■ベスト・キッド (監督:ハラルド・ズワルト 2010年アメリカ映画)
オリジナルである1984年製作の『ベスト・キッド』は面白く観た記憶があります。やっぱり車を磨かせたりするのが実はカンフーの修行だった、というところが面白かったですね。これはその映画をジャッキー・チェンの主演で2010年にリメイクされたものなんですが、実はオレ、ジャッキー・チェンって全然思い入れがないというか、ちゃんと映画観たことがないんですよ。ジャッキー・ブームだった頃はあんまりカンフー映画に興味がなかったんですね。興味がなかったくせにこういうことを言うのも何ですが、この映画でジャッキーがサササッ!とカンフーの動きをするシーンは、やっぱりこの人全然違うなあ、凄いなあ、と素直に感心してしまいました。
劇場公開された時は観ようかなあとは思ってたんですが時間が139分と聞いて、「なんでそんな長いの?」とか思ってやめちゃったんですね。せっかちというか、堪え性のない性格なんですね。で、今回ソフトがレンタルされたんで観てみたわけです。ただ自分ちで観る時って殆どボケッとして観てるんで、なんで主人公の少年母子がアメリカから中国に移住したのか、見落としちゃって、わかんないんですよ。そりゃまあソフトあるんならチャプター遡れよ、って話ですが、それさえしないで、映画見終わるまで「なんでなんだっけ?」とか思ってるんですね。そして今に至るもわからないんですね。駄目ですねーアホですねー。こんな人間が書いている文章なんで適当に読んでください。こっちも気楽に箇条書きに印象書くことにします。
- 主人公の黒人少年が可愛かった。女の子かとさえ思ってしまった。ちょっとスリスリしてしまいたくなった。
- しかしヒロインの少女はええっとあのう…。
- お母さんが迫力あった。
- 中国の学校で虐めに遭う主人公少年だけど、あのヘアスタイルだと虐められちゃうかな、と思った。
- でもイジメっ子の少年、子供なのになんであんな怖い顔してんの?
- そういえばセットが中国っぽく見えなかったけど、やっぱりアメリカで撮ったのかなとか思った(まあ調べりゃ判るんだろうけど調べもしてない)。
- ジャッキーのハエのシーンはやっぱりババッチイと思った。
- それにしてもジャッキーって何者だったのだろう。映画で説明あったかもしれないけど、憶えてない…。
- イジメっ子のいる道場の師範って、なんであんなルサンチマンの塊みたいな人なんだろう。なんかあったの?
- まああの師範が悪いんであって、子供たちはホントは悪くないってことなんだろうな。
- ヒロインとのラブシーンはええっとあのう…。
- なんで万里の長城で修行しちゃうの?ジャッキーがなんか見せようとしてたけどそれか(書きながら納得している)。
- オリジナルみたいな「この動きは実はこれだったのか!」というびっくりをもうちょっと入れて欲しかった。
- 大会に出ることが出来てイジメっ子と最終対決することになった主人公。でもいくらなんでも子供の大会でなにあの派手で金掛かってそうな電光掲示板?
- いくらカンフー大会だからって子供同士で拳を直に入れるのはちょっと可哀想に思えた。
- あれじゃ普通だったら流血モノだろ…。
- 逆に見ると、直に拳を入れているように見えるような戦いをしている子役たちが凄いなあと思った。
- あと実際に対人試合したことのない主人公少年があれよあれよと勝ち進んでゆくのはどうかな、と思った。
- クライマックスの戦いはけれん味たっぷりだけど、ああいうスポコン常套手段みたいな展開は実はそんなに嫌いじゃない。
- というか、この映画の作りって普通にファミリー向けで、それだからこそのこういう演出で、早くそれに気付けよオレ、って感じだった。
- 以上です。お眼汚し失礼しました。
■ベスト・キッド 予告編
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