そして朝は朝で

と言うわけで今日はいつになくよく眠ったのだが、眠りすぎて逆に起きれなくなってしまったのであった。
だから目が覚めたのは出社時間ギリギリ、慌ててアパートを飛び出し、駅まで全力疾走したのだ。
ただオレの場合、”疾走”などという勢いのある走り方など出来るわけがない。
しかも”全力”などといっても基本的に体力がないので、「3秒程度思いっきり無理して走ってはみたものの、すぐ嫌になってあとは有るか無きかの慣性でダラダラ足を前に出している」程度の走りであったのが現実である。
だから傍から見れば「フンボルトペンギンがペタペタと駆け足している」という程度の走り方に見えたことであろう。
ただここで問題なのはペンギンほど可愛くない、いやむしろむさ苦しい、見苦しい、という事実である。
それでも7分の距離を5分で走ったのでオレとしては良くやった、と思っている。頑張ったじゃないかオレ、やったじゃないかオレ。
そういう訳で電車には間に合ったのだが。
しかし。
滅多に走ったことなどないオレ、その後足が攣って痛いのである。
今現在左足をびっこ引いてるんである。
やりなれないことはするもんじゃないなあ、と思うのと同時に、日頃の運動不足が祟ったなあ、とはまるで思わないオレなのであった。
いや、ほら、歳だから、歳。(全て歳のせいに…)