恥知らず

基本的に恥知らずな人間であることを公言して憚らないオレではあるが、それはあくまで「コントロールされた恥知らず」である。それは恥知らずな行為をしている自分を揶揄された時にいつでも切り返しが出来るように、頭の中に空白地帯というか、醒めた部分を作っておくからである。つまり何をやっても本気じゃないのだ。だからこそ、傷付かないし凹まない。ただこれは「諸刃の剣」*1で、本気になるべき時に本気になれない。さらに本気になったとしても、本気と受け取られない。
これの最大の功罪は女子に惚れた時である。オレは女子を笑わせるのが好きだ。そして大概、女の子は笑ってくれる。何故ならそれはオレが恥知らずだから、何でも言えるし何でもできるからである。ところがだ。たまさか相手の女子によこしまな感情を抱くと、今度は本気にされないのである。コクっても何時ものギャグだと思われるのである。悲惨である。

*1:素人にはお薦めできない。