《イリアム》前夜祭 / ダン・シモンズの《イリアム》ゲットだぜ!

イリアム (海外SFノヴェルズ)

イリアム (海外SFノヴェルズ)

ダン・シモンズの《エンディミオンの覚醒》以来の長編SF、《イリアム》をゲットしてきました!長かったなあ…。《エンディミオンの覚醒》ハードカバーの初版が1999年11月30日だから、7年も待たされたという事でしょうか。今回の《イリアム》、解説も含めると活字2段組782ページ…。ぶ、分厚いっす…。今物差しで計ったら厚さ5㎝ありました…。ま、《エンディミオンの覚醒》が814ページだったからなんてことは無いけどな(涙)!しかも重い…計ったら重量は20㎏ぐらいあったぞ!(嘘)


しかもこの《イリアム》、これだけでは完結していなくて、続編の《オリュンポス》が後に控えているという話。さらに《イリアム》のさらに20%増しぐらいの厚さになるだろうとか…。こ、怖いよう…。ちょっと気が早いけど刊行時期はどうかな。《ハイペリオン》と《ハイペリオンの没落》は日本では6ヶ月の間を開けて刊行されてたんですよ。《エンディミオン》と《エンディミオンの覚醒》の間は約8ヶ月。だからひょっとして1年以内には《オリュンポス》が読めるかもしれないね。ま。その前に《イリアム》読まないと…。


解説によると今回の物語は3つのパート別れるらしい。

A イリアム 紀元前12世紀頃…トロイア戦争における、人間の軍勢と神々入り乱れての合戦譚
B 地球 いまから数千年後…未来の地球で飼い殺しにされている旧人類の、真理探究の物語
C 火星 いまから数千年後…火星の量子攪乱を調査しにきた、木星系半生物機械の冒険物語

…おおお!よく判んないけれど盛り上がってくるじゃないですか!!


しかしもう喧嘩を売ってるとしか思えないような厚さだよな。売られた喧嘩は買ってやるぜ!これから《イリアム》生活に没入する事になると思います。もちろんこの重くて分厚いハードカバーを電車に中に持ち込んでの読書だ!やろうと思ったら片手でも持てるしな!ハードカバーでエクササイズだ!でもオレ本読むの遅いから、多分読み終わるのは3週間ぐらい後の予定…なもんですから、オレの読書カンソーブンをいつも楽しみにされている方、暫く書評は読めないと思ってください…。スマヌスマヌ。
でわでわ、《イリアム》の世界へ旅立ってきます!