捨てる
- 思う所があり部屋の中にある品物をズバッ!と捨てることにした。
- 捨てる。捨てる。どんどん捨てる。休み一杯掛けて部屋から押入れからいらないものをどんどんゴミ袋に突っ込んでいった。
- CDを70リットル入りゴミ袋に二つ。しかも紙ラベルとCD、CDケースを全て分別した。
- 本を紙の手提げ袋に三つ詰めた。映画のパンフレットが手提げ袋四つ。これは実家の弟に送ることにした。あと漫画を段ボール箱一つ、これも弟に送る。
- 売ればいいという人もいると思うが、売るまでの手順と段取りと手間隙が面倒なのだ。
- 今回はここらで止めるが、押入れにはまだまだ捨てられそうな本が山のようにある。また捨てる。どんどん捨てる。
- しかしあまりに根詰めてやったせいか、疲れ果ててしまい肩は張るは目はしょぼしょぼするは頭も痛いは、しまいに熱まで出てきた。こんなに真剣にやることは日常生活であまりあることではなく、いかに自分が単純作業にハマリやすいかが分かってしまったのであった…。
考える
- とあることがきっかけで、自分は本当に現実的なことが苦手なんだな、というのを思い知る。
- 苦手、というのは嫌い、ということでもあり、そして、出来ない、ということでもある。
- オレがこれまで大量の文章を書き続けてきたのはその間現実的なことをシャットアウトできたからだ。そしてその間現実のいろんなことが手付かずのまま放置されていた。
- 実の所、社会生活は辛うじてまともに行われているので、それで支障があったわけではないのだが、そろそろ現実に目を向けてもいいかなあ、と思ったのだ。
- モノに埋まり買い物に依存していた生活もそろそろ止めようと思った。だから捨てるんである。
- ちょっとは自分の生活を変えてみたくなったんだよ。
日記のこと
- 日記を止めるつもりは無いが、少し縮小しようと思う。一番書くのが面倒臭い映画や本のレビューはもうやらないかもしれない。
- 文章を褒められることは嬉しい。でもそれはハンパな脳みそを一所懸命ひねって時間掛けてひりだしているからであり、凡人が頭のいい人を真似ようとあくせくした結果だ。そして頭のいい人は文章を書くのに一所懸命にも時間を掛けたりもせず、オレの文章の3分の1の長さで的確で面白いことをさらっと書けることをオレは知っている。
- 背伸びしてたんですよ。みんなに褒めてもらいたかったんです。
- でもそれで一日の大半の時間を使ってしまうのはやっぱり変な気がする。他にやるべき事があるんじゃないのか。
- 背伸びしたお陰でいろんな人の目に日記が留まり、いろんな友人が出来た。これから書く日記は平凡で誰の目にも留まらない味気なくて詰まらないものになっていくだろう。人と知り合えなくなってしまうのは寂しいが、オレの等身大の力量なのだからそれはそれで仕方ないことかもしれない。
- 書き溜めた記事がまだ結構あるので、すぐさま縮小ということは無いと思いますが、いつか気が付いた頃に、淡白な日記になっているのではないかと思います。それでも面白いと思ってくださる方がいたら、またお付き合いください。
- とかいいつつ今回も長いな…。