水曜どうでしょうDVD第24弾「ユーコン川160キロ〜地獄の6日間〜」


水曜どうでしょうDVD第24弾」は「ユーコン川160キロ〜地獄の6日間〜」となる。内容はタイトル通りユーコン川160キロを6日かけてカヌーで川下りする、というもの。アウトドアの「ア」の字も興味ないいつものメンバーは「カヌーで川下り」と聞いて既に戦慄している。当然夕方になると岸に上がって夕食&睡眠はとるし、お昼もランチということで岸に上がるのだが、それでもなにしろ6日間、延々カヌーを漕ぎ続けるのだ。ユーコン川自体は穏やかな流れの川で、実のところ素人なメンバーがカヌーに乗っていても危険性は無さそうにしか見えないのだが、なにしろ延々カヌーという部分がツライ。「地獄の6日間」というのは死と隣り合わせの危険な6日間というのでは全くなく、むしろ毎日毎日ず〜っとカヌーを漕ぎ続けるというシンドサがまさに「地獄」ということなのである。
ただ今回の「ユーコン川」、いつものチャレンジ物と比べて休憩時間以外水から上がれない、水上なのであまりふざけたこともできない、そしていつもの余計な道草ができない、さらに6日間のロケーションの中ユーコン川河畔の景色がまるで変わり映えしない、といった点で若干見劣りする部分が出てしまう。それを補うのが陸上の休憩&夕食とテント就寝時間でのおふざけである。今回はシェフ大泉が例によってしょうもない料理を作ってくれるのがまず楽しい。そしてずっと随伴するカナダ人ガイドと日本人現地コーディネーターとの掛け合いがまた可笑しい。もちろん藤村ディレクターと大泉君のいつもの口汚い罵り合いの様は安定の面白さだ。どちらにしろいつものダラダラ&グダグダの展開だ。「水曜どうでしょう」はダラダラでグダグダ。これが鉄板の基本である。
それと併せ、今回最も特異なロケーションとなったのは【白夜】の存在である。収録時期のカナダ北西部は白夜に当たっていたようで、だから深夜になってもずっと外は明るいまま、これが今回の「どうでしょう」に不思議な雰囲気を加味することになった。
購入はHTB Online Shopで。というか…DVD第23弾を買い洩らしていたことを今やっと知ったのだが…。これホント発売時期分かるようにできないものか…。