最近買ったCD

LUKE SLATER / FEAR AND LOATHING 2 Fear and Loathing, Vol. 2
ルーク・スレーターのDJmixです。2枚組で1枚がアンビエント、2枚目がフロアもの。前回のMixものFEAR AND LOATHINGが結構良い出来だったんで期待したんですが…なんか音が中音域中心でどうももさっとした印象の曲が多くて…なんか切れ味が悪くてがっかりだなあ。





■MR.DE' / RENAISSANCE

■B.CALLOWAY / BLACK GROOVES

デトロイト・テクノの老舗レーベル、サブマージからの新着CDです。このうちMR.DE' はサブマージ・レーベルの総裁でもあります。デトロイト・テクノから連想するスペイシーでリリカルなメロディよりも、ファンキーかつソウルフルなブラックネスを感じます。女性ボーカルものからドラムンベースまでこなす非常にバラエティに富んだ内容で、実際、デトロイトの現場ではハードミニマルなものと同様に、こういったファンクな音も受けているんじゃないか、と思いました。実に伸び伸びして作っている雰囲気が伝わってきます。曲によっては、アフリカ・バンバータなんかも思い出しちゃうセンスで、テクノもヒップホップもハウスも割とゴッチャになってる時代を思い出してしまいました。基本的にローテクな音なんですが、テクノだっていうのになんか温もりが感じられる所がまたデトロイトもんのいい所。


■DIMITORI FROM PARIS / CRUSING ATTITUDE クルージング・アティテュード
ああもうこいつのセンスってわかんねえなあ。今回はディスコ物というよりラウンジ系のようだが、例によって奇妙なノスタルジーと下世話なユーモア感覚、そして今回のアルバムの聴き所は大胆な日本語の歌・音声の導入なんでしょうか?親日家でアニメのテーマソングまで作ってしまったという彼ですが、今回はなんと手塚治虫のマンガ「不思議のメルモ」の主題歌を勝手に作ってしまい、日本語の女性ボーカルが聴けます。微妙なセンスだなあ。やっぱオタなんだろうか。この微妙にズレたセンスがこいつの面白さなんだろうな。


LAURENT GARNIER / THE CLOUD MAKING MACHINE

世界屈指の天才DJ、ローラン・ガルニエの久々のオリジナルアルバムです。でもDJの腕は最高なのに彼のオリジナルアルバムは昔からそれほど面白くない。今回もごった煮ともいえるセンスでいろいろなジャンルの音が聞えてくるけど、ちょっと取っ付き悪いか。フロア向けでもないがアンビエントでもない。ダークでへヴィーな、どよんとした音がブチブチと続く。これ、なにかの映像と一緒に流せばマッチするんだろうかなあ。


■PAUL OAKENFOLD / PERFECTO PRESENTS...THE CLUB Perfecto Presents: Club Mixed By Paul Oakenfold
プロデューサー、リミキサーとしてロック・シーンのビッグ・ネームのリミックスも数多く手がけるポール・オークンフェルドのニュー・ミックスです。相変らずメインストリームで、メジャーな音作り。でもこういう分かりやすさって案外好きなんだよな。前回のアルバムもかなりヘビーローテーションでした。オレはファットボーイ・スリムアンダーワールドあたりのアルバムよりも楽しめると思うけどな。U2の《ビューティフル・デイ》やドアーズの《LAウーマン》のリミックスも聴けます。ただ、ネットで公表されている曲目とか違うんだよね。マドンナのリミックスとか入ってないの。なんでだ?