その3:取り合えず食事

函館駅ロータリーから目的地へのローカルバスの時間はPM6時40分。時間が空いてるので取り合えず食事。「北海道ならラーメンだろ」というその辺の観光客と同じ紋切り型の理由でラーメン屋を探し、見つけた店で味噌ラーメンを注文。北海道は味噌ラーメンですよ皆さん。もやしたっぷりが基本なんですよ。東京の人間と以前話したとき、「味噌ラーメンって味噌汁にラーメン入れてるみたいで薄気味悪い」とか言われたことがあるが、オレにとっては味噌ラーメンこそが北海道的ソウル・フード*1なのである。
まあ味はたいしたことなかったけど。というか、北海道のラーメンの麺の基本は縮れ麺だろ!普通の柳麺使ってる味噌ラーメンはペケだ!
ところでこの店で、オレも知らない名前の北海道メニュー(?)を発見。ちょっと書き出してみるね。
「ザリジ」:豚肉のから揚げ。(鶏肉のから揚げを「ザンギ」っていうのは北海道では一般的)「クローヨー」:酢豚。「フヨーハイ」:かに玉。いったい何語だ?
あと駅ビルにはTVドラマ「新撰組」にあやかってか「土方歳三ラーメン」というのがあった。食わなかったが。どういうラーメンなのか気になる。で、ググッたらこんなものが。http://www1.yapeus.com/users/natsukisan/?page=2。う〜ん、単なるタンメンだ!(TOP写真参照)なんて口が裂けてもいえないからね!

*1:ソウル・フードとは、奴隷時代に白人の食べ残りを食べていた黒人の食事のこと。しかしこの貧しい食事が逆に黒人家族にとっての強い絆となる「家族の味」として語り伝えられていく。すなわち、旨い不味いを超越した“魂の根源”にある食い物のことなのである。