お花見に行ったら廃墟と遭遇した!?


この間の土曜日は相方さんと二人お花見に出かけたのであった。場所は神奈川県にある『根岸森林公園』。JR根岸駅から降りて階段を山の上目指してえっちらおっちら上ると公園に到着。ゆるやかな高低差のある公園で、桜はその公園のど真ん中にそれこそ山のようにこんもりと咲いていた。

まだ少し肌寒かったけれども、とりあえず桜の見ごろの時期ということで結構な数の花見客で盛り上がっていた。

相方さんと桜を見ながら公園をブラブラ。
 
ところで、その公園の外れに、一種威容を誇る廃墟となった大きな建物があるのである。

幕末から歴史がある、《横濱競馬場》跡地だ。

アメリカ人建築家J・H・モーガンによって設計され、1930年に竣工した一等馬見所と二等馬見所の2つの観客スタンド、および下見所(パドック)は、馬場よりも遅れて1981年に接収解除されたが、二等馬見所と下見所が1988年に老朽化のため解体された。今日、横濱競馬場の遺構として存在するのは一等馬見所の廃墟のみであるが、解体されることも修復されることもなく、侵入防止のために設けられたフェンスの中で朽ち果てており、2009年現在も具体的な修復・保存計画は発表されていない。
Wikipedia:横濱競馬場

 
蔦が絡まった重量感溢れる洋館風のその佇まいは花見客で賑わうのどかな公園の中で特別な異彩を放っていた。
 
なんかもう、そこだけ怪しい空間が広がっているんだよねー。


"廃墟系"に興味のある方は一度足を運んで見られるとよいだろう。

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さて桜も廃墟も満喫したオレと相方さんはその後横浜に戻り、地ビールの店とベルギービールの店をはしごしてご機嫌になっておうちに帰ったのであった。