かつてFRANCOIS.KやGILLE PETERSONも参加した、Ministry Of SoundレーベルのCD3枚組Mixシリーズ「Masterpiece」に遂に
Andrew Weatherallが参戦。このシリーズはどれもクオリティが高いが、ここで聴ける
Andrew WeatherallのMixは3枚組全篇を通してゴリゴリのミディアム・テンポ攻めで、有無を言わせずどっしり着実にのせて行くその手腕はあたかも重戦車の走行を見せられているかのよう。
《試聴》
■We Are Screen / Screen
The OrbのAlex Patersonが結成したエレクトリック・ダブ&レゲエ・プロジェクト。もともと
The Orbはダブ色が強かったからこれは必然の帰結。しかしなんだ、
Andrew WeatherallのMasterpieceでも思ったがオッサンは早いリズムよりもこういうどっしり系がやっぱり落ち着いて来るんだよな。
ルイ・アームストロングで知られる「What a Wonderful World」のダブ・カヴァーもいけますぜ。
《試聴》
■Galaxy Garden / Lone
R&Sよりリリースされた
ノッティンガムを中心に活動するDJ、Loneのアルバム。デトロイ
ティッシュなテイストという触れ込みだが聴いてみるとこれはなななんと808STATEの「Pacific State」の高揚感をアルバム一枚フルに展開したバレアリック・サウンドではないですか!
《試聴》
■Silent / Glenn Underground
シカゴ・ディープハウスの重鎮Glenn Undergroundのニューアルバム。アフロ&ジャジーなコードをハウス展開したブラックな曲が並ぶ。ちょっと整頓された音過ぎてあまり好みではなかったが…。
《試聴》
「おお、
マイブラなつかしー」と思って聴いたリマスターEP集だが、やっぱりオレ、もうロック聴く耳していないらしくあまり楽しめなかったのであった。もちろんエレクトロサウンドではございません。