25日のお昼は相方さんと一緒に千葉まで美術展を見に行ってました。そもそも千葉方面って行く用事が全く無いのでほとんど小旅行な気分です。千葉駅までがとっても新鮮だったのでパチリと撮影。
お昼ごはんどうしよう?ということになり千葉なら魚介類とか豊富かも!ということで駅前をぶらっと回って海鮮丼の店を見つけ腹ごしらえ。このお店、自分で魚を焼いたりも出来るらしく魚を焼く美味しそうな匂いがただよっていて、しまった、こっちにすればよかった!と思ったり。
駅から美術館まではたいした距離じゃなかったんですが、千葉駅前にはモノレールが走ってる!ということを知り、たった数区間ですが乗って来ました。なんか線路だけの変な写真を撮ってしまいました。
そして千葉市美術館に到着。ここ、市役所と一緒になった美術館なんですね。ここで開催されている《田中一村 新たなる全貌展》がこの日のお目当て。
田中一村(たなか いっそん、1908年7月22日-1977年9月11日)は一言で言えば日本画の繊細な技法でゴーギャンを思わせる艶かしい花鳥画を描いていた人で、代表作の多くは生前住んでいた奄美大島の自然を題材にしたものです。非常に幻想的なその筆致は、南国のむせ返るような自然を描いているにもかかわらずどこかひんやりとした空気感を感じさせるもので、青空よりも曇り空、ビビッドさよりも抑えた色使い、しかも緑濃い植生をあえてモノトーンで描くなどの作風が、どこかこの作家の孤独さと穏やかな心優しさを伺わせるような気がします。生前も不遇であり孤高の人生を歩んでいたようですが、没後に注目を集め、脚光を浴びたようです。まあ実際はオレの相方さんが好きな画家ということで付いて行ったんですが、相方さんよりもオレの方がしげしげと見入っていました。
■田中一村 新たなる全貌|2010年度 展覧会スケジュール|千葉市美術館
- 作者: 田中一村,中野惇夫,大矢鞆音,NHK出版
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 2001/10
- メディア: 大型本
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