ベルセルク (PS2)

PS2のゲームって暫く買ってなかったですよ。というかコンシューマー機自体に興味が薄れてきてたんですね。PCゲームと比べると明らかに貧弱なグラフィックとキャッシュの量の少なさからくる読み込みの多さ、そして限定されたセーブポイントね。平板で魅力のないテクスチャーの貼られた世界を彷徨って、ボタン連打しながら次のセーブポイント探すのが今のコンシューマーゲームですよ。多分ドラクエの新作もPSPニンテンドーDSも買わないだろうなあ。でもFFの新作は期待してるんですが。あとバイオハザード4ね。
さて、今回買ったのはマンガでお馴染み「ベルセルク」のゲームですよ!「ベルセルク」好きだなあ。「ベルセルク」と「GANTS」があればご飯何杯でもいけちゃうなあ。とか言って、オレ殆ど白米食わないんだけど。やはり思うんですが、「デビルマン」の昔からマンガの面白さを決めるのはそこで描かれる血の量の多さですね。「デビルマン」はトラック4台分位の血の量でしたが、「ベルセルク」はそろそろトラック10台分ぐらいの量になってるんではないでしょうか。その点「GANTZ」も負けてないですよね。やっぱマンガは血ですよ、血。(なんかあったのかオレ)
原作では現在第27巻、「千年帝国の鷹篇・聖魔戦記の章」から「鷹都の章」へと物語が語られていますが、ゲームではこの「聖魔戦記の章」でのアナザーストーリーが新しく書き下ろされているんですね。だからゲームである以前に、オレなんかは「ベルセルク」外伝って感じで買いました。そしてなにより、つい最近の物語とリンクしている事から、マンガと同じキャラであるシールケやセルピコやイシドロも登場するらしいって言うのが嬉しいですね。あとファルネーゼ様とかね。オレ実はファルネーゼ様萌えなんですよ。金髪の名門家の令嬢、と来た日にゃあ、萌えないわけには行かないんですよ。もう金髪ってところでリミッター振り切ってますからね。そして令嬢だなんてアナタ、もはや暴発するしかないじゃないですか。(だからなんかあったのかオレは)
ゲームは最初のデモ画面からマンガのほうで記憶に新しいあんなシーンこんなシーンが流されて、気分はいやがおうにも盛り上がりますよ。でもゲーム中、仲間の妖精のパックが時々マンガと同じギャグバージョンに変わるのは何でだか白けますね。忠実っていやあ忠実なんですけどね。
以前「ベルセルク」は今は亡きゲームマシン「ドリームキャスト」でもゲーム化されたんですが、原作の雰囲気がよく出ているいいゲームでしたよ。今回もベルセルクのあの血と殺戮のキリング・フィールドを体験できるゲームになっているといいですね。