最近ダラ観した韓国映画

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■暗数殺人 (監督:キム・テギュン 2019年韓国映画

暗数殺人 デラックス版 (Blu-ray+DVDセット)
 

収監中の殺人犯は更なる殺人を自白するがその供述は常に曖昧で不透明、犯人の目的は何なのか?という韓国映画『暗数殺人』観た!愚直に真実を追い求め続ける主人公刑事と彼を翻弄する狡猾なサイコパス殺人者との息詰まる頭脳戦!先行きの見えない展開に最後までハラハラしながら観たぞ!

■ムルゲ 王朝の怪物 (監督:ホ・ジョンホ 2018年韓国映画

ムルゲ 王朝の怪物 [DVD]

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  • 発売日: 2020/08/19
  • メディア: DVD
 

韓国モンスターパニック時代映画『ムルゲ 王朝の怪物』を観た!物語としては可もなく不可もなしといった所だが、グエムルを始め韓国人にとってモンスターとは何の象徴なんだろうなとちょっと考えてしまった。『ムルゲ』のモンスターは不気味だがどこか哀れな存在でもあった。

 ■公共の敵(監督:カン・ウソク 2002年韓国映画

公共の敵 【韓流Hit ! 】 [DVD]

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  • 発売日: 2010/03/26
  • メディア: DVD
 

やさぐれ暴力刑事と冷酷尊属殺人犯との丁々発止の死闘!韓国映画『公共の敵』は陰惨な犯罪ドラマの骨子を持ちながら、主人公刑事の後先考えない破茶滅茶さと単細胞過ぎる暴走振りが可笑しさととぼけた雰囲気を醸し出し、韓国犯罪映画は重苦しいノワールばかりじゃないと思わせるテンポのいい快作だ!

■公共の敵2 あらたなる闘い(監督:カン・ウソク 2005年韓国映画

公共の敵2 あらたなる闘い 【韓流Hit ! 】 [DVD]

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  • 発売日: 2010/03/26
  • メディア: DVD
 

『公共の敵』続編!今作の主人公は刑事ではなく検察官、とはいえ前作と同じ後先考えない破茶滅茶さと暴走ぶりは相変わらず!基本となるのは正義への熱い思い、その一途さと真っ当さがこのシリーズの基本なのだろう。ただし前作ほど羽目を外せなかったのは検察官という立場があるからかな?

■カン・チョルジュン 公共の敵1-1(監督:カン・ウソク 2008年韓国映画

シリーズ第3作は主人公が再びやさぐれ刑事として登場!ひたすらだらしないがひたすら正義の気概に満ちた主人公がひたすら暴走しまくる、というパターンは相変わらずで、むしろこんな主人公キャラをひたすら愛でるシリーズなのだ思う。3作目ともなるとそんなキャラも円熟味が増し、乗りに乗った演技は時として大いに笑わせ大いに応援したくなってくるのだ。 

■悪いやつら(監督:ユン・ジョンビン 2012年韓国映画

悪いやつら [DVD]

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  • 発売日: 2014/01/07
  • メディア: DVD
 

貧乏くじばかり引かされるしがない小役人がひょんなことからヤクザ社会と繋がりを持ち、次第に大物として君臨してゆく様を描く物語。一般市民が逆切れして闇社会にのめり込む様がどこか『ブレイキング・バッド』を思わせ、縁故を重んじる韓国社会のドロドロの癒着体質もまた浮き彫りにする。そしてヤクザよりもタチの悪い姑息な男として裏社会を渡ってゆく主人公の姿は、なあなあづくしの政治へのアイロニカルな暗喩なのかもしれない。あと、ドンソク兄貴がとても情け無い役で出演しているのも見どころ。

 密偵(監督:キム・ジウン 2016年韓国映画

密偵 [Blu-ray]

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  • 発売日: 2018/04/04
  • メディア: Blu-ray
 

大日本帝国統治下の韓国でスパイとなってしまった男の運命を描く韓国映画。悲壮感と緊張感の漲る物語や鋭利で迫真的なアクションのみならず、重厚なセットや美しい衣装、瑞々しい映像を見せる撮影など実にしっかりと作られた非常にクオリティの高い作品だった!ただ、ちょっと長かったかな。 

名もなき野良犬の輪舞(監督:ピョン・ソンヒョン 2017年韓国映画

名もなき野良犬の輪舞 [Blu-ray]

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  • 発売日: 2018/10/03
  • メディア: Blu-ray
 

潜入捜査官として地獄の体験を経た刑事が辿りつく虚無を描く物語。しっかり作ってはあるが同じ潜入捜査官を描く韓国映画『新しい世界』と比べると取り立てて秀逸さは感じなかったし、あとこういった何の救いもないノワール作品にウンザリしてきたのも確か。

■#生きている(監督:チョ・イルヒョン 2020年韓国映画

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ゾンビ禍発生の中、団地に閉じ込められた若者のサバイバルを描くNetflixオリジナルドラマ。限定された舞台の中その辺の一般人でしかない主人公がどうやって生き延びるのか?が焦点となるが、それだけで100分程度のTVドラマを作るのは限界があったのか、ご都合主義とどこかで観た展開がシラケさせる残念な完成度となっていた。

フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド、2004年一回こっきりの復活ライヴアクト。

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YouTubeを徘徊していたらフランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドFGTH)の2004年ライヴ、という映像を見つけ思わず見入ってしまった。FGTH、「リラックス」のヒットで1980年代にセンセーショナルなデビューを果たしたイギリスのニューウェーヴ・バンドである。

当時ニューウェーヴサウンドにどっぷりハマっていたオレもこのFGTHにはすっかりヤラレてしまっていた。とはいえ過激な歌詞で放送禁止にもなった曲「リラックス」はあまり好きなシングルではなかった。リズムが単調に思えてな。ただし大ヒットしたこの曲はその後も映画やCMでも引っ張りだことなり、FGTHを知らなくともこの曲は聴いたことがある方は多いんじゃないかな。


Frankie Goes To Hollywood - Relax (Laser Version)

その後の「トゥー・トライブス」がヤバかった。その頃まだ冷戦状態にあった米ソ対立を茶化した曲なのだが、空襲警報や「原爆投下後のシェルター生活における注意」のアナウンスをサウンドコラージュしたミックスが実に禍々しくて大いに盛り上がったのである。


Frankie Goes To Hollywood - Two Tribes

FGTHはその後2枚組デビュー・アルバム『ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャー・ドーム』をリリース、タイトル曲はなかなかイケていて、プログレッシヴ・ロック的なアプローチの面白い曲だった。この曲も好きだったね。↓のミックスなんて24分ヴァージョンだぜ!?この長さがプレグレなんだ(そうなのか?)!?

www.youtube.com

ただ、アルバム全体としてはあまりにとっちらかった印象で、既にこのアルバムから「やはり一発屋だったか?」という雰囲気が漂ってきていた。案の定その後シングルに恵まれずアルバム2作目『リヴァプール』をリリースした翌年に解散。それからオレも興味を失ったが、シングル曲のリミックスを集めたCDを見つけたら購入したりはしていた。

……とまあこれが前振りである。では本題の「フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッド2004年ライヴ」を見てもらいましょう!


FRANKIE GOES TO HOLLYWOOD - Welcome To The Pleasuredome,Two Tribes & Relax (Wembley Arena, 2004 mast

「ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャー・ドーム」!「トゥー・トライブス」!「リラックス」!FGTHの大ヒット3曲が19分に渡って演奏される実にエキサイティングなステージじゃないか!演奏もパワフル!奴らちゃんと演奏できたんだ!?おまけにオーケストラや多数の女声コーラスまで入り、ゴージャスこの上ないぞ!

このライブ映像は1987年の解散から17年後の2004年11月、ウェンブリーアリーナで開催されたプリンストラストコンサートを行うために1回限りの再編成が成された時のものだ。「ヴォーカル、なんか見慣れないけど?」と思ったらオリジナル・メンバーであるホリー・ジョンソンは参加しておらず、代わりにオーディションで選ばれたミュージカル・シンガー、ライアン・モロイという人が歌っているのだ。しかしこのライアン・モロイ、全く遜色なくFGTH曲を歌い上げてるじゃないか!イイネ!「リラックス」の曲から乳首を出して歌うのもイイネ!

また、「ウェルカム・トゥ・ザ・プレジャー・ドーム」ではプログレ・バンド、イエスのギタリストとして知られるスティーブ・ハウが客演しているので元プログレ小僧だったオレもびっくりである。FGTHトレヴァー・ホーンのプロデュースで人気を集めたが、同じトレヴァー・ホーン・プロデュース繋がりであるイエスからの客演ということなんだろう。それと「リラックス」演奏前にステージに招き入れられる男性はトレヴァー・ホーンなんじゃないかな。

というわけで2004年のライヴの話題!しかも数十年前に解散したバンド!という時流を全く無視した、でも「オレが楽しかったからそれでいいんだよ!」という記事なのであった!アディオス!

アントニイ・バージェスの『時計じかけのオレンジ』を読んだ

時計じかけのオレンジ / アントニイ・バージェス

時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)

近未来の高度管理社会。15歳の少年アレックスは、平凡で機械的な毎日にうんざりしていた。そこで彼が見つけた唯一の気晴らしは超暴力。仲間とともに夜の街をさまよい、盗み、破壊、暴行、殺人をけたたましく笑いながら繰りかえす。だがやがて、国家の手が少年に迫る―スタンリー・キューブリック監督映画原作にして、英国の二十世紀文学を代表するベスト・クラシック。幻の最終章を付加した完全版。

時計じかけのオレンジ』といえばスタンリー・キューブリックの映画作品がなにしろ有名だし、この映画のファンの方も多い事だろうと思う。ところがオレはこの映画がそれほど好きではない。 キューブリック・ブランドであることが邪魔しているのかもしれないが、アイロニーの在り方が単純すぎ、主人公であるチンピラ青年にも共感する部分が無く、彼と仲間たちの行う「超暴力」にもうんざりさせられるのだ。結局この作品は映画で観られる個々のキッチュなアイテムや主人公のファッション、ルドビゴ療法という言葉がアイコンとして独り歩きしてしまっている作品のような気がするのだ。

にもかかわらずこの今、『時計じかけのオレンジ』の原作であるアントニー・バージェスの作品を読もうと思ったのは、《タイム》誌による20世紀ベストノヴェルの一冊であり、『1984年』と並んで「読んだ気になっている小説の一つ」のように思えて、この辺で一回挑戦しとこうかあ、という気になったからである。あと、この小説も10代の頃文庫本を買っていて結局読まなかったという経緯があり、心理的積読を一個減らしたかったというのもあった。

物語の内容はあえて説明するまでもなく、近未来のイギリスで暴れまわる不良少年集団の野放図さと、その中心である主人公アレックスが逮捕され、サディスティックな思想矯正を受ける様を描いたものだ。骨抜きにされたアレックスはこれまで彼が行っていたような「超暴力」にさらされ、瀕死の状態で救われ、今度は非人間的思想矯正を行う政府に対する批判キャンペーンのコマとして使われるようになる。読んでみると映画化作品は原作の内容を非常にきちんとトレースしており、目立った改変も無い。しかしにもかかわらず、原作者バージェスはキューブリックの映画化作品を嫌っていたというから面白い。

時計じかけのオレンジ』はいわば非常にアイロニカルな物語であり、同時に、「自由意志とは何か」について描かれた物語でもある。いかな非道なチンピラであろうと、政府がその思考を、その意思を強制的に改造するという行為はディストピアへの第一歩であるということだ。すなわち体制批判も込められてるのである。ここにはクリスチャンとしてのバージェスの思想もあるのだろう。例えば作中ではこんな一節がある。

「役人というのは、いつも欲張り過ぎるんだ」といった。「しかし、本質的な意味は、真の罪悪だ。選択のできない人間というものは、人間であることをやめた人だよ」(中略)「そういうのが当たり前だ、クリスチャンである以上はね」(p250)

この「選択のできない人間」こそが、「時計じかけのオレンジ=外見は自然物であるのに中身は非自然物のまがい物=非人間的存在」ということなのだ(ところで映画では描かれないが、アレックスが物語冒頭で襲撃を掛けた家屋に住む作家が書いていた本のタイトルが『時計しかけのオレンジ』だった)。

とはいえ、この物語の本当の面白さは、そういったテーマ性にあるのではない。『時計じかけのオレンジ』の本当の面白さ、それは、作中に頻繁に登場するチンピラスラング、「ナッドサット」の面白さだ。例えばこの文章。

そこで、おれ、オディン、ドヴァ、ツリーとかぞえると、ブリトバをヒュッヒュッヒュッとジョージーのリッツォやグラジーじゃなくて、やつがノズを持ってるルーカーねらって切りつけたら、兄弟よ、やつ落とした、落としたよ。(p83)

なんだかさっぱり意味が分からないが、原作ではこれらナッドサット語に実際の意味のルビがふられており、意味が分かるようになっている。これらナッドサット語は言語学者でもあったバージェスが「ロシア語を取り込んだ英語」として作成した人工言語であり、アレックスら10代のチンピラが使うスラングとして登場するのだ(ちなみに「ナッドサット」とは「10代」という意味で、いわば「俺らの言葉」といったところだろう)。そして弾丸のように奔出するこのナッドサットが、一種独特の世界観を物語に与え、異様なドライブ感をもたらしているのだ。

バージェスはこの作品を書く時、実際に存在する若者言葉を使ってしまうと時代を経れば古びてしまうと考え、それでこの人工言語を生み出したのらしい。そしてそれは功を奏し、この小説を時代を超えて楽しめる物語として書き上げることに成功したのだ(ただし映画では汎用し過ぎると意味が分からなくなると考えたようで、原作とは多少違う、すぐ意味が連想が出来るナッドサット語が使われている)。

こういったナッドサットの面白さに加え、時に読者に直接語りかけて来る、主人公アレックスの妙に懐こい一人称表記が、彼の心理に読者を強引に引き寄せる事になる。ナッドサットの在り方もそうだが、アレックスのこの話し言葉のリズムとテンポの良さが格別で、今作の訳者である乾信一郎氏の匠の技が感じ取れる素晴らしい訳文となっている。また、今回読んだのは「完全版」と銘打たれたものだが、これは諸事情によりこれまでの文庫版に収録されていなかった「幻の最終章」が収められているのだ。そういった部分で、映画化作品のファンの方もそうでない方も、一度手に取ってもらうといいのではないかと思うのだ。

ところでこの原作を読んでから改めて映画を観直したのだが、これまで「それほど好きでない」作品だったものが、とても面白く観る事が出来てしまったのだから不思議なものである。原作にはないキューブリックの美術に感心したのと、主演のマルコム・マクダウェルが、原作のアレックスそのもののように生き生きしていたのがよかったのだ。

時計じかけのオレンジ 完全版 (ハヤカワepi文庫 ハ 1-1)
 
時計じかけのオレンジ [Blu-ray]

時計じかけのオレンジ [Blu-ray]

  • 発売日: 2010/04/21
  • メディア: Blu-ray
 

 

ターミネーターにランボーにロボコップにジョーカーにスポーン!格闘ゲーム『モータル・コンバット11』がとても楽しい!!

Mortal KOMBAT 11 Aftermath Kollection

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「ゲームで腰を痛めたのでゲームやれない」と言ったばかりのオレが、舌の根も乾かぬうちにまたもやゲームを買ってしまったんだッ!オレのバカ! バカバカバカ!そもそも『ウィッチャー3』はどうするんだよ!ホントにもうオレったら気まぐれ屋さんなんだから!そこが魅力だって妄想の声が聞こえるけどもちろん間違いなく妄想だ!

新しく買っちゃったゲームのタイトルは『Mortal KOMBAT 11 Aftermath Kollection』!格闘ゲームなんだ!「Mortal KOMBAT」シリーズの11作目、それにあれやこれやのダウンロードコンテンツを付け加えた「Aftermath Kollection」というヤツなんだね!「そんなのゲームタイトル読めばわかるよバカ!」とか言わないでくれよ!オレはくどくどしい文章を書く人間なんだ!このブログ読めば分かるだろ!というか分かってくれ!(ついでにブログも読んでくださいお願いします零細なんです読者いないんです)

この「Mortal KOMBAT」シリーズ、なんと18歳以上推奨の成人ゲームなんだね!別にエロゲーとかじゃないよ!オレはエロジジイだけどね!なんで18歳以上かというと、なにしろコッテコテに残虐なんだ!血しぶき!肉体破壊!飛び散る手足!もうこれでもかとばかりにゲロゲロなサディスティック描写が挿入される!まあ要するにこんな感じなんだ!

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でもスプラッターホラーみたいのじゃなくて、むしろ「ヒャッハーッ!」と雄叫びを上げちゃうようなロケンロールなノリのゲームなんだ!でも実のところあんまりイキ過ぎてて見ていて感心しちゃう、感心したついでに笑っちゃう、なんかこーある意味バカゲーという事もできるね!

さてこのシリーズ、あんまりマニアック過ぎて日本では4作目以降リリースされていないらしい!海外では大人気らしいんだけどね!まあ確かにアメリケーンな人が好きそうなゲームだよな!実は映画化もされていて、「ダメなほうのポール・アンダーソン」「バイオハザード一筋」「嫁はミラ・ジョヴォヴィッチ」で知られるポール・W・S・アンダーソン監督により1995年『モータル・コンバット』のタイトルで公開されているんだ!観たけど変な映画だったな!ゲラゲラ!

とまあそんなゲームなんだが詳しいことはもっとちゃんとしたゲームサイトを読んでくれればいいや!で、このゲームをなんでやってみようかと思ったかと言うと、「モータル・コンバット」のオリジナルゲームキャラ以外に、オレの好きそうな映画のキャラが多数参戦しているからなんだね!これがもうびっくりしちゃうようなメンツなんだ!

まずターミネーター」のシュワルツェネッガー 

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そして「ロボコップ」!

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最凶バットマンヴィランの「ジョーカー」!
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アメコミ・キャラで映画化もされた「スポーン」!

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こんなキャラを使って敵を粉砕しまくるなんて最高じゃないか!オレはオリジナルキャラなんかに目もくれず今ん所彼らばかり使って遊んでるな!(注意としてはこれらのキャラのDLCが入っている『Aftermath Kollection』の購入が必要で、無印の『Mortal KOMBAT 11』だとDL購入する必要があるんじゃないかな、多分)

で、さらにだ!11月17日発売予定の新DLC「Kombat Pack 2」で追加されるキャラはこの人!
ジョン・ランボー

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即ち、ターミネーターVS.ランボー、シュワVS.スタローンの戦いがゲームの中で実現するという訳なんだね!なにしろ見てよこの動画!うおおおおこりゃ盛り上がるわな!

なお、このランボー他全キャラ&DLC入りの『Mortal Kombat 11: Ultimate』も同時発売されるらしいから、欲しい人はこの発売を待つという手もあるね!あ、なにしろ日本未発売ゲームなんで輸入盤になるし言語も英語だから注意しよう!

ところでオレ、もともとゲーム自体ヘタなヘタレゲーマーなんだが、格ゲーの腕はと言うとこれがもう小惑星が地球に衝突しちゃうぐらい壊滅的に下手糞なんだな!いやー、冗談抜きにマジで下手糞なんですが、それでも「バーチャファイター」 とかシリーズ全部遊ぶぐらい好きだったんですよ。実は「ストリートファイター」の新しいのも、全キャラDLして遊んでたりしてたんですよ(突然の敬語)。ま、全部難易度ベリーイージーのCPU戦だけどな!そんなの面白いのかって?ほっといてくれよッ!人生いろいろあるんだよッ!オレだって辛いんだよッ!(泣きながら)(なぜ)

Mortal KOMBAT 11 Aftermath Kollection(輸入版:北米)- PS4

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  • 発売日: 2020/06/16
  • メディア: Video Game
 
Mortal KOMBAT 11 Aftermath Kollection(輸入版:北米)- XboxOne

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  • 発売日: 2020/06/16
  • メディア: Video Game
 
Mortal KOMBAT 11 Aftermath Kollection(輸入版:北米)- Switch

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  • 発売日: 2020/06/16
  • メディア: Video Game
 

仕事ですら痛めたことのない腰をゲームで痛めたのだ

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最近ゲームを全然やっていない。話題作が出るとなんとなく買ってみるのだが、長続きせずすぐやめてしまう。おかげで積みゲーがどんどんと溜まり、不経済だし心理的にも圧迫されるので(やんなきゃなーと思ってしまう)、もう新作買うのは止めようと思ってしまった。

昔は相当にゲーム好きだったのになんでやらなくなってきたのかというと、まずゲームをする時間をひねり出す余裕がない。家に帰るとお酒飲んでDVD観ちゃうんだよな。休みの日はブログの下書きばかりしてるからゲームをしている暇がない。そういった時間的な部分とは別に、体力的な部分と健康面を鑑みてあまりゲームに手が出なくなってきた。集中力が衰えてきたし、システムや操作方法が覚えられない。一番大きいのはゲームをすると眠れなくなるというのがある。就寝時間までに終わらせても、脳が興奮状態になっていて全然寝付けないのだ。やったらやったで目が疲れて、次の日は仕事中も目がしょぼしょぼしている。こういうのは不快なのでやはり避けたい。

そんな訳でゲームからどんどん遠ざかっていた。でもネットでゲーム記事を見るのは好きで、今でも新作の情報を眺めながら「へー」とか「スゲー」とか言っていたりはする。なによりゲームのグラフィックを見るのが好きなのだ。ゲームにはいつも新しい世界が広がっている。新作ゲームを楽しんでいる人のツイートを見て「面白そうだなー」とか「みんな楽しんでるなー」とか思ったりもしている。でもやらないんだよな。やらないし、やれない。「凄いゲームだなあ、でも20時間も30時間も掛かっちゃうんだよなあ」と思うとそれだけで面倒臭くなってしまう。もうオレもゲームは卒業なのかなーなどと思ってしまう。にもかかわらず未練たらしく年末発売になる次世代機、PS5やXbox series Xは両方買おうと狙っているのだから訳がわからない。

そんなことをグダグダ言っていたオレなのだが、この間、ぽっかり時間が空いた日ができてしまった。映画もDVDも観たいのが無いしブログ書くのも飽きた。本を読む気分でもない。酒飲むには時間が早すぎる。……そうだ、ゲームしよう。

そうして手にしたのが数ヶ月前に購入していたSwitch版『ウィッチャー3』であった。実はこの『ウィッチャー3』、PS4版を数年前に購入していたのだが、テキストの多さにうんざりして始めてすぐ止めてしまった。でもなんだかずーっと気になっていて、ああでもないこうでもないと悶々とした挙句、そうだSwitch版ならもっと気軽にできるのでゃないかと思い購入した。今度はテキストなんか読み飛ばして適当にウロウロしてたまにモンスターを倒したりしていればいいじゃないか。そう思い始めてみた。するとどうだ、以前は鬱陶しく感じていたテキストの多さが気にならない。逆にテキストから醸し出される物語の奥深さにどんどん引き込まれてゆくではないか。難易度は最低にしてあるから敵との戦闘も苦にならない。こうして気が付くと5時間ぶっ続けでプレイしていたのだ。

『ウィッチャー3』はオレの苦手なオープンフィールドだが、世界の広さが気にならない。それは物語が面白いからだ。ミッションがしっかりしているのでそれがお使いミッションだったとしても、ゲーム世界に存在するNPCの存在感が生々しいので、作業をやらされている感じがしない。『ウィッチャー3』の物語は暗く重く、貧困と汚濁と死に塗れているが、それがリアリティを呼び、ゲームをしている、ということを忘れ去れせてしまう。映画的な、あるいはそれ以上の映像やアクションを見せるゲームは多々あるが、この『ウィッチャー3』はむしろ良質のファンタジー小説を読んでいるかのような、物語への没入感がある。そこがこのゲームの優れた部分なのだろうと思う。

そして『ウィッチャー3』にハマったオレは4日間で20時間余りをプレイしてしまった。一日に5時間プレイしていたのだ。それでもまだ全然序盤の様に感じる。なんでもクリア時間は最低でも50時間、きっちりやりこめば100時間だというではないか。まあやり切れるかどうかは分からないが、暫くは楽しめそうだ……と思ったのだが。

4日間で20時間プレイしたオレだが、そのおかげで、腰を痛めてしまったのである。肉体労働の仕事でさえ腰を痛めたことの無いこのオレが、まさかゲームで腰を痛めるとは。ううむこれはマズイ。仕事や日常生活に支障をきたしてまでゲームするわけにはいかんからなあ。そんな訳で今は一時中断しているのだが、実は続きがやりたくて仕方ない。悩ましい。おまけに12月には「これだけは買っておかなきゃヤヴァイだろ」というゲーム『サイバーパンク2077』が発売されるではないか。これからも悩ましい日々が続くのか。オレの明日はどっちだ。