ピザーラこだわりの全粒粉ピザシリーズ完食

PIZZA-LAから新しく発売された「全粒粉を生地につかったこだわりのピザシリーズ」の試食レポートをこの間からお送りしていますが、まだレポートしていない残りの2種類についても遂に食い切ったのでここで紹介してみましょう。これで4種完食です。完食したからどうなんだ、と言われればそれまでなんだが、自分でもいったいこのエントリに何の意味があるのか不明であります…。まあいつかピザ頼む事があったら参考にでもしてくだされ!

ルッコラとイタリア産プロシュートのサラダピザ(¥2730)

トマトとチーズのシンプルなピザに、イタリア産プロシュート、フレッシュルッコラのサラダを大胆に後のせ、エキストラバージンオリーブオイル添え
トッピング:トマトソース、フレッシュダイストマト、フレッシュルッコラ、チーズ、ブラックペッパー、パルメザンチーズ、イタリア産プロシュート、チェリートマト、アップルウッドスモークドベーコン、エキストラバージンオリーブオイル

今回”全粒粉ピザシリーズ”で最も強敵である『ルッコラとイタリア産プロシュートのサラダピザ』の登場である。何が強敵なのかというとその値段である。¥2730。大衆居酒屋チェーン『さくら水産』なら吐くまで飲める金額である。男一人の夕食代としてはかなり手強い金額であるのは確かだ。しかも前回食した『トマトとモッツアレラのトマトクリーム仕立て』におけるトッピングであったルッコラがどうもイマイチだったという不安材料もあったのである。しかしレポートは完成させなければなるまい、ということで注文してみました!
ルッコラについては前回解説したが、今回のトッピングの要はなんといっても”イタリア産プロシュート”であるという事が出来るであろう。そもそもプロシュートとはなにか。落下傘。それはパラシュート。プログラム内部での処理単位。それはプロシージャ。プロシュート兄弟。それは「ジョジョの奇妙な冒険 第5部 〜黄金の風〜」の登場人物。スタンド能力はザ・グレイトフル・デッド。…お約束はここまでにしてプロシュートとは何かというと、要するに生ハムの事なんですな。

プロシュット(Prosciutto)はイタリア語で「とても乾いた物」という語源でイタリアでは豚のもも肉のハムを表わすが、日本では特にイタリア産、またはイタリア式に薫製にしない生ハムを言う。豚のもも肉を塩漬けにした後、乾燥したところにつるし、製造する。自家製のものは、暖炉近くにつるされることがあるが、意図的な燻上は行わない。生ハムであるため、近年まで個人が持ち込んで輸入することに制約があった。
プロシュット 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

『教えて!Wikiたん』では”プロシュット”となってましたが、こちらのほうが日本語表記としては一般的なのかしらん。まあなにしろ生ハムだ!生だ!生なんだよ!”生”って付くとだいたいが高級っぽくなるから不思議だよな。しかし生ハムなんざ狭いながらも楽しい老朽アパートに男一人でヤモメ暮らしを囲っているような人間にはあまり縁が無い食いモンであることも確かだ。やっぱりオレなんかだと生ハムよりも日本ハムのウイニーだし、これに6Pチーズとカキピーがあれば豪華なおつまみとなるのである。人はこれをして”清貧”と呼ぶ。
その生ハムとルッコラのピザということなんですがさてそのお味は!(やっと本題かよ)…えーっと、またしても、普通。やっぱりサラダピザという感覚がイマイチ馴染めないんだよな。サラダかピザかどっちかにしろよ!なんて思っちまうわけだ。サラダラーメンとかサラダご飯とかあったとしてもあんまり食う気しないもんあ。焼いたピザの上に冷たい菜っ葉と冷たいハムが乗っちゃうのが水と油のようでさ。そういう訳で、『ルッコラとイタリア産プロシュートのサラダピザ』、特にどうというお味では御座いませんでした!


マルゲリータ(¥1890)

イタリア産モッツァレラチーズを使用、トマトとちぎってのせるフレッシュバジルの香り豊かに。エキストラバージンオリーブオイル添え
トッピング:トマトソース、オニオン、フレッシュバジル、モッツァレラチーズチェリートマトエキストラバージンオリーブオイル

トマトとフレッシュバジルのシンプルなピザ。これはどこのお店でも出している定番中の定番なので御馴染みでしょうなあ。普通に美味しかったのでくどくど何か書く必要が無いぐらいです。でもまあついでですからバジリコについてきちんとおさらいしてみることにしましょう。

バジリコ(Basilico)は、シソ科メボウキ属の一年草。学名はOcimum basilicum、和名はメボウキ。英名のバジル(Basil)の名でも知られる、インド、熱帯アジア原産のハーブ。香辛料としてイタリア料理で使うことが多いことから、この名前で呼ばれることが増えている。バジリコの使用法としてはジェノヴァ付近で作られるペスト・ジェノヴェーゼ(ジェノヴェーゼ・ソース)が有名。その他、トマトと相性がよいことでも知られる。バジリコ・スパゲッティとは東京のキャンティというイタリア料理店がまだバジリコが手に入らない頃、シソとパセリを使ってジェノヴェーゼを再現したものと言われている。バジリコの種子は、水分を含むとゼリー状の物質で覆われる。グルコマンナンが多く含まれるため。乾燥状態の約30倍に膨張し、食物繊維を豊富に含むことからダイエット補助食品としても利用されている。日本では、目のほこりを取るのに使ったことから、メボウキと呼んだ。東南アジアでは、水に浸した種子をデザートにする。
バジリコ 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

バジリコが手に入らないからシソとパセリで作ったスパゲッティというのが面白いですね。しかしメボウキなんて名前があるぐらいだから、実は結構昔から日本にあったということなのかな?

※『ピザーラこだわりの全粒粉ピザシリーズ』のこれまでのレポートは以下に。
ピザーラこだわりの全粒粉ピザシリーズ〜トマトとモッツァレラのトマトクリーム仕立て
ピザーラこだわりの全粒粉ピザシリーズ〜厚切りベーコンとほうれん草のとろ〜り半熟たまご添え
それにしてもピザ4枚の総額¥9240。よく食ったなあ…。

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