昨日は銀座で合コンであった。合コン。やはりなんかいやらしい響きだなあ。合コンの”コン”はコンパの略で、これはコンパニー、すなわちカンパニー(=company)、交友会とか懇親会の意味。わざわざ調べるなよオレ。”合”のほうは「合同」であるが、しかしどう考えても「野合」の”合”だよな。なんだか略されてしまってる言葉って言うのは、お手軽で薄っぺらい印象のものが多いが、合コンも似たようなもんか。…って、おおお、なんかオレ、ネガティブだな。なぜかというと、なんとこのオヂサンは初体験だからだ。
結局平凡だったり三人並みだったりする同士で集まって、平凡なりにお互い良い所見つけあいましょう、ということなんだろうが、それはそれでいい事なんじゃないですか。もちろん非凡でハイグレードな人たちの合コンもあるのでしょうが、劣等感を刺激しまくるのであまり想像したくありません。(でもそういう連中って自信満々だろうから、自信満々な連中のギラギラした合コンってのも考えると気持ち悪いモンがあるな。)まあオレのように常に単独行動する人間は傍から見ると寂しいヤツなのかも知れんが、合コンばっかり繰り広げてる男や女というのもある意味寂しい連中だって気もしますね。
と言う訳ですが、楽しかったです。まあオレのようなものが呼ばれること自体感謝しなきゃならないわけで、呼ばれた時点でオレ的には全てOKです。呼んでくれた「み」さんありがとう。ただオレ酒飲むと限りなく暴走するタチなので、来てた皆さんにはご迷惑をお掛けしたかな、と。せっかく話しかけてもらっても「どんな本読んでるんですか」「コンピューターハッカーとデジタルアンダーグラウンドの歴史についての本です」「どんな女優さんが好きですか」「ぐうぃねすぱるとろー」とかオレが答えるたびにみなさん「???」だったのでスイマセンデシタ。あと噂では聞いてましたが「たいしたいい女でもないくせに最初からシラッとしてて、人が何か言うたび水を差して白けさせる、何しに来たんだオマエ、という女」というのが本当に存在するんだなあ、ということも確認できました。お互い大した事無いモン同士なんだから少しは謙虚になれよ。何かと勉強になる楽しく愉快なはじける合コンでした。
あと海外旅行が好きなだけ、っていうのはある意味詰まんないんじゃないの、とか思った。自分にとって素晴らしいものが”ここ”ではなくてどこか別の場所にあると思ってるっていうのは、ある意味現実否定なんじゃねーの。これがホームステイとか滞在になると旅行先は”現実”になるからまた意味合いも違ってくるけどね。だいたいそんなにその場所が好きだったり素敵だったとか言うんなら住んじまえばいいじゃねえか、と思うんだけど。(あいかわらず訳のわからない極端なものの言い方だなあ。さすがオレ)オレも現実逃避的な人間ではあるが、それなりに後ろめたさは持ってるつもりだよ。でも海外旅行好きってそんなのねーもんなー。
写真はソニンちゃんですな。ソニンちゃんは好きです。でも合コンの後ファミレスは行きませんでしたよ。