怪しいはてダ隊:第一回チキチキ・山手線の真ん中あたりで絵本とマタタビをはむはむしながら「酒飲ませろ」と叫ぶ会!


先日はネットの知り合い同士が適当に集まってダラダラ飲んではホゲッとし合うという恐るべきお気楽グループ《怪しいはてダ隊》の定例会が賑々しく開催されたのである。
今回の会場は「山手線の内側あたりで飲んでみよう」という漠然としたコンセプトのもと、特に深く考えることも無くなんとなく選んだお店、四谷三丁目にあるチェコ料理 だあしゑんか》。お店の特色はHPによると《店内いっぱいに『チェコの絵本』を置き、静かなひと時を過ごしたい方から、大人数で美味しいビール・チェコ料理を堪能したい方まで幅広く対応いたします。ウォッカ・薬草酒などヨーロッパの珍しいお酒も多数取り揃えています。》ということらしい。
チェコ料理。ビール、ウォッカ、薬草酒。そしてチェコの絵本。なにやら楽しげではないか。という訳でこの日、えいみさん、ぱせよさん、レイジーさん、ドラドラさん、灸洞さん、オレ、という総勢6名がアルコールの匂いに目を血走らせながら四谷三丁目に終結したのであった。
お店はテーブル席7、カウンター席4というこじんまりとした造りであり、溌剌としたお兄さんお二人がお店を切り盛りしていたのであった。我々6名は席に着くと、珍しいチェコの絵本には目もくれることなく「酒だ!酒を飲ますんだ!あとチェコ料理な!そこんとこヨロシク!」と早くもヒートアップ状態である。
この日もいろいろ飲み食いしたが、チェコ料理は"ヨーロッパの素朴な田舎料理"といった風情で、特筆すべきものはないがそれでもなかなか珍しいものが多かった。という訳でこの日食した料理や酒などを以下に載せておくのである。

ザウアークラウトとカマンベールチーズのマリネ

ザウアークラウトは自家製なのであろう、瓶詰めで売ってるようなものよりも新鮮であった。カマンベールチーズのマリネはトロッとしたカマンベールチーズがさらにマリネになりトロトロになっているんである。
 

◆ロシア風トマトサラダとにんじんのコンフィ

トマトサラダはドレッシングを使わない塩味だけのシンプルなもの。"コンフィ"とは「低温の油で長時間加熱したものを焼いた」料理であるらしい。にんじんが甘かった。
 

◆ブランボラーク(マジョラムとにんにくが効いたチェコ風「じゃがいものパンケーキ」)

日本で言うところの「大根もち」のような料理であったな。これはこれでヨーロッパっぽくて面白い料理であった。

モラヴィアローストポークとソーセージのピクルス

ローストポークはいうなれば豚の角煮のようなものであろうか。ソーセージのピクルスは「なぜわざわざソーセージをピクルスに!?」という奇妙な食いモンであった。あちらの人は酢漬けが好きなんだろなあ。
 

リトアニア風冷製ボルシチ

「ビーツの赤とヨーグルトの白で鮮やかなピンク色の冷製スープ」である。ボルシチというと肉や野菜をトマトスープで煮たものと思っていたが、正しくはこのようなテーブルビートを使うものなのらしい。具材はキュウリや香草、それとゆで卵、他。なにしろ綺麗なピンク色の冷製スープというのが珍しかった。

◆酒もあれこれ飲んだのだ。

珍しいロシアやチェコのビールをあれこれ。さらにウォッカに薬草ブランデーなども試してみた。アルコールの沁みた角砂糖に火をつけた後混ぜて飲む《アブサンボヘミア風》が楽しかったな。
 
 

そんな訳でチェコ料理と珍しい酒で盛り上がり、山手線の真ん中あたりの夜は我々はてダ隊の怪しい会話で怪しく更けて行ったのであった。皆さんお疲れ様でした!

チェコ料理 だあしゑんか


住所:〒160-0006 東京都新宿区舟町7 田島ビル201
電話:03-5269-6151
アクセス:地下鉄丸ノ内線四谷三丁目駅 2番出口 徒歩2分
HP:http://dasenka.jpn.org/bar/index.shtml
ぐるなびhttp://r.gnavi.co.jp/e199000/