2022年:オレ的映画ベストテン!

さて2022年もいよいよ押し迫ってまいりました!というわけで今回はブログ恒例「オレ的映画ベストテン!」の2022年版をお送りしてみたいと思います。今年もあれこれといろんな映画を観てきましたが、栄えある1位に輝くのはどの作品か(もうトップ画像で分かっちゃってるけど)!?あの話題作この問題作は一体何位か!?そもそもこのブログ主はちゃんと映画観てるのか!?とまあ前置きはこのぐらいにしてガンガン行ってみましょう!

 

1位:RRR (監督:S.S.ラージャマウリ 2021年インド映画)

他の作品を大きくぶっちぎり本年度ナンバーワン映画に輝くのはコレ!今年の映画ベストテンを決めようと思った時に、まず『RRR』を試金石として『RRR』より面白かったかどうか?を基準に順位を考えることにしたんですが、「うーん『RRR』より面白かった映画かあ。うーん……もう『RRR』が1位でよくね?」ということで見事に1位です!やっぱりインド映画最強です!もう日本をインドにしてしまえ(by筋肉少女帯)!もうこの『RRR』を観ないで年は越せないよ!?いやまあ来年観てもいいけど!とりあえず観てない人はみんな観よう!

 

2位:アバター:ウェイ・オブ・ウォーター (監督:ジェームズ・キャメロン 2022年アメリカ映画)

続いて第2位は現在絶賛公開中の話題作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』!現在使用できる最高の映像技術を駆使して製作された最高のアトラクション・ムービーです。映画内異世界への徹底的な没入を目的として製作され、その迫真性は他に類を見ない唯一無二のものでしょう。こういった製作の在り方は映画の在り方とか映画の観方とか映画の未来などを考えさせられる作品でもあると思うんですよ。

 

3位:THE BATMAN-ザ・バットマン- (監督:マット・リーブス 2022年アメリカ映画)

はい、「暗~い、長~い」と各所で不評もあったこの作品が第2位です!どこが良かったかって?そりゃ「暗くて長い」からですよ!これからの映画は暗くて長くてナンボ!暗くて長いのサイコー(除く芸術映画)!「映画は90分でまとめなきゃね(キリッ)」なんて言ってるのは20世紀までですね!だいたい『RRR』だって『アバターWoW』だってどれも上映時間3時間前後じゃないっすか!

 

4位:ウエスト・サイド・ストーリー (監督:スティーヴン・スピルバーグ 2021年アメリカ映画)

いやもうスピルバーグがいかに「ガチ」な大監督なのか思い知らされるような渾身の1作でしたね。映画芸術とか映画技法とかオレはちっとも知りませんが、この「撮影技術で殴ってくる」凄まじさにオレは観ていて呆然としてしまいました!古い名作ミュージカルのリメイク作ですが、きちんと今日的であり、同時に普遍的である部分も優れていますよね。

 

5位:エルヴィス (監督:バズ・ラーマン 2022年アメリカ映画)

バズ・ラーマン大好きなんですよオレ!この作品もバズ(呼び捨て)らしいグリッター感覚満載のギラギラでヌメヌメな映像で、観ていて陶然とさせられした!音楽映画としても最高で、エルヴィスに全然興味が無くても(オレがそうでした)全編にみなぎる音楽パワーに圧倒させられること必至でしょう!

 

6位:トップガン マーヴェリック (監督:ジョセフ・コジンスキー 2022年アメリカ映画)

今年の超話題作『トップガン マーヴェリック』は第6位です!トム君が今回も体張って己の存在感をアピールしまくるトムのトムによるトム最高映画でしたね!ジェット戦闘機とか特に興味ないんですがトム君が出てればもうそれでいいんです!好きな映画っていうより勢いに負かされた映画って気がします。

 

7位:グリーン・ナイト (監督:デビッド・ロウリー 2021年アメリカ・カナダ・アイルランド映画

超話題作や有名監督作の次は激シブのダークファンタジー作品『グリーン・ナイト』です。美しく幻想的な映像、鬱蒼とした中世ヨーロッパの舞台設定、因縁に満ちた妖しい物語などなど、オレの大好きなものがたっぷり詰まった文芸作でしたねー。こういったアダルトなファンタジーもきちんと作られるべきだと思いましたよ。

 

8位:ルイス・ウェイン 生涯愛した妻とネコ(監督:ウィル・シャープ 2021年イギリス映画)

妻と猫を心の底から愛した男の数奇な運命と悲哀に満ちた人生を描いたこの作品、いわゆる「異能天才の悲劇」ともいうべき物語でしたね。主演のベネディクト・カンバーバッチがなにしろ最高のハマリ役で、カンバーバッチファンも大満足の名作でした。

 

9位:ブラック・アダム (監督:ジャウム・コレット=セラ 2022年アメリカ映画)

はい、DCEU映画です!ケバい格好した筋肉マッチョが暴れ回りSFXとCGIがこれでもかと踊り狂う単純明快なスーパーヒーロー作品です!こういう作品が入ってないとベストテンは締まりません!というかドウェイン・ジョンソンがなにしろサイコー!

 

10位:ブレット・トレイン (監督:デビッド・リーチ 2022年アメリカ・スペイン・日本映画)

変なニッポン!変なヤクザ!変な殺し屋!変な死に方殺し方!そしていつもなんとなく変なブラッド・ピット!全編変で妙でコソバユイ、ビザールな魅力に満ちた1作『ブレット・トレイン』を第10位ということにして今回のベストテンを〆させてもらいますッ!

その他、記憶に残った作品あれこれ

ベストテンってほどではないんですが、今年観た中でなんだか好きだなあ、気に入ったなあ、という作品をあれこれ並べてみます。

ダウントン・アビー/新たなる時代へ (監督:サイモン・カーティス 2022年イギリス・アメリカ映画)

シン・ウルトラマン (監督:樋口真嗣 2022年日本映画)

犯罪都市 THE ROUNDUP (監督:イ・サンヨン 2022年韓国映画

ザ・ロストシティ (監督:アダム・ニー/アーロン・ニー 2022年アメリカ映画)

ガンパウダー・ミルクシェイク (監督:ナボット・パプシャド 2021年フランス・ドイツ・アメリカ映画)

というわけで「2022年:オレ的映画ベストテン」の終了であります!でわでわ!