- 作者: 久住昌之
- 出版社/メーカー: 晋遊舎
- 発売日: 2009/01/24
- メディア: 単行本
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なんかこう食べてみて「ああああ失敗した!」という悔しい結果に終わることがホントに嫌で。ちょっと外に出掛けて腹が減ってきて、それであちこちの定食屋なりファーストフード・チェーンの店前をぐるぐる回ってみるんですが、結局「もういいや!」と諦めて家に帰って酒飲んじゃうとかしょっちゅうですねえ。いい歳こいた大人が何やってるんですかねえ。恥ずかしがり屋さんなのかしらん。ポッ。
あとオレの変なところは、初めての店に入るのが嫌なばっかりに、一回入って「こりゃ相当不味い」と思った店にまた入っちゃう、なんてことをする所ですね。とりあえず不味いということは分かっているので、少なくとも失望することはない、という訳の分からない論理なんですな。で、そこでメシ食って「ああ、やっぱり不味かった」と文句言いながら帰ってくると。ホントもう、アホかと。バカかと。
そんなオレと久住さんの決定的に違う所は、久住さんは入った店でそこのおかみさんなりお客さんなりとコミニュケーションして楽しんで帰ってくることですね。オレなんかいつでもどこでも「絶対オレに話しかけんなオーラ」出しまくって、たまさかそれに気付かない誰かがTV観ながら野球がどうとか政治がこうとか話しかけて来ようもんなら、眉間に皺寄せながら相手の方も見ずに「はん?」とかぞんざいに返事してますよ。全く何やってんだか・・・。