すぷらった!ばけらった!〜ゲーム『SPLATTER HOUSE (スプラッターハウス)』 (Xbox360) (PS3)


すぷらった!ばけらった!…というわけでゲーム『スプラッターハウス』である。ちなみにO次郎とは何の関係もない。もともとこのゲーム、1988年にリリースされた横スクロールタイプのアーケードゲームで、その後コンシューマー機に移植され人気を博したが、実のところオレは触ったことがない。…実は横スクロールアクションが大の苦手なのである…。しかし今回、Xbox360PS3で3Dアクションとして蘇り、いちスプラッター映画ファンとしても「これはやらねばっ!」と例のごとく無分別に逆上し、終わってないゲームが泣きたいほどあるのに(ホント泣きそうです…)後先考えず入手することにしたわけだ。しかしこのゲーム、実は日本版の発売が決まっていない。今噂の不浄都条例さえ吹き飛びそうなあまりの血みどろぐちゃどろ残酷表現に、販売会社もおしっこちびって成層圏の彼方に逃げ出したのに違いない(…まさか出来が悪すぎて販売見合わせただけだったりとかじゃないよな…)。そんならと輸入版を購入、それ以来毎日毎日ビシャッ!グチョッ!ドロドロッ!と楽しくスプラッタしまくっているというわけなのである。

くどうようだがまあなにしろスプラッタなので血みどろぐちゃどろの度合いがハンパ無い。モンスター相手に血!殺戮!肉体破壊!飛び散る肉片!をこれでもかと繰り広げるのである。しかしオレホント殺戮ゲーム好きだよなあ…なんなんだろうなあ…と考えるに単に赤い色を見ると興奮するからだけだと思います!あと焼肉とか生肉刺身とか好きだからね!多分その程度の理由っすよ!やっぱ肉いいよねえ肉!ああまたナマニクさん生肉食いに行きてえ!ってそんな話はどうでもよくて、ゲーム画面が常に血みどろの『スプラッターハウス』なのである。なにしろブッ殺したモンスターの流血量を経験値として溜め、スキルとかアビリティを獲得して(関係ないですがスキルとアビリティの違いがよく分かってないです)、パワーアップしてゆくのだ。この流血ポイント、ゲームオーバーになっても繰り越してくれるので、ちょっと腕が悪くても同じステージで何度もやられながら流血ポイントを溜め、強くなることが出来るのだ。この辺、オレのようなアクション下手糞なゲーマーの救済手段となっているところがいい。さらにヒットポイントが少なくなっても相手のライフを奪うスキルというのがあるから、これを発動すれば難所でも意外と楽に乗り越えられたり出来るのだ。

ただこのゲーム、オリジナルの味わいを残したかったのか、3Dアクションのくせして時折横スクロールステージが挿入されるのだ。これがオレにとってはムズくて鬱陶しい!意外と力押しでクリアできる3Dステージと違い、横スクロールステージが現れるたびに死にまくりコンティニューしまくりなのだ。いや、大抵のゲーマーの方ならボーナスステージかよと思っちゃうぐらい楽々乗り越えられるステージだとは思うんだけど、なにしろ現実において学習能力皆無のオレはゲームにおいてもやっぱり学習能力皆無、横スクロールなんて殆ど反射神経と記憶力なのだが、その記憶力が欠如しているばっかりに何度やってもうまくいかない!横スクロールキライ!そしてこの『スプラッターハウス』、ロード時間が長い!ロードしている間はツイッター眺めてついでにツイートまでできそうだ!いくら無限コンティニューだとはいえ、このロード時間はやる気を無くさせる!それなんで、ちょっとはロード時間短くなるかもと実はXbox360購入してから初めてゲームをハードディスクにコピーしましたよ。まあそれでロードは最初より短くなりましたがね、それはあくまでも最初よりはの話であって、やっぱり長いっちゃあ長いんですけどね…。それと実績解除すると昔の『スプラッターハウス』1〜3が出来るようになるのでファンの人には嬉しいかも。


Splatter House (輸入版)

Splatter House (輸入版)

Splatter House (輸入版:北米)

Splatter House (輸入版:北米)