逗子の思い出 (前編)

相方さんが携帯電話を電車に忘れてしまい、終着駅だった逗子駅に保管されているから取りに行きたいという。そしてついでだから、東逗子の山々をハイキングしてみようじゃないかという話になり、土曜日に二人連れ立って出掛けたのだった。この日は何故だか2月だというのにとても暖かな日で、天気予報では最高気温が21度まで上がるというから、ちょっと薄着して表に出た。
逗子駅で携帯電話を返してもらった後、相方さんがネットで見つけてきた創業昭和26年という居酒屋・定食屋の『つく志』で腹ごしらえ。逗子のあたりは魚介類が新鮮らしく、この日頼んだマグロぶつ切り定食は大層美味かった。

そして電車で一駅向こうの東逗子へ向かい、神武寺薬師寺ハイキング・コースへと赴く。

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古すぎてもはや自然の一部みたいになってしまった石畳をえっちらおっちら登ってゆくと、そこはもうすっかり山の中。
 
苔生した岩や、鬱蒼と茂る大木などを眺めながら歩いてゆくと神武寺の山門に辿り着く。
 
お寺の門とかながわ名木100選に選定されたという「神武寺なんじゃもんじゃ」。
 
神武寺薬師寺とお地蔵さま。
 
社寺である拝殿はこの日入ることが出来なかったが、山の上から撮影できた。なんだか時間が止まっているかのようなたたずまい。

ここにも古いお地蔵さまが並んでいた。

さて神武寺を後にしてハイキング・コースに入るわけだが・・・ここからが大変だった。
(続く)