは遠い場所から相手を手繰り寄せることが出来るんですが、リーシュで手繰り寄せて空中に放り出された相手に銃弾撃ち込んだりさらに蹴りを入れたりと多彩なアクションが楽しめるんです。ただこのリーシュ、最初は万能なんですが中盤から使えない敵が出てきて苦労するんですけどね。それと《スライディング》はボタンさえ連打しとけば何かに引っ掛かるまで延々地面を滑って行ってくれるので移動が楽です!でもこれケツが擦り切れないか心配!ただこういう便利アイテムのあるお陰で逆に敵は固く出来ているから倒すのが大変だったりします。そのへんちょっと難易度が高いかもしれませんが、難易度は5段階に変更できるから大丈夫。オレなんてボスキャラのときだけベリーイージーでやってるヘタレ野郎ですよ!だって溶岩石みたいにカテエんだもん!
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