2004-08-01から1ヶ月間の記事一覧

オレ的音楽史 PART 1

先日の記事がオレの日記にしては妙に反響があったので少しびっくりした。基本的には“トホホなオヤジ”キャラでやってたもんだから、あそこから元に戻すのもちょっと落差が大きいような気がして、どうしたもんかなあ、などと思ってしまった。まあオレ以外誰も…

ブラック・マシン・ミュージック―ディスコ、ハウス、デトロイト・テクノ / 野田 努

――何故皆は俺の音楽にコネクトするのだろう。それは世界が皆に苦い思いをさせてるからだ。/デリック・メイ ――希望は過去にあるのではなく、未来にある。/ジェフ・ミルズテクノとは時計仕掛けのソウル・ミュージックである。社会のシステムの合理化・近代化…

破壊する

しかし毎度イタいオヤジのイタい行状ばかり書き連ねているが、皆さんどう取られているんだろうか。オレはただ「アホだこいつ」とか言って笑ってもらえればそれでいいんだが。という訳でまたイタい話。 この間マウスを叩き壊してしまった。オレが愛用している…

夕食を作る

ほっぽらかしになっていたバルサミコ酢はオリーブ・オイルと混ぜてドレッシングにして、簡単なサラダを作る。結構美味しゅうございました。あと鶏とナスとピーマンをトマトソースで煮て、いんちきイタリアンにする。それにブルーチーズとビールを出して、な…

イラストを描く

久しぶりにフォトショップでイラスト作りをする。といってもコラージュの馬鹿画像なんだが。大体このテのイラストは会社の同僚とのネタ用だ。 以前よくやっていたイタズラは、まずお馬鹿なシチュエーションの同僚の似顔絵を作り、それをパソコンの壁紙用にレ…

雑誌を読む

「天然生活」なる雑誌を読む。“日々の暮らしに小さなこだわりを持っていたい全ての女性達に送るナチュラルなレシピ本”だということだが、日々の暮らしには小さなこだわりというよりは大きなわだかまりばかり持つ、ジャンク・フードと缶ビールに喉まで浸かっ…

妖怪のはなし

水木しげるが好き、というので会社のKさんに水木の本を貸してあげる。そのKさんが。 「FUMOさん、私、妖怪と会った事があるんですよ。」 「??え、何なに??」 「幼稚園ぐらいの時。神社の境内で遊んでたんです。夕方でした。神社の縁石を悪戯して、…

日出処の天子(1〜7巻 完結) / 山岸涼子 (白泉社文庫)

これは「マンガ読み」を自称する人間なら絶対読まなければならないマンガですね。 超常の技を使い、異界の様を幻視する能力を持つ厩戸王子(うまやどのおうじ)即ち若き日の聖徳太子と、彼と魂を何処かで共有してしまった蘇我氏の青年・毛人(えみし)とのホ…

・河童の三平(全)・悪魔くん千年王国(全)・鬼太郎のお化け旅行・京極夏彦が選ぶ!水木しげるの奇妙な劇画集 / 水木しげる (ちくま文庫)

水木のマンガは朝日ソノラマから刊行されていた鬼太郎もの全巻と河童の三平、悪魔くん、それに短編集などを揃えていたんですが、随分前に弟に全部あげてしまって手元に何にも残ってなかったんですよ。そうしたらまた読みたくなって、探してみるとちくま文庫…

最近買ったCD ・The Beginning / Sasha V.S. John Digweed ・MMII / John Digweed ・Stark Raving Mad / John Digweed

プログレッシブ・ハウスは殆ど聴かないんですが、Sasha V.S. John Digweedを試聴してみたらこれがなかなか良くって購入。特にJohn Digweed Mixの女性ボーカルの歌物ハウスにははまりました。実にエモーショナルに盛り上がってくれます。 John Digweedについ…

今日は映画の帰りにちょっと探し物があって表参道・青山のあたりへ出掛ける。実家では赤旗とっていたような真性プロレタリアートのオレとしては敵地みたいな場所であるが、案外しけた面の奴等しかいなかったので溜飲を下げて帰る。

スチームボーイ /監督・大友克洋 (2004年・日本)

普通に冒険活劇かな、と思ってそんなには期待してなかったんですが、ありゃーっ!すいません!これおもしれーや!失礼しました! ストーリーは確かにジュブナイルSFと言った趣のとてもオーソドックスなスチーム・パンクSFなんですよ。でもさ。そんな所じゃな…

ラ・ジュテ / サン・ソレイユ /監督・クリス・マルケル(1962年・1983年 フランス)

クリス・マルケルはフランスの映像作家であり、ジャーナリスト、写真家でもある。 - ラ・ジュテは全編モノクロのスチール写真のみで構成された短編SF映画。核戦争により絶滅した人類の最後の生存者達は地下で細々と暮らしていた。彼等の最後の希望はタイム…

業務報告です。 チョ〜さん、今日オレ休みです。オーストラリア便の件は適当にやっておいてください。

酒と狂奔の日々

新しい事業所に異動してから初めての飲み会に出席する。定年退職の方の送別会なのだ。 で、そういうのとはお構い無しに暴走する。そもそも素面でも暴走している人間なので、オレ的にはいつもの延長線上というかいつものゴージャスバージョンを演ってるという…

ありゃ

いつのまにかカウンタが5000超えてました。少し感慨に浸る。

DOOM 3  日本語マニュアル版 サイバーフロント (Windows・PCゲーム) ASIN:B0002OWY5I

テラフォーミング初期段階の火星が舞台。鉱物資源探査のため火星の穴倉をがっつんがっつん掘り進んでいたら、なんか判んないけどヤバイもんぶち開けちゃったみたいだYO!中からエクトプラズムだかエンティティーだかキャスパーだかが溢れかえって、基地内の…

SINGLES and STRIKES / 電気グルーヴ ASIN:B0001FAAYK

実は電グルはメジャーデビューの「フラッシュパパ」の頃から、なんとなく聴いているグループだ。なんとなくアルバムを買い揃え、なんとなく卓球のソロも買い揃えていたりする。この「なんとなく」というのがクセモノで、要するに、物凄く好き、というほどで…

ちょっと無謀か!?全?京極本 一口レビュー

京極堂シリーズ 姑獲鳥(うぶめ)の夏 全てはここから始まった。最初読んだときはいきなり延々と認識論の講釈が始まって面食らったもんです。昭和中期の雰囲気がとてもよかった覚えがあります。そして中盤の視覚化不可能と思われる超絶トリック!これ、本当に…

百器徒然袋 風 / 京極 夏彦 (著) 講談社ノベルス

“憑物落とし”京極堂シリーズに登場する天下無敵の探偵・榎木津礼次郎を主人公に据えた中編集の第2弾。 京極堂シリーズではこの榎木津礼次郎が一番好きなキャラクターだったりします。眉目秀麗、腕力最強、“他人の記憶を読む”という得意な能力を兼ね備え、旧…