デザインフェスタ Vol.19 2004/東京ビッグサイト

デザインフェスタ Vol.19 2004 HP : http://www.designfesta.com/index.html
会社の美術好きK嬢から教えられてデザインフェスタなるアートイベントに。イラストや洋服や小物などなどがメインでしたね。ざっと見たけど「大きめのフリーマーケット」って感じで、一個一個の出展はなんだかこじんまりしてたなあ。なんかこう、もっとハチャメチャなもの・ビックリするもの・訳の判んないもの・爆発してるものを期待してたんですよ。これは出展者に割り振られてるスペースの問題で、あまりデカクて目を引くものを置けないこともあるんでしょう。会場自体の演出もまるでないし。アレだけの数あると目立つのって難しいよなー確かに。きっと愛を持って一個一個チェックするべきだったんでしょう。
オレ的に目を引いたのは、何故かゴスロリ系、コスプレ系の人たちですね。それにしてもオレ、ゴスロリ好きだったのかぁ〜〜〜!!魅入ってたもんなあ…。なんか新たな自分を発見したような気が…。
イラストでは丁寧な線を描く方の絵が好みでした。絵柄が保守的なものでも、丁寧なものにはきちんと接したくなっちゃいます。あと色彩はオレはビビッドな色を使った作品が基本的に好きでした。今回のデザインフェスタの出展者の方の作品はスモーキーで中間色、暗色っぽい色が多くて、こういうのは流行なのかなあ。ただ、日本の伝統色的な中間色は好きなんですよ。日本的色彩はマットになっちゃいますが、組み合わせれば実に厚みのある色彩感覚を楽しめるんですね。(この辺参照:色彩王国 日本の色/http://www.educe.ne.jp/color/ )それと、あまりコンピュータを使ったものは多くなかったですね。基本的にみんな手書きだったな。
それと金属を使ったオブジェの出展がありましたが、これは他にこのジャンルがなかったせいか目を引いたし、面白かったですね。なんかこう、「どうやって目を引くか」っていうのもこういう所だと大切なんじゃないかと思いましたね。
あと一人、「コイツ面白い」ってヤツ見つけたよ。その名は『オレパンダー』。なんと形容していいのか、パンダを改造してショッカーの怪人にしたようなコスプレしてるのね。で、顔は白塗りで、目のところはパンダ風に黒く塗ってあって、さらに髪の毛は全部剃っちゃってこれも白塗りで、吸盤でパンダ耳付けてんの。出展物もコイツのキャラクターのTシャツとかベビーウェアなの。あと何故かセーラー服着た円谷怪獣のフィギュアとかさ。かなり個性強くて面白かったな。調べたら名古屋の芸人さんらしく、この手のアート系のフェスティバルにはよく参加してるみたい。トップの写真はこの人だよ。怪しいだろ!(穿いてるの紙オムツなんだって…)
オレパンダーHP:http://www3.to/orepandar
・動いて喋っているオレパンダーhttp://www.designfesta.com/01_jp/00_df/vol18/dftv/movie/a010.wvx
http://www.hisa935.com/gallery/chodoro/chodorokei-koho.html
余談ですが実はオレ、若かりし頃は美術学校なるものに行ってたことがあるんですよ。いろいろあって辞めちゃったんですが。実は今日のデザインフェスタ観てたら「もうちょっとがんばってたらオレもこの位は行けてたかも」とか心の中でちょっと負け惜しみしてましたね。本当は才能もなかったんですけどね。あきらめの悪いやつですよね。もうかなり昔のことだからいい加減忘れろよオレ。とか、ちょっとトラウマも呼び覚ますデザインフェスタであった。あとK嬢と行けなかったことも悔やまれるデザインフェスタでもあるのであった。