『トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン』は派手さは2割増し!大雑把さは2倍増し!な映画だったッ!?

トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン (監督:マイケル・ベイ 2011年アメリカ映画)


何かと話題の映画『トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン』を観てきたんですけどね、IMAX3Dでね、まあそんなことはともかくまず最初にオレは声を大にして言いたい、おおーーい!なんでミーガン・フォックスたんが降ろされたんだよバカヤロー!ってね!だいたいね、この『トランスフォーマー』シリーズ、異星からやってきたロボット生命体が変形とか合体とか、いや合体はしないか、まあそういう所が見所の映画ではありますけどね、その見所はまあ言ってしまえば7割ぐらいで、残りの3割はね、ミーガン・フォックスたんのエロエロなフトモモと唇で出来ていたと言っても過言ではないわけですよ、つまり要するにだね、メカとエロ、この二つが両立してこその『トランスフォーマー』だったわけですよ、それがだ、今回はミーガン・フォックスたんが出ないと、そういうことらしいんすがね、ってことはメカのみ、ということになってしまうんですよ、いやね、メカは嫌いじゃない、でもね、エロはもっと好きだ、だからね、メカとエロを比べるならね、それは男子としてエロを取らざるを得ない、そういうことでしょ?違いますか?ねえ、オレなんか間違った事言ってますか?エロよりメカを取れと?そうなんですか?そうじゃないでしょ?そうじゃないですよね?やっぱエロですよね?メカは確かにある、しかしその陰にエロもある、メカ凄いよね!とか言いつつ目はじっとりとミーガン・フォックスたんのフトモモと唇を眺めている、ああいいなああのフトモモと唇、あやかりてえあやかりてえ、と心の中で念じてしまう、それが『トランスフォーマー』の正しい見方であると、オレはそう強く主張したいわけなんですよ。
で何?ミーガン・フォックスたんのかわりに出てる子って?この世にミーガン・フォックスたんの代わりになるような子なんているの?あのヤンキービッチなミーガン・フォックスたんの魅力に勝てるような女の子なんかいるわけないでしょ?出てたとしても所詮代役、まがいものみたいなもんでしょ?イヤだよオレそんなの、断固認めないからね!もうね、映画観たらDisりまくってやるもんね!ああそうさDisる気満々ですよ!DisってDisってDisりまくってやりますよ!なになに?名前がロージー・ハンティントン=ホワイトリーとかって言うの?なげえ名前だな!あーイヤだイヤだ、長けりゃ偉いとでも思ってるのかね!もうね、漏爺とか呼んでやりますよ!ワハハ!…とか何とか思いつつ映画が始まったんですけどね、あーさっそく出てきたミーガン・フォックスたんのイタい代役っていう女が。へー…。ふーん…。うーん…。…。いやあ、悪くないねえ。って言うか、いいねえ。いやあ、なかなかエロいじゃないですか。エロエロじゃないですか。好きですよこの子。ミーガン・フォックスたんと比べても甲乙付け難い。フトモモは負けてますが、唇で勝っている。ふむふむ。素敵ですよ。全然OKですよ。パパも納得ですよ。さっそくネットで画像検索しまくっちゃいますよ。もうこんな日記かいてる暇ないですよ!いやあ、あやかりてえあやかりてえ!

というわけで『トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン』ですけどね、まあいつもと同じですよいつもと。クルクル回ってチカチカ変形してるわけですよ。んであれやこれやをボッコンボッコン破壊してあとスローモーションね、好きな人は誰が何言おうが好きだろうし嫌いな人は誰が何言おうが嫌いなあのスタイルですよ、画面が派手だったら中身なんかあろうがなかろうが気にしない人と映画は中身!具!素材!味わい!鼻に抜ける芳醇な香り!とあれこれやかましい人とが永遠に断絶を見せる所謂【アミューズメント系】のあのスタイルなわけなんですよね。オレ個人はどちらかというとアミューズメント系全然OK、というか人間そのものがアミューズメント系なもんですから、マイケル・ベイ印の映画は嫌いじゃない、むしろ好きとも言えますが、今回の『トランスフォーマー / ダークサイド・ムーン』、画面の派手さは前作の2割増しぐらいなのにお話の大雑把さは2倍位になってますねー、あんまりシナリオ酷くて時々ポカーンとしてしまいましたが、金掛けても駄目なモンは駄目だ、というのはあの『パイレーツ・オブ・カリビアン』あたりさえ思い浮かばされちゃいましたね。というか【アミューズメント系】ということであれば実は『トランスフォーマー』も『パイレーツ〜』もたいして違ってないってことを今頃わかったんですけどね。なにしろ金掛かってるんだろうしシナリオライターにだって莫大なギャラ払ってるんだろうしこんな冷凍食品解凍しただけのデ○ーズの料理みたいな無味乾燥なお話にしなくたっていいのに、とアミューズメント系のオレでさえ思ってしまいましたね。でもね、そうは思いつつ、ロボットの皆さんがクルクルチカチカ始めちゃうと途端に脳内には快楽物質が沸いてきてあああステキィ〜!もっと変形してェ〜!もっとクルクルチカチカしてェ〜!とかなんだかハイになってしまいましたねえ。退屈な人間ドラマなんか全然いらないからフトモモとロボだけひたすら観ていたい、そんな映画でしたね。



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