マザー・グース

妹がまだ小学生だった頃にマザー・グースの絵本を買ってあげた事がある。ハンプティ・ダンプティがお気に入りだったようだ。
マザー・グースって英語で読むと韻律というか言葉のリズムを楽しむものだということが分かる。だから逆に意味ってそんなになくてナンセンスなものだと思うんですけどね。声に出して読みたいなんちゃら、って本が流行りましたが、マザー・グースは英文で声に出して読むと気持ち良いと思う。
そういえばこの間の夏、何年かぶりに逢った妹が、オレの送った絵本の事をまだよく憶えてくれてて、あの絵本はとても楽しかった、と言ってくれた。「《フェル先生、あなたが嫌いです!》《誰が殺したクックロビン!》全然意味わかんないんだもの!」そういう楽しみ方もあるのか。