最近聴いたエレクトロニック・ミュージック / Minus、Pinch/Mumdance、Scuba、Bleep Sampler、Wen、Anushka、Dave Aju、Fhloston Paradigm、Dalhous

◆Enter Ibiza 2014 / Bella Sarris/Apollonia/Matador/Matthew Hawtin/Various

Enter Ibiza 2014

Enter Ibiza 2014

Richie Hawtin率いるMinusクルーがDJとなりサマーシーズンのイビザで開催される「ENTER.」。4枚組になる本作はENTER.の各フロアを表現するコンセプトになっている。4組のレジデントDJはBella Sarris、Apollonia、Matador、Matthew Hawtinが務め、Minusらしいミニマル・テクノをプレイする。 《試聴》
http://www.youtube.com/watch?v=aJVium0-Xjw:movie:W300

◆Pinch B2B Mumdance / Pinch/Mumdance/Various

Pinch B2b Mumdance

Pinch B2b Mumdance

ブリストルのベース・ミュージック・プロデューサーPinchと若手DJ・Mumdanceがタッグを組み、バック・トゥ・バック形式(2人で左右のターンテーブルを交互に担当)でMixしたアルバム。ポスト・ベース、テクノ、ロウ・ハウス、インダストリアルなど先鋭的なダンス・ナンバーがソリッドかつアグレッシブに展開する様はスリリング。今回のお勧め。 《試聴》
http://www.youtube.com/watch?v=B4AAAkW1xYA:movie:W300

◆Update / Scuba

Update

Update

ベース・ミュージック・プロデューサーScubaが2013年暮れにリリースしたアルバム。テクノとベース・ミュージックのクロスオーバーを推し進め、メロディックダブステップ、ダークなインダストリアルなどバラエティーに富んだ1枚。 《試聴》
http://www.youtube.com/watch?v=VrwTgI9jZEQ:movie:W300

Bleep 2014 Mid-Year Sampler / V.A.


音楽配信サイトBleepが2014年中期までの要注目最新型エレクトロニック・アルバム10枚から1曲づつ曲を厳選したコンピレーション。バラエティに富みつつ、Bleepらしいエクスペリメンタルなトーンは統一されている。これをガイドに各アルバムを聴いてみるといいかも。 《試聴》
https://www.youtube.com/watch?v=3KcOZ2qHz5g:MOVIE:W300

◆Signals / Wen

Signals

Signals

ベース・ミュージック/グライムを軸としながらアブストラクトな音響世界を構築する新鋭Wenのデビュー・アルバム。ダークでヘヴィーな音にシリアスなヴォーカルが被る。 《試聴》
http://www.youtube.com/watch?v=37kiaH09GhU:movie:W300

◆Broken Circuit / Anushka

Broken Circuit

Broken Circuit

Gilles Petersonに見出されたUKのダンス・ポップ・デュオAnushkaのデビュー・アルバム。エレクトロニックな音をバックにソウルフルなヴォーカルが歌い上げるという組み合わせ。 《試聴》
http://www.youtube.com/watch?v=ZzOpUXBjeLI:movie:W300

◆Black Frames / Dave Aju

Black Frames

Black Frames

サンフランシスコ出身のプロデューサー/DJ、Dave Ajuの2年振りとなるサード・アルバム。ハウス/ソウル/ヒップホップを自在に組み合わせたファンキーな音造り。 《試聴》
http://www.youtube.com/watch?v=2p-e6BWhWJQ:movie:W300

◆The Phoenix / Fhloston Paradigm

The Phoenix [帯解説 / Hyperdubマグネット付 /国内仕様輸入盤] (BRHD022)

The Phoenix [帯解説 / Hyperdubマグネット付 /国内仕様輸入盤] (BRHD022)

名門ベース・ミュージック・レーベルHyperdubからリリースされたFhloston Paradigmの1st、なんとこれ20年のキャリアを持つレジェンダリー・ハウス・プロデューサー、King Brittによる別名義ユニットだとか。どおりでエレクトロニカ音の狭間にこなれたハウスのセンスを感じると思ったなあ。ベテラン・プロデューサーによるディープ・エレクトロニック/アンビエント・ワールド、お勧めです。 《試聴》
https://www.youtube.com/watch?v=WqjL6Ebfz5E:MOVIE:W300

◆Will to Be Well / Dalhous

Will to Be Well

Will to Be Well

そのレーベル名通り暗黒のインダストリアル・テクノを展開するBLACKEST EVER BLACKレーベルからリリースされたスコットランド出身、Dalhousの2nd。ただし今作ではダーク展開は鳴りを潜め、むしろメランコリックなアブストラクト・アンビエント路線を推し進めている。 《試聴》
http://www.youtube.com/watch?v=MBwD_Qh9dAs:movie:W300