最近買ったCDなどなどなど

MUM / PLEASE SMILE MY NOISE BLEED

Please Smile My Noise Bleed
先日ここでも紹介したMUMですが、こちらはリミックス・シングル。例によって童謡の様な子守唄のようなメランコリックで心安らぐメロディは相変わらず。まるで幼女が口ずさんでるようにも聴こえる歌声はノスタルジーさえ感じます。音的にはどちらかというとエレクトロニカ寄りですが、逆にシンプルで取っ付き易いかも。
(こちらで試聴できます。http://www.tigersushi.com/site/frameset.jsp?page=Rcd.jsp&RcdId=4677

FOUR TET / ROUNDS

Rounds

Rounds

MUMからの派生で、「フォークトロニカ」ってどんなもん?と興味が湧き見つけたのがこのフォー・テット。生音主体の楽器とサンプリングでMUMのように中心を見つけ出せない、現われては消えてゆくリズムとメロディーは奇妙に取りとめがなく、しかし美しい音を聴かせますが、こちらのほうがリズムは骨太で男性的。時にはガムランのリズムさえ聞かせます。エレクトロニカを生楽器でやるとこうなる、みたいな静謐さ硬質さを合わせ持っています。テレフォン・テル・アビブを思い出したな。

■TRR50 / THANK YOU

Tpr 50 Thank You

Tpr 50 Thank You

そのフォー・テットの人がもともといるバンドFRIDGEも参加しているオムニバス・アルバム。オレゴン州のインディーズ・レーベル、テンポラリー・レジデンスがカタログが50を超えたことを記念して作られたアルバムだそうです。全体的にはギター主体のインストゥルメンタルが多いですが、ポスト・ロック的などとよばれる抽象性の高いエレクトロニック+アコースティックは自己主張が控えめで耳触り良し。

ADAM BEYER / FABRIC22

Fabric 22

Fabric 22

ということでひたすらフォークトロニカに浸っていましたが、そろそろ元気全開でいこうかい!と思い限りなくフロアーなテクノDJものを。アダム・ベイヤーはハードミニマルなミックスを手がけるスウェーデンのDJ。今回もゴリゴリと低音から攻めてきます。

KO KIMURA / KO :HEAR:ENCY Assembly03

Ko:Hear:Ency Assembly 3
DJ木村コウ、日本のDJですが20年を超えるキャリアを持つのだそうです。今回はプログレッシブ・ハウスやテクノを織り交ぜ、1曲目からロマンチックなミックスを聴かせてくれます。

KRAFTWERK / MINIMUM-MAXIMUM

Minimum Maximum

Minimum Maximum

テクノ・ミュージックの創始者とも言えるクラフトワークのライブ・アルバムです。ベストアルバムとしても優れた選曲ですが、オレ的にはクラフトワークにあまりライブの必然性を感じないんだけどなあ。

YOUNG MARBLE GIANTS / LIVE AT THE HURRAH

Live at the Hurrah

Live at the Hurrah

以前ここで紹介したヤング・マーブル・ジャイアンツ、ライブ音源が存在してたんですね。しかし、こんなライブが聴けるライブハウスがあるのっていいなあ。時々グラスの鳴る音とか喋り声とかが聴こえて、とても和やかな雰囲気。なんかこじんまりした所でやってるんだろうなあ、と勝手に想像して楽しんでます。

PET SHOP BOYS / BACK TO MINE

Back to Mine

Back to Mine

様々なアーチストに自らのルーツとなる楽曲を編集させるシリーズ、BACK TO MINE。今回はペット・ショップ・ボーイズですが、やはり予想通り、曲担当のクリスは懐かしのユーロテイストのディスコ・ミュージックでボソボソドタドタっと攻めてきます。殆どPSBの元ネタと言ってもいいぐらいかも。対するボーカルのニールはロマンチックなストリングス物が多くて、こちらもファンならあの曲、この曲に通じるものがあるなあ、とニヤリとさせられるものばかり。

SONIC YOUTH / CORPORATE GHOST The videos:1990-2002(DVD)

Corporate Ghost - The Videos: 1990-2002 [DVD] [Import]

Corporate Ghost - The Videos: 1990-2002 [DVD] [Import]

ロックミュージック自体は聴かなくなりましたが、ロック的なヴィジュアルっていうのは今でもカッコイイと思うことがある。ソニック・ユースは実は聴いた事さえなかったのだが、CD店で見たこのDVDの映像センスには魅せられた。適度にぶっ壊れていて適度にぞんざいで、適度にダルそうな雰囲気、そして適度にとんがったセンス。力の入って無い所が実に良い。ひょっとして、オルタナ初体験か?