酒と皇軍兵士の日々

火曜日、陸の孤島から生還した後事務所に戻り、やはり異動になった「O」と涙目の目と目が合う。そして2人して無言で相槌を打つ。脛に瑕持つ中年男二人、夜のしじまに向かう先は決まっている。途中で事務所の若いムスメを前方にハケーン
「先輩どうします」「オレに言わせる気か。決まっている。我ら皇軍兵士、撃ちてし止まん!だ。」
という訳で事務所の若いムスメKさんを確保。飲み屋まで拉致。というかKさんは訳が判ってないらしく何故か途中からルンルン状態。まともにKさんと話したのはこれが初めてだったにも拘らず、最後には「Fさん(オレのこと)って面白いヒトだー!」とか言われて握手まで求められる。実はKさんはオレの心の妹Mちゃんの大学の同級生だったりする。なぜかいつも親と子ほど歳の離れたムスメに受けのいいオレ。っていうか例によって珍獣に認定されただけなんですけどね。