最近聴いたCD / DJ Yellow,A.mochi,DJ Nobu,David Rodigan,Virgo,Ostgut-Ton,Shackleton

■Fuenf / V.A.

Funf

Funf

ベルリンテクノOSTGUT-TONレーベル5周年コンピ2枚組です。OSTGUT-TONレーベルは今までそれほど意識して聴いた事が無かったのですが、このアルバムは素晴らしい!非常な硬質な音のせめぎ合う極上のテクノナンバーが並んでるじゃないですか!どの曲も「カツーン!カツーン!ガンガンガンガン!メリメリメリメリ!」とかなんとか金属的な衝突音打撃音擦過音に満ち満ちて気持よさ過ぎる!実は昨年暮購入したのですが、昨年度聴いたテクノ・アルバムの中でも1,2を争う出来栄えなんじゃないかと思います。 《試聴》

 

■Primordial Soup / A.Mochi

PRIMORDIAL SOUP

PRIMORDIAL SOUP

日本人DJって今まであんまり聴いてこなかったんですがこのA.Mochiにはヤラレました。Len Fakiに見出されBerghainのレジデントDJも務めるというおそろしく実力派のDJだったんですね。こちらもRichie Hawtinあたりを思わせる非常に硬質なミニマル・ハード・テクノが展開し、高いクオリティの音を聴くことが出来ます。どの曲も最後がブツッて切れちゃうところなんかフロア・ユーズな作りだなあ。 《試聴》

■0n / DJ Nobu

ON

ON

日本人DJナメてましたスイマセン第2弾。DJ Nobuは千葉を活動の中心とするDJだということですが、実力を認められBerghainでもプレイ済み、これからの活躍が実に楽しみなDJですね。このアルバムはDJ Nobuが「凄い」を意識して製作したというMixCDなんですが、中盤までのダーク&ヘヴィさ、そして後半からのスペイシーな盛り上がりが実にツボにはまって何度も聴いています。 《試聴》

■Alienation / DJ Yellow

Alienation

Alienation

DJ Yellowはフランスを中心に活動しているDJということなんですが、最初結構昔にいたハウス・ユニットYellowと勘違いしてました。ディープ・テック・ハウスものですが、バラエティに富みつつどの曲も高レベルなとても充実したアルバムに仕上がっていて聴き応えがありました。
《試聴》

■Virgo / Virgo

VIRGO (Limited Edition)

VIRGO (Limited Edition)

シカゴアシッドハウス「VIRGO 」(1989年発表)のリイシュー盤です。名前は知らなかったんですがCDを聴いてみたら「おおあれか!」とか「おおこれか!」とか以前どこかで聴いたことのある曲が並んでいてちょっと嬉しかったです。20年以上前のリリース作ですが無骨さとリリカルさの同居したシカゴアシッドハウスの素晴らしい部分がつまった好アルバムです。 《試聴》

■Fabriclive 54 / David Rodigan

Fabriclive 54: David Rodigan

Fabriclive 54: David Rodigan

Fabricliveの54番は今回は真正面からずっぽりレゲエMix!DAVID RODIGANはイギリスの相当年季の入ったラジオDJで、レゲエ・ダンスホールセレクターとして有名な方なのだそうです。下のYouTubeの映像見てもらえると分かると思いますが普通のいいオッサンで、なんだかそんな所がかっこよかったりしますね。 《試聴》

■Fabric55 / Shackleton

Fabric 55 Shackleton

Fabric 55 Shackleton

そしてこちらはFabricの55番、ダブステップのShackleton。中東音階風の怪しい音が現れては消えてゆくダーク&ディープな音が展開しておりこれがまた気持ちいい。音の質がとても呪術的&催眠的なんだよね。音源は全てShackletonによるもので、未発表曲14曲とかつてSkull Discoでリリースしたものが含まれています。《試聴》