■Global Underground #43: Joris Voorn - Rotterdam / Joris Voorn
ロンドンの人気レーベルGlobal UndergroundのDJ Mixシリーズ最新作はオランダを代表するDJ/コンポーザー、Joris Voornが登場。Joris Voornお得意の矢継ぎ早なMixによりアルバム2枚55曲ものダンス・チューンを聴くことが出来る。 Joris VoornのMixは流麗で繊細、線の細さはあるが十分満足できるアルバムとなっている。
■DJ-Kicks / Avalon Emerson
ベルリンの!K7レーベルからリリースされているDJ MixシリーズDJ-Kicks最新作はカリフォルニア出身のDJ、Avalon Emersonが登場。アルバム1枚の中に様々なジャンルが凝縮され、そのMixはリラックスしていて時折ユーモラスですらある。こんな伸び伸びとした雰囲気がユニークなMixだ。
■Spaven x Sandunes / Spaven x Sandunes
UKの新世代ジャズ・ドラマーRichard Spavenとムンバイ出身のピアニストSandunesとのコラボ・ミニアルバム。ジャジーな香りを残しつつエレクトロニック・サウンドとしても非常に端正な味わいがあり、緻密な演奏から漂う緊張感が心地よい作品。
■Global Underground: Select 5 / Various
Global Undergroundレーベルの今年初頭にリリースされたテックハウス詰め合わせMix。DJの記載は無いが遜色ないレベルのEDMが並び、作業用として最適。D/L版は70分にのぼるMix2曲を含む全38曲7時間とお得感もたっぷり。
■Alientronic / Ellen Allien
ベルリン・テクノの女王 Ellen Allienによる2019年リリースのアルバム。最新作も良かったが、この作品でも切れ味のいいフロア・サウンドを響かせている。
■1995 / Kruder & Dorfmeister
ウィーンで結成されたPeter KruderとRichard Dorfmeisterによるトリップホップ・デュオ、Kruder & Dorfmeister。彼らが90年代にリリースしたMix集はそのハイセンスなビートに病みつきにさせられたものだが、最近名前を聞かないな、と思ったらなんと突然の新作リリース、しかも結成27年目にしてなんと初のファースト・アルバムなのだそうな。とはいえ身震いする様なハイセンス振りは相変わらず、思わず「COOL!」などと使い慣れない言葉を使ってしまいそうになるぐらいカッコいい。
■Lailonie / Marsh
メロディック・ハウスでファンをメロメロにさせるAnjunadeepレーベルから新しくリリースされたシンシナティ出身のプロデューサーTom Marshallによるプロジェクト、Marshのアルバム。Anjunadeepらしいどこまでも美しく繊細なメロディに心もうっとり。
■Fabric Presents Octo Octa & Eris Drew / Octo Octa/Eris Drew/Various

Fabric Presents Octo Octa & Eris Drew (Feat. Octo Octa & Eris Drew)
- アーティスト:オムニバス(コンピレーション)
- 発売日: 2020/11/27
- メディア: CD
fabric recordsのMixシリーズfabric presents最新作はT4T LUV NRG創設者Eris DrewとOcto Octaによるタッグ作品。ハウスからベースライン、UKハードコア、トランス、さらにはレイヴ・クラシックまで交えた非常にパワフルなMixアルバムだ。