FF12発売だああああ

時事にさえ興味が無く、もはや時流にも若者たちの話題にも付いていけない尾羽打ち枯らした敗残ブロガー(アルファブロガーに対しオメガブロガーと呼ぶ)であるこのオレにも、たった一つだけ若人と話を合わせられ、かつはてなの”注目ISBN”に名を連ねているアイテムにリンクできるものがあった。『FAINAL FANTASY ⅩⅡ』である。


オレのFF歴はスーファミで発売されたFFⅣまで遡る。実はスーファミが初めて触ったゲーム機であり、FFが始めてプレイしたRPGだった遅咲きゲーマーのオレにとって、発売されたばかりのスーファミの新機能をフルに使って製作されたFFⅣは驚異のゲームであった。ホント、ファミコンの画面ぐらいしか知らないオレにとって、当時のそのグラフィックには度肝を抜かれたものだ。いや、グラフィックばかりではない、その音楽、物語、ゲームシステム。「”ゲーム”というものにはオレがこれまで知らなかった特別な何かがある」、そう感じさせた作品の一つだったのだ。最後のラスボスのステージに行く時なんてさあ、「よし、行くぞ!」と声を出して気合入れたのを今だ覚えてるよ。こりゃあスゲエ、とファミコンを購入、FFⅡをやってみる。だがラストダンジョンのあまりの凶悪さで断念…。


その後FFⅤ発売。この時、オレの部屋のTVは19インチだったのだが、「大きい画面でFFをやるんだああ!」とばかりにゲームと合わせて29インチのTVを購入!さらにFFⅥ発売の時は発売日に会社を有給とってお休みし、ゲームを朝から購入、朝からプレイ!この時はわざわざ会社のゲーム好きのヤツにそいつが仕事中に電話掛けて「君が仕事やってる最中にオレはFFプレイしまくりさグフフ!」などという嫌がらせ以外何者でもないことを言っていたサイテーなオレ!このFFⅥではドット絵描写最後のFFという有終の美を飾る高い完成度で、さらに”魔導機”(だったっけ?)というメカニカルな要素を導入、これまでの”剣と魔法”の枠を超えた新機軸を打ち立てたという所も斬新だった。


しかしプラットフォームをプレイステーションに移したⅦは初ポリゴンの画面がどうにも気に入らなくてあまり盛り上がらなかった。取り合えずクリアしたが、最後までセフィロスってなんだったのかストーリーが全く読み込めなかった!だがⅧになり7頭身で表現されたポリゴンキャラが登場、これは好きでした。キャラ全員レベルMAXにするまでやったもんなあ。実はリノアとキスティスとセルフィーのフィギュア、持ってます…。次のⅨもやる気満々でしたが、作りこまれたグラフィックの都市を離れると一気になんもない平原になり、そのフィールドを延々歩かされるというギャップの大きさが納得できなくて途中で放り投げました。


そしてFFⅩ、これはよかったなあ。これまでの全てのFF全ての総決算といった雰囲気の高いグラフィック描写、悲劇的なストーリー、個性的なキャラ、特にムービーのCGクオリティの高さはリセットしながら何度も見てしまったほど。このFFⅩでもほぼ全員のアビリティレベルをMAXに。お陰でクライマックスの戦闘がどれもすぐ終わってしまっていた…。サイドストーリーのⅩ-2もそれなりに楽しめました。これまでのFFは作りこまれた世界観とゲームシステムを作品毎に惜しげもなく変えてきましたが、逆に勿体無くさえ感じていたから、出来不出来はあるにせよ今発売されているスピンアウトものには肯定的です。


あ、あとFFⅩⅠがあったな。オレMMORPG嫌いだからこれはパスした。


…とまあ、オレのFF歴であった。さて今日はいよいよ待ちに待ったFFⅩⅡの発売であります。あまぞんぬさんからのメールで既に昨日発送したという情報はGET!あとはアパートに帰るだけ!もうやってやってやってやってやりまくりたいが…ウヌヌ、今日も残業が…。前回もそうだったが、クリアは多分半年後ぐらいになると思うな…(泣)。


ちゅう訳で明日から日記の更新減るからね!そこんとこヨロシク!(ホントに減るのかなあ…。)