- 作者: 京極夏彦
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2006/09/27
- メディア: 新書
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「殺してやろう」「死のうかな」「殺したよ」「殺されて仕舞いました」「俺は人殺しなんだ」「死んだのか」「──自首してください」「死ねばお終いなのだ」「ひとごろしは報いを受けねばならない」
昭和二十八年夏。江戸川、大磯、平塚と連鎖するかのように毒殺死体が続々と。
警察も手を拱く中、ついにあの男が登場する!
「邪なことをすると──死ぬよ」
やっと出ました京極夏彦『京極堂シリーズ』新刊!いやあ、待たされました…。前作『陰摩羅鬼の瑕』は奥付を見ると2003年8月8日の発売になってますから、約3年2ヶ月振りってことでしょうか?そして気になるページ数は817P。最も分厚かった『絡新婦の理』の829Pには負けますが、前作の749Pには勝っている!ヤタ!そして本読むのが遅いオレだと2週間半は掛かる分量です…。(えーとクラブも行かなきゃならないし新作ゲームも出るしオニンッギョの写真も撮らなきゃならないから忙しいんだよッ!)
ちなみに今回の《邪魅》とは :
邪魅(じゃみ)は、妖怪の名前。鳥山石燕著『今昔画図続百鬼』によると、山の神である魑魅(ちみ)の類とされるが、中でも災いを呼ぶ悪気であると特徴付けられている。姿はトラのようでありイノシシのようでもある。これは、司馬遷著『史記』の「五帝本紀」において、「魑(ち)」は虎形の山の神・「魅(み)」は猪頭人形の沢の神とされているので、その影響を受けていると推測される。
《邪魅》 出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%82%AA%E9%AD%85
とあります。さてどのような妖しい物語が語られるのでありましょう…。
(追記)
ゲゲッ!こんなものが出ていたとは!
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