7月10日土曜日は横浜アリーナで公演している『恐竜ライブ!ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブアリーナツアー』を観てきました。これ、ほぼ実物大の巨大な恐竜ロボットたちが、ガオガオ咆えながら目の前で動き回る!というものなんですね。恐竜の数は全10種類20体、一番大きなのは全長22メートル、首の長い長いブラキオザウルス、一番小さなのが体長50センチのプラテオサウルスの赤ちゃん。これらのロボットのほかに人間が中に入って動かす気ぐるみのユタラプトルなどもいます。空を飛ぶ翼竜・オルニトケイルスまであらわれたのにはびっくり。
他にも背中に板状のひれのような骨が一杯生えているステゴザウルスや、大きなフリルみたいな頭をしたトロサウルス、全身がスパイクみたいゴツゴツのアンキロサウルスなど、ビジュアル的に「これは出るだろ!」と期待していた恐竜が出てきたので大満足。そしてトリを飾るのはティラノサウルス・レックス、映画『ジュラシック・パーク』でも恐怖を振り撒いていたあの肉食恐竜が巨大な顎をクワッと開かせて現れたときはもう嬉しくて嬉しくてニマニマしてしまいました。どの恐竜も作りはもちろん動きまでとてもリアルに動き回るので観てて本当に楽しかった!
もともとは恐竜の生態を描いたBBC制作の人気科学番組「WALKING WITH DINOSAURS」をもとにしており、これをライブエンターティメントとして完成させたものなのだとか。全世界で巡業され観客動員数は500万人を突破しているとのことです。ショーは科学ドキュメントのような流れになっており、地球生命誕生から恐竜の発生、そしてジュラ紀や白亜紀など地質時代ごとの恐竜を紹介してゆきます。大きな恐竜は台座になっている部分がF1のコックピットみたいになっていて、ここに人が入って動かしているんだとか。一方赤ちゃん恐竜はラジコンで動かしているらしいです。ショーは2部構成になっており、2億4500万年前の世界へ、約90分間のタイムトラベルを楽しむことができます。
●恐竜ライブ!ウォーキング・ウィズ・ダイナソー ライブアリーナツアーHP