ロマンスの無いガールフレンド

久しぶりに電話する。いつもと違って機嫌がよさそう。誕生日の歌を歌ってあげる。「誕生日のプレゼントはいつでも受け付けてますからね」とか言っている。22歳の小娘に買ってあげられるものなど思いつかない。というかオレらの関係は絶対父子だと思う。「お互いを恋愛の対象にはしない」というルールだった。でも何故オレは君が“素敵な男の子”の話をしている時に嫉妬しているのだろう。