最近聴いたCD〜Andy Stott、Oneohtrix Point Never、Balam Acab、Julia Holter、Memory Tapes、Laurie Anderson

■Passed Me By + We Stay Together / Andy Stott

Passed Me By / We Stay Together

Passed Me By / We Stay Together

最近ではダブステップから様々に進化した音を聴くことができるが、このAndy Stottなどはコラージュ、ループを駆使したアンビエント的でサイケデリックな音を鳴らしている。アルバム『Passed Me By』とEP『We Stay Together』がカップリングになっている盤が出ており、そちらのほうがお得でありましょう。 《試聴》

■Replica / Oneohtrix Point Never

Replica

Replica

Andy Stottよりもさらにコラージュ、ループ、サンプリングを施し、ドローン、ミニマルなどエレクトリック・ミュージック的要素を備え奇怪でダークな音世界を展開するOneohtrix Point Never、やはりサイケデリック・ダブの変異体と考えればいいのか。だけどこの手のコラージュ系は飽きるのも早いかも。 《試聴》

■See Birds / Balam Acab

See Birds

See Birds

以前聴いた『Wander / Wonder』がとても素晴らしかったBalam Acabがそれ以前にリリースしていたEP。こちらもアンビエントダブステップで、美しい旋律多し。 《試聴》

■Tragedy / Julia Holter

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ロサンゼルス出身の女性アーチスト、Julia Holterのアルバム。音的には実験音楽的なアンビエントだが、ダブステップ派生のサイケリック・ダブとも親和性が強い気が。エモーショナルな音色が時々聴けるのは女性アーチストならではか。 《試聴》

■Seek Magic (Bonus Track Version) / Memory Tapes

Seek Magic

Seek Magic

ニュージャージー発のエレクトロニック・ユニットMemory Tapes、音的にはオルタナ系のインディー・ギターロック的な側面が強いけれども、インストのアンビエント風味がなかなか美味しかった。 《試聴》

■Homeland (Audio Version) / Laurie Anderson

Homeland

Homeland

音楽パフォーマーローリー・アンダーソンの音が突然聴きたくなり購入。実際のところ、彼女の音楽はパフォーマンスとセットで評価されるべき未完成さというか音の足りなさが多いのだが、その未完成な部分がたまに面白かったりする。 《試聴》