7日土曜日は、相方さんと一緒に「第52回いたばし花火大会」を観に行きました。
この日は関東のあちこちで花火大会が開催されていたのに、なんで横浜近辺に住んでるオレと相方さんが板橋くんだりまで出かけたかというと、花火を扱ったレジャー雑誌で見た「日本最高峰の花火師たちによる"芸術玉"が登場する実力派の大会」っていうのに惹かれたんですね。
荒川両岸で約11000発を打ち上げる、東京都内屈指の半日大会。いたばし花火大会は、650発のスターマインに始まり、全長500mの大ナイアガラ、ほか最高峰の花火師10人が集う"芸術玉"の競演が見られる高レベルな大会。また、尺玉とラストを飾るウルトラスターマインに注目が集まる戸田橋花火大会も見どころ満載だ。実力派の2つの大会を同時に鑑賞できる贅沢な時間を楽しもう。(夏ぴあ)
花火会場は荒川河川敷で行われるのですが、JR山手線をぐるっと回って巣鴨で降り、都営三田線に乗り換えて西台駅で下車、さらに会場まで徒歩30分。そんなもんですからたどり着くまでが大変でしたが、会場に近づくにつれ気分も盛り上がってきます。しばらく暑い日が続いていたけれど、川沿いということもあって風もさわやか。もちろん天気も申し分なく、絶好の花火日和でしたね。この日は有料の指定席もとってあったので場所取りを気にすることもなく会場に入りました。
来る道々屋台でつまみを買い、長蛇の列になっていたトイレで用も済ませ、いざビールを買いに、と思ったらここも長蛇の列だったので、会場をもう一回出て、走って外の屋台でビールを調達。これがまた屋台料金の高いビールで…。途中のコンビニで買っておけば良かったなあ、とちょっと反省。そして相方さんの待つ席までまた走って戻り、ゼイゼイ言いながらビールで乾杯。花火の始まる7時10分を待ちます。
そしていよいよ、ドッカーン!
打ち上げ場所から結構近いせいで、花火はほとんど真上を見上げるような位置に見えました。おかげで首が痛くなった!それにしても去年も何回か花火大会に出かけましたが、ここの花火は噂通り格が違う!なにしろ花火の打ち上げるテンポがいい!出し惜しみしない上に「どの花火とどの花火をどのタイミングでどう上げると映えるのか」をよく知っている!矢継ぎ早で息をもつかせぬそのテンポは、文字通り「気前がいい!」江戸っ子の花火なんだなあ、と根拠も無く勝手に思っちゃいました!でもその代わり、あまりに連発しまくるんで途中ちょっと疲れた…。
そしてクライマックスは全長500mのナイアガラ!あまりに長くて見てて笑ってしまうほど!
さらにエンディングは1018発のスターマインを打ち上げまくる大盤振る舞い!いやこれは本当に凄かった!9時近くに花火大会は終わりましたが、オレも相方さんも大満足でした。本当に気前のいい花火大会だった!
しかし問題は帰り道、花火大会名物の大混雑。ぶらぶらと1時間ぐらい彷徨って駅に着き、それから電車の時間を見たら乗り換えの接続時間があまりにもタイト。こりゃヤヴァイと思い、クタクタだったのにもかかわらず、相方さんと駅から駅へ、ホームからホームへと猛ダッシュの連続。そして最後はタクシーに乗って、それでも部屋にたどり着いたのが11時過ぎ…。クーラーつけてシャワー浴びて、もう一回ビール飲み直し、「あー今日はやり遂げた!」と妙な満足感と共にぐっすり眠りました。