さて、昨日の『2013年オレ的SF映画ベストテン!』に続き、『2013年オレ的映画【裏】ベストテン!!』をお送りしたいと思います。
今回の【裏】ベストテンでは、劇場映画作品にこだわらず、海外TVドラマシリーズと、日本ではDVDスルー扱いになってしまったけど結構面白かった映画を集めてみました。なお、ベストテンとは謳ってますが、DVDスルー映画に関しましては「こんなのも面白かったですよ?」という作品を思いつくまま並べたもので、「年間1万本映画観てるオレが厳選に厳選を重ねた至高の10本を君たちに教えちゃるぜ?」といった類のものでは全くありませんので御留意されてください!
1位:スパルタカス (TVシリーズ)
もうね、今年はこれでしょう!過激なバイオレンスとあからさまなセックス、ドロドロとした人間関係をこれでもかとばかりに描き、本国でも成人指定となった歴史ドラマです。ある意味今年最も衝撃的でエキサイティングな映像作品だった、と言い切ってもかまいません。その残酷描写は下手なホラーなんか観るより数段凄まじく、そこここでバレットタイム撮影されたそのアクションは官能的なまでに鮮烈です。お正月にTVで何か面白いドラマを観たいな?なんて思ってる方に是非お勧めしたい!相当エグイけど!現在シーズン1、2、序章となる「ゴッド・オブ・アリーナ」のソフトがリリースされているんですが、まだ日本発売していない完結篇を早く観たい!
おぞましい陰謀の張り巡らされた地獄のような闘技場で、奴隷戦士スパルタカスは、命を賭け、妻の奪還と、自由と、復讐を胸に誓い、血に塗れた戦いを繰り広げ続ける。殺戮とエロティシズムの徹底的な扇情の彼方に、何もかもを失った男の自由への渇望がマグマのように噴き上がる。その中で仲間の奴隷剣士たちとの反目、友情、結託、そしてその仲間たちの死、さらに彼らが織り成す様々な愛と別れのドラマもが描かれ、物語を盛り上げてゆく。その彼らの熱く暗く強烈な思いが、このドラマを一時たりとも目の離せない極上のエンターティメントとして完成させている。数々の「ヤヴァい」映像とストーリー、予想をことごとく裏切る展開が「TVでここまで出来るのか!?」と驚愕するほどの過激さとクオリティで観るものに迫ってくる。それをドラマという長丁場で描ききったこの物語は、ある意味映画すら越えた映像体験となっていることは間違いない。
レヴュー:復讐!陰謀!愛欲!殺戮!成人指定TVドラマ『スパルタカス』がヤヴァいッ!ヤヴァ過ぎるッ!!
2位:ゲーム・オブ・スローンズ (TVシリーズ)
J・R・R・マーティンの大人気大河ファンタジー小説を堂々の映像化。現在第2章までがソフト化されています。ファンタジーとはいえ、その中心となるのは複雑な人間関係と陰謀にまみれた政治闘争です。そして細部にわたって徹底的に構築された異世界の情景が堪りません。その世界にあたかも自分が存在しているかのような没入感は、さすが長時間視聴することになるTVドラマならではのことでしょう。たっぷりの時間でゆっくりその世界を堪能できるのが素晴らしいんですよー。ファンタジー好きの方にはきっとハマりますよ!
こういった複雑で予断を許さない人間関係、それにより生み出される波乱万丈の展開だけがこの『GoT』の面白さではありません。このドラマが真に魅力に溢れたものに仕上がっているのは、細微に渡り周到に構築された世界観と、それを驚くべき見事な美術で再現したリアリティ溢れるビジュアルなのです。この『GoT』は、同じファンタジーという以外『ロード・オブ・ザ・リング』とは関係ありませんが、しかし『LOTR』が、徹底的に作りこまれたビジュアルにより圧倒的な世界を創出したのと同じぐらいの情熱とイマジネーションによって、この『GoT』が作り上げられたであろうことは間違いありません。あたかも異世界に投げ込まれ、その異世界を旅し、自らもそのドラマの中の住人のようにさえ感じさせる臨場感、これが『GoT』というドラマの魅力となるのです。
レヴュー:ダーク・ファンタジー系海外ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』を観た
3位:SHERLOCK (シャーロック) (TVシリーズ)
あのシャーロック・ホームズを現代的解釈で甦らせたドラマなんですが、なんといってもベネディクト・カンバーバッチ演じるホームズの偏屈・変人・そして天才ぶりがとことん素晴らしい!ベネディクト・カンバーバッチ自体が素晴らしい!もちろんマーティン・フリーマン演じる相方ワトソンが「…やれやれだぜ」といった顔をしながらホームズのおもりをしている様子が可笑しくもまた素晴らしい!ホームズの推理する様子をVFXを駆使して描くのも新鮮でした。
シャーロック・ホームズを21世紀の現代に蘇らせるという発想の面白さ、事件を解決するホームズのホームズらしい高速な思考&社会生活破綻者なところ、主演の二人・ベネディクト・カンバーバッチとマーティン・フリーマンの魅力もたっぷり、その二人のやりとりも実に楽しく、時にコミカルに時に緊張たっぷり、そして全3話・1作90分という少ない本数に凝縮した充実の内容、どれもこれも素晴らしかった。これもアメリカではなくイギリスのTVドラマである、という部分が功を奏したように感じました。なにより捜査の天才・ホームズに悪事の天才・モーリアティがじわじわと接近していく構成が興奮させられました。最終話第3話の卑怯なほどの引きの強さ、もうシーズン2をすぐさま観たくてたまらなくさせられます。まあ実はやっぱりあれこれ他に片付けておくDVDがあってすぐには観れないんですが…。ちなみに一緒に観ていたオレの相方さんはベネディクト・カンバーバッチがどうも気に入ったようで、「素敵な横顔だわあ…」とうっとりしておりました。
レヴュー:『SHERLOCK/シャーロック シーズン1』を観ました
4位:暴走!ターボ・バスターズ (監督:ステフェン・ハールス,フリップ・ファン・デル・カイル 2010年オランダ映画)
同点:暴走!ニトロ・バスターズ (監督:ステフェン・ハールス 2011年オランダ映画)
オランダのヤンキー連中がバカゆえにバカを繰り広げるというバカ映画2作。いやあもう、感心しちゃうぐらいひたすらバカだったなあ!レンタルで借りたけどあまりに面白かったから2作ともDVD買っちゃったよ!基本全員マレット・ヘアーしてるっていうのがなによりもガチ!意外と派手なアクション・シーンも盛り込まれ、銃撃戦やゾンビとの戦いも描かれているんですよ!
ひたすらバカなバカどもがバカゆえにやらかす困ったバカ行為が仕舞いに国家をも巻き込む大混乱へと発展してゆくのである。その脅威は戦略核並みの破壊力を秘め、テロリズム並みの恐怖を兼ね備えているのである。つまり核弾頭バカでありバカテロリズムということができるのである。たかだかバカだと侮っていると大変な目に遭う、ということなんである。そんなバカにノセられるTVメディア、そんなバカをも収拾できない国のお偉いさんはもっとバカ、という鋭い政治メッセージもこの作品には込められているのである。込められてんのか?(暴走!ターボ・バスターズ)
バカどもがユーロビートで踊り狂い、バカどもがゼロヨンで競い合い、バカどもがバカ女を巡って争う前半はバカの余裕綽々、バカの貫禄、バカの風格さえ漂う素晴らしいバカ振りだ。この映画を愛し続けて(2日ぐらいだけど)本当に良かった、としみじみ思える瞬間である。そして後半は一転、バカ軍団VSゾンビ軍団の血で血を洗う凄まじい展開を迎えるのである。まあ両方とも地球上からいなくなっても全く一切誰も困らないので相打ちになってもらいたいぐらいだが、下手にバカがゾンビになられるのも困るので一応暫定的にバカの応援をするのである。しかしその戦い方までバカすぎて、奈落の底まで脱力しそうなオレがいたのである。一個だけネタバレするけど、バカとゾンビのゼロヨン・レースって…なんでゾンビ車運転してんねん?(暴走!ニトロ・バスターズ)
レヴュー:オランダ発・5人の大バカ大暴走!?〜映画『暴走!ターボ・バスターズ』『暴走!ニトロ・バスターズ』
6位:ニンジャ:インポッシブル (監督:トーマス・キャぺラン・マリング 2010年ノルウェー映画)
ノルウェーのニンジャ諜報部隊!ノルウェーなんだけど何故だかニンジャ!ノルウェーニンジャのくせに真面目に修行!真面目に活動!怪しいレトロ風味がなんだか変!いわゆる007みたいなスパイ映画のパロディなんですが、馬鹿馬鹿しいことを眉間に皺寄せ大真面目に描く様子がじんわりと可笑しい作品でした。
お話はというと、冷戦下の世界を舞台に、この映画の主役であるノルウェー国王直属の隠密ニンジャ部隊の皆様が、CIA指揮下にあるSBとかいう秘密諜報機関と対立し、虚虚実実の諜報戦を繰り返しながら、最終的にお互いを潰しあう殲滅戦へと発展してゆくというものなんですな。しかしこうやって書くと物凄くシリアスな物語みたいなんですが、実際はというとなんだかひたすら妙な描写が次々と展開し、そのハズシ方がオカシイと言う脱力系のギャグ映画なんですよ。そのギャグのセンスもドタバタや下ネタを一切廃し、キザっぽかったりクールぶったりニヒルを気取る「所謂スパイ映画」の構造を裏返し、そこに「ニンジャ」という訳の分からない東洋の神秘を挿入することで微妙な可笑しさを醸し出そうとしているんですな。
レヴュー:ニンジャ・スパイに不可能はない!〜映画『ニンジャ:インポッシブル』
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7位:俺たち喧嘩スケーター (監督:マイケル・ドース 2012年カナダ映画)
スポ根ムービーなんですが、スポーツそのものよりもスポーツ中におっぱじまる喧嘩がメインというユニークな作品。氷の張られたスケートリンクに今日も嵐が吹き荒れる!これがねー、観ていて燃えるんですよ!エキサイトしてしまうんですよ!スポーツなんてまるで関心の無いオレですら、観ていてTVモニターに「オラオラやっちめぇ〜〜!」「いけいけいけホラいけぇ〜〜!!」と歓声あげまくってしまいましたよ!ちなみにレンタルオンリーでセルはないようですね。
主人公のダグはあんまりオツムは良くないんだけれど、気は優しくて力持ち、むさ苦しい髭面ながらいつもチワワみたいに瞳をキラキラさせていて、なんだか非常にキュートなキャラなんですよ。そのダグの活躍が弱小チームを牽引し、白けきっていた仲間チームの結束を再び固くし、自信を失っていた花形選手を甦らせていくんです。さらにダグの、見ていてこっちが照れくさくなるような不器用で純情な恋愛模様がまたいいんですね!そんな頑張り屋のダグを全く認めない親との葛藤も泣かせます。そしてそんなダグとチームメンバーがスポーツ・ドラマのお約束、頂上対決でクライマックスを迎えるんですが、この相手チームにもダグと同じ「喧嘩屋」がおり、しかもホッケー界で最も悪名高い伝説の喧嘩男だったりするんですよ。この新旧喧嘩屋の運命の戦いと、ダグの恋の行方が交差しながら、物語はいやがうえにも盛り上がりまくってゆくんですよ!
レヴュー:『俺たち喧嘩スケーター』はキュートで熱いスポ根ムービーだった!
8位:キラー・スナイパー (監督:ウィリアム・フリードキン 2011年アメリカ映画)
殺し屋をやとって殺人を目論む家族…というとシリアスなサスペンスだと思ってしまいそうなんですが、この映画はなにしろ変!出て来る奴らがみんな変かアホ!殺し屋なんてなんとロリコン!物語が進めば進むほど呆れ返り呆然とさせられるそのありえないほどのアホさが堪りません。かといってコメディという訳ではなくて、どちらかというとキチガイじみたブラックユーモアといったほうがいいでしょうか。なにしろクライマックスに大爆発する狂った出来事にはあまりのことに笑い転げてしまいました。
確かに物語の骨子はよくあるクライム・サスペンスをなぞっています。しかし、この物語に登場する連中が、揃いも揃ってどこか変なんです。そのお話はというと、貧乏こじらせ過ぎたバカ一家が、保険金殺人を企てる所から始まります。しかしバカでヘタレのこの一家、自分らじゃ手を下せないから殺し屋を雇うことに。しかも現れた殺し屋に、殺しの料金を後払いにしてくれとかセコイことを言いだすんですね。そりゃあ貧乏こじらせまくってる連中ですから、そんなお金なんかあるわきゃ無い。殺し屋は最初ふざけんじゃねぇ、と断るんですが、一家の12歳の末娘を見たとたん態度を豹変。「あの娘を担保代わりに差し出すんなら考えてもいい」とか言いだすんですよ。おいおいこの殺し屋ロリコンだったのかよ!?しかも娘は娘で「えへへ〜いいかも〜」と殺し屋の言うことを承諾、かくして殺しが成功し報酬を得るまで、このバカ一家と殺し屋が一つ屋根の下で共同生活を始めちゃうんですね!いったいどうなってんだこのお話!?
レヴュー:御大フリードキンの『キラー・スナイパー』は奇っ怪な可笑しさに満ちた秀作ノワールだった!!
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9位:クリーチャーズ 異次元からの侵略者 (監督:ドン・コスカレリ 2012年アメリカ映画)
「クスリやったら異次元の侵略者見えるようになったわーメチャ凄いわーついでだから世界も救っちゃうわー」というなんだか有難いんだかろくでもないだか分かんないお話なんですが、物語自体もドラッグの幻覚みたいに異世界やクリーチャーが現れてきて、観ているこっちまでヤヴァイ気分になってくるんですね。いってみればこれ、クローネンバーグの『裸のランチ』をコメディでやってみました!みたいなお話なんですよ。あとドアノブがチンコになったりもしますので、チンコ好きの方は必見でしょう。
ヤヴァいドラッグで超感覚を身に着けてしまったお兄ちゃん、ジョンとデイブが、異世界のクリーチャーによる地球侵略を阻止するためにてんやわんやの大活躍を繰り広げる、というコミカルなSFストーリーです。監督はドン・コスカレリ、知る人ぞ知るホラー映画『ファンタズム』の監督ですが、個人的には超名作『プレスリーVSミイラ男』の監督として非常に心服する人でもあります。お話は主人公であるジョンとデイブが、ドラッグの作用で見る事が出来るようになってしまった不気味なクリーチャーたちを退治してゆくさまが描かれます。このクリーチャー、並行世界の地球を支配するコロックなる超知性が送り込んだ刺客らしいんですが、どれもB級テイスト溢れるグロ馬鹿馬鹿しさ溢れる造形でなかなか楽しい。フリーザーの中の食肉が寄せ集まって出来上がったミートマン(オレ命名。なんと頭が丸鶏)なんか一見の価値ありでしょう。
レヴュー:ジョンとデイブの異次元大作戦!?〜映画『クリーチャーズ 異次元からの侵略者』
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10位:籠の中の乙女 (監督:ヨルゴス・ランティモス 2009年ギリシャ映画)
外界から隔絶した高い塀に覆われた家を舞台に、そこで繰り広げられる閉鎖的な家族の倒錯の物語なんですが、まあ要するに、みんなオカシイんですよ!狂ってるんですよ!変態行為に勤しんでるんですよ!親父の教育が狂ってるからってせいもあるんですが、映画の間中ずっとわけのわからないものを見せられるんですよ!そのシュールすぎる光景が物凄すぎた作品でした。
父親がなぜ子供たちを外界から隔絶し、このようないびつな教育を行っているのかという理由は描かれません。そのいびつさゆえに、少なくとも子供たちの純粋性を守る為などということは考えられないでしょう。ではなぜか?と考えると、それは単に父親が狂っているから、としか考え付きません。しかしこの父親は一歩外の世界に出るとごく普通のビジネスマンであり、さらにこの裕福さを考えると有能であり一般的な社会性を持った人物だということもいえるのです。つまり彼は全き狂気の中にいる人物というよりは、そのパーソナリティーが有する複数のレイヤーの中で、子供の育て方という部分のみが壊れた人物だということなのです。しかしこれは一個人の特異な狂気の物語なのか?というとそうではないでしょう。確かにこの物語は異様であり、倒錯的ですが、それは現実のある局面をグロテスクなまでに極端に歪めて見せた情景なのだと言えるでしょう。そしてその歪めて見せた現実のある局面とは、「家族」の在り方であり「家庭」 の在り方なのです。
レヴュー:グロテスクに歪められた「家族」という名の肖像〜映画『籠の中の乙女』
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◎『2013年オレ的映画【裏】ベストテン!!』まとめ
というわけで『2013年オレ的映画【裏】ベストテン!!』はこんな具合の作品が並びました。
1位:スパルタカス
2位:ゲーム・オブ・スローンズ
3位:SHERLOCK (シャーロック)
4位:暴走!ターボ・バスターズ
同点:暴走!ニトロ・バスターズ
6位:ニンジャ:インポッシブル
7位:俺たち喧嘩スケーター
8位:キラー・スナイパー
9位:クリーチャーズ 異次元からの侵略者
10位:籠の中の乙女
昨日更新した"表"のほうのベストテンは劇場公開作品を中心に、ちょっと真面目っぽくヒョーロンチックに選んでみたんですが、こちらはもっと肩の力を抜いて観られる作品を並べてみました。1〜3位のTVドラマは何時間もどっぷり浸る事ができるのがよかったですねえ。そしてあとのDVDスルー作品は、「バカ!」とか「アホ!」とか「なんか変!」とか「暴力!」とか「変態!」とかみたいなのばかり並んでしまいましたねえ。これもひとえに選んだ人間のキャラですのでご容赦ください。ただし一辺倒なコメディではなく(『キラー・スナイパー』や『籠の中の乙女 』はコメディではないです)、毒が結構強い作品ばかりなので、もしも興味をもたれて鑑賞される方がいらっしゃったらご注意ください!
とまあこんな作品ばかり選んじゃいましたが、年末年始のビデオ鑑賞の手助けにでもなれば嬉しいです。それでは!