リアル”無頼派”

さて、と。

昨日は久々に会社早く終わって、部屋に帰るがメシ食ってすぐ寝てしまったオレであった。(ここで注意したいのは、木造モルタル築30年のアパートに住む清貧の窮みを尽くしたオレにとって、自分の帰る所は”家”ではなく”部屋”なのである。いつも文章を書くときには微妙に注意している)

あんまり早く寝たので、早朝4時に目を覚まし、また寝るのも勿体無いし、どうしようかなあ、と思ったオレは、取り合えず酒を飲むことにしたのである。

まあごく平凡な、ありきたりな、社会底辺の業種で日銭を稼ぐ、さもしい給与所得者の、大雑把に表現するところの”サラリーマン”である人間が、普通に仕事のある平日の朝4時から酒を飲んでいるということは、常識的にはあり得えないのだろうが、この「メモリの藻屑」とかいう零細ブログを自転車操業している、自称”無頼派”の【フモ】とかいう人間にとっては、それは、《あり》なのである。

出社の為に部屋を出るのはは朝6時20分。そして6時36分の電車に乗り、6時55分には会社の最寄の駅に到着する。7時開店の喫茶店に入り、7時15分にそこを出て、会社に7時25分にタイムカードを押す。そして実際仕事が始まるのは8時15分なのである。そこから逆算すれば、4時から酒を飲んでも、仕事を始めるまで悠々4時間の間があるのである。

そういうわけで、酒を買おうと早朝のコンビニに入ると、店員は奥で眠っているらしく、なかなか出てこない。眠っている店員には悪いことをしたが、取り合えずビールを5本ばかりとつまみを買い、部屋に戻る。そしてビールを空けながら、大昔(といっても1980年代だが)のATG映画のDVDを観ながらまったりと酒を空ける。

そして今6時を過ぎて、もうこれから会社に行く時間だ。やはりまだ酔っ払っているが、駅前の喫茶店で強いコーヒーでも飲めばなんとかなるだろう。基本的に、オレはこういう無茶苦茶な人間なのである。ただ、自分で言うのもなんだが、それでも仕事は出来るのだ。つまらん仕事だがな。

時間だ。では、行って来ます。