- 最近フモさんはカンソーブン系ばかりで日記らしい日記を書いていないとごくごく少数(限りなくゼロに近い)の愛読者の方から苦情が寄せられていたので何か日記っぽいものをひねり出そうかと思ったわけである。
- まあねえ。日々是好日と言ってしまえばそれでおしまいの毎日ですよ。
- 良い事も悪い事も、楽しい事もつまんない事も、素敵な事も嫌な事も、それはあれこれあるんですよ。でもそもそも人生なんてそういう振幅のあるものじゃないですか。良い事ばかりいつまでも続きはしませんが、悪い事だっていつまでも続くもんじゃありません。
- 結局これらはシーソーの両端なんです。一旦シーソーから降りて上から眺めてみたら、これらはそもそもそういう仕組みのものであり、いちいち一喜一憂するんじゃなくただ単に「そういうものだ」と受け止めればいいのではないかと思っています。
- ただ一つ問題は、「日々是好日」って本当は「にちにちこれこうにち」と読むんだそうですが、ずっと「ひびこれこうじつ」だとばっかり思っていたことですねえ。ってか「ひびこれこうじつ」で「日々是好日」って普通に変換しやがるんだよ日本語IMEが。
- そんなことを言いつつ今日発売の『TVブロス』読んでたら2009年の運勢ナンてぇのが載っていて、オレの部分見たらなんだか2009年はかなりショボそうなので少々ブルー入っているのであった。
- 言ってる事とやってる事が違うのはこのオレ様の基本である。
- 知った口を利こうとするとボロが出るのでこの話題はおしまいだ!おしまいだったらおしまいなんだ!(逆ギレ)
- だいたいこの話はいつかも書いたな。でも多分誰も覚えてないからまあいいや!
- 昨晩は相方と人間てぇのはエンドルフィンやらドーパミンやらの脳内酵素で条件付けられているもんである、という話をしていた。
- 生きることとは生き物として生存してゆく為にそういった条件付けの範囲の中で取捨選択し続けていくことに過ぎないとも言えるわけだ。
- まあしかしこれはモノも言いようという程度のもので、人は空を飛べないので地べたを歩かなければなりません、と言っているのと変わりない。
- 物理学的に言うなら人もモノも分子で出来ていてそれは原子で出来ていてさらに素粒子があってさらにつきつめていけば空っぽの空間に波動があるだけである*1。勿論、だからと言って人もモノも空っぽの空間にある波動であると言う事は出来ない。
- しかし、「我一閃の波動に過ぎず」と思って生きるのも、またそれはアリかな、などとなんとなく思ってみたりもしている。
- 『つまりこうなんだ結局。人間が塵から作られたことを、諸君はよく考えてみなくちゃいかん。たしかに、元がこれではたかが知れとるし、それを忘れるべきじゃない。しかしだな、そんなみじめな出だしのわりに、人間はまずまずうまくやってきたじゃないか。だから、われわれが今直面しているこのひどい状況も、きっと切り抜けられるというのが、私の個人的信念だ。わかるか?』――フィリップ・K・ディック 『パーマー・エルドリッチの三つの聖痕』
- 人は脳内酵素に条件付けられた動物に過ぎずその真なる姿は波動であり空であり塵である。
- しかし青い空は気持ちを晴れやかにし穏やかな空気は肌を和ませ君の微笑みが心を温かくさせることに変わりは無い。
- だから、それで、十分じゃないか。
- なんか中二っぽい展開になってきたのでそろそろやめる。
*1:かなり大雑把な説明なので鵜呑みにしないように。