5年目突入

どうも本日でオレの日記も丸4年続けてきたことになるらしい。つまり5年目突入である。だいたい毎日書いていたから4年間ということはほぼ1400エントリ、1回のエントリが1500字として210000文字、400字詰め原稿用紙で525枚になる計算だ。文庫本だと1ページ18行縦40文字として720文字、これでページ数に換算すると291ページ。ああなんだ、結構薄い文庫本にしかならないんだな。

毎年毎年この時期になると「もう書くことなんか全然無い」と言っているような気がするが、もうホンッッッットに書く事が無いのである。誰が読むんだコレ?と自分でも思うような長文を毎回書いてるくせに、「これだけは書きたい!」などと熱い血潮の滾る自己言及だの問題提起などは皆無なのである。昔はあったかもしれんが、もう、全部、書いた。もう言いたいことなんて何も無い。今やこれらは殆ど惰性である。「なんで日記を書くのか?」「そこに日記があるから」状態なんである。でも5年もやると生活の一部になってしまい、止めようという気も起きない。

実は去年の春頃、「1000回記念!」とかやっていた時、記念としてオフ会開いたじゃないですか。あれ、実は、4年もやって書く事無くなっちゃったから、今まで読んでくれた方を集めて、直に「今まで読んでくれてありがとう」とお礼を言って、日記止めるつもりだったんですよ。つもりだったんだが、あれからもう1年も経っちゃって、止めるのも忘れちゃったという感じですかねえ。しかも惰性で書くようになってからのほうがアンテナもPVも増える、という訳の分からない状況になってきましてね。日記書き始めの頃のオレの文章のほうが面白かったと思うんだけどなあ…。あと最近アンテナ入れてくれた方って日記書かれてない方が多くって、どういう方に向って自分は文章を書いているんだろう?と分からなくなる事がありますね。

オレの文章がなんで長いかというと、エントリ書く前に何書こうかまるで考えてないからなんですな。まとまってないから長いだけなんですよ。「なんだったっけ?」とか思い出しながら書いている。要するに垂れ流しなんですな。できるだけメモ的な文章にせず、一応そのジャンルなり記事なりに興味の無い方でも分かるよう説明を入れることにしているので長くなるというのもあるとは思うんですが。それと、長い文章は嫌い、という人をあえて排除しようという妙な画策もされていたりします。ブログのセオリーをわざとはずそうと思ってたんですね。セオリー通りなんてつまんないじゃん。

勿論文章の長さと質は関係ないですけど、《質より量》を心掛けている、というものありますな。「メモリの藻屑」は量で勝負ですよ!質でなんか勝負できないからね!無理無理!だからブラウザ開くと画面一杯に文章が溢れかえっている、スクロールしないと最後まで読めない、というのがオレの日記コンセプトなんですよ!だって短いと見てくれ寂しいじゃん!「オレサービス足んないんじゃないのか?」とか悩んじゃうもん!問題は、質の高い文章を読みたい人は沢山いるだろうが、ただただ長いだけの文章を読み倒したくて堪らない、という人は多分あんまりいないということだがな!

文章力は落ちていると思います。固有名詞もすぐ出てこなくなりました。いろんな事をどんどん忘れています。歳のせいもあるでしょうが、昔よりアタマ使ってないなあ、という気は如実にする。自分で書いておいて「これのどこが面白いんだ?」と思うこともよくあります。ただ問題はそんなことではなくて、何かを表現する為の感受性が殆ど無くなってきていることだと思いますね。書く事が無いのではなく、感じる事が無いのだと思う。だからって日常生活も人間関係にもなんにも支障は無いんですけどね。そして実を言うと感受性って結構邪魔臭いもんなんだわ。あと、オレぐらいのオトナがこういった日記で文章を書くときは、たいがい知識や経験に則った事を書くような気がするんだけれど、オレいい歳こいて知識も経験も無いからねー。だからいつもカンソーブンとか飛び道具みたいなバカ話でお茶濁してるんですね。

多分これからも、日記は続けるのだと思います。というか、半ば意地になっています。突然止めっかも分かんないけどな。どっちなんだよおい。ちょっと春頃から仕事のほうがヤヴァくてねー。先の事は分かんないが今ん所続ける気ではいる、ってことで。まあとりあえず書くわ。書きたいとか書きたくないとかじゃないんだ!それは書くもんなんだ!SHOW MUST GO ONなんだよ!誰も続けろとは言ってないけどな!でもやるんだよ!憎まれっ子は世にはばかるんだよ!悪貨は良貨を駆逐するんだ!天網恢恢疎にして漏らさずだよ!水兵リーベ僕の船だ!よく分かんないけどこれからも読みやがるといいんだよ!いえ読んで下さい!読むがいいさ!読みなさいよ!あんた読んでよちょっと!と言う訳でした。ではまた明日からよろしくお願いします。