最近DVDやらBDで観た映画などをつらつらつらと

■セブン （監督：デヴィッド・フィンチャー 1995年アメリカ映画）

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言わずと知れたデヴィッド・フィンチャーの出世作がようやっとBDになったので初回数量限定生産のコレクターズ・ボックスを購入。これ、VTRは持ってたけどDVDが理不尽に高額で持ってなかったんだよね。コレクターズ・ボックスはあんまり意味の無さそうなデジブック仕様、さらにアメコミ版『セブン』が付いてて、これは犯人ジョン・ドゥーの視点から見たこの事件が描かれている（要するにどうやって被害者をブッ殺していったか）んだけど、日本語訳されていないのが大変残念だ！映画のほうはBD画質だから暗い画面のこの映画が細部まで見られて楽しいぞ！しかし劇場で観た時はあまりの救いの無さに憤慨してサイテー映画呼ばわりしていたが、その後その救いの無さに浸りたくなってじわじわとまた観たくなる嫌らしさを持った映画だったね。こういうの「カサブタ剥がし」に似てるよねー。そして今観るとグロテスクではあるけれど非常に透徹した映像美に満ちた映画として観られるから不思議だよな。

■特攻野郎Aチーム THE MOVIE （監督：ジョー・カーナハン 2010年アメリカ映画）

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劇場で観たときは本当に面白くて、「もう一回部屋で観て堪能したい！」とソフト発売を心待ちにしていた『特攻野郎Aチーム THE MOVIE』、ついこの間ソフトが出たので早速購入して観まくりました。いやあやっぱ面白いわあこれ！アメリカ映画によくある「危機的な状況なのに軽口叩いてゲハゲハ笑う」ってツボなんですわあ。Aチームの面々もどれもキャラが立ってておまけにイカレていて好きだなあ。　《感想》

■ヒックとドラゴン （監督 ディーン・デュボア/クリス・サンダース 2010年アメリカ映画）

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劇場で観たのをBDで再見。2回目観てやっと気付いたんですがラストのヒックの足のアレはドラゴンであるトゥースの尻尾のアレと対比させてたんですね。ただヒックの足のアレはやっぱり痛まし過ぎてCGアニメにしては異色な気がしました。それとヒックとお父さん似て無さ過ぎじゃないのか！？なお特典としてヒックたちのサイド・ストーリー、短篇アニメ『ボーンクラッシャーの伝説』(約17分)が入ってます。　《感想》

■ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い （監督：トッド・フィリップス 2009年アメリカ映画）

ハングオーバー! 消えた花ムコと史上最悪の二日酔い Blu-ray & DVDセット(初回限定生産)

これも劇場で観た映画ですが、トッド・フィリップス監督の最新作『デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』がそろそろ公開されるので、前夜祭ってことで再見しました。コメディですが「消えた記憶と消えた友人を探す」というミステリ要素も強い映画でしたね。主人公たちが遭う災難を笑う映画だけどオレ的にはもっとアホアホなキャラが主人公だったほうが楽しめたかな。　《感想》

■イカとクジラ（監督：ノア・バームバック 2005年アメリカ映画）

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間違って借りちゃったんでとりあえず観たんだが、離婚夫婦とその連れ子たちのあれこれが描かれるドラマだけど退屈だったなあ。もうちょっと飛躍するなりしてもらわないと今更離婚家庭題材にそれだけでドラマ作られても面白くもなんともないんだが。音楽の使い方にも見え隠れするナイーブさがまた鼻に付いてさー。そういう繊細さよりも笑っちゃうぐらいのタフさがないと生きていけないんじゃないの。ただジェシー・アイゼンバーグの若い顔を見れたのはよかったかな。

■アポロ13 （監督：ロン・ハワード 1995年アメリカ映画）

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こちらも再見。そういえばアポロ計画って何号まで打ち上げられたか、何号から何号が月に着陸したか、全然憶えていなくてもアポロ13号が事故を起こして大事件になったのは覚えてるなあ。この映画って最高の知力と体力と精神力を持った男たちがどうやって危機を乗り越えてゆくかって話だと思うんだけど、今観てもやっぱり見入っちゃうね。しかし時代背景にあった「アポロ打ち上げは国民に人気がなくなったからTV放送もされなかった」って、いろんな意味で物凄い事だと思った。

■コップ・アウト （監督：ケヴィン・スミス 2010年アメリカ映画）

コップ・アウト Blu-ray & DVDセット（初回限定生産）

あああなんかもう箸にも棒にも掛からないヌルくて退屈なコメディだった…。ブルース・ウィリスの相方刑事役で出ていたトレイシー・モーガンはサタデー・ナイト・ライブ出身のコメディ俳優だそうだが、もうちょっとそういう所リサーチして観るべきだったか。ケヴィン・スミス監督は以前『恋するポルノ・グラフィティ』という秀作をモノにしていたけど今回は外したみたいだなあ。