寒いぞゴルァ

なんなんだ今日の東京は。予報通りといえばそのまんまだが昨日の30℃とは打って変わって肌寒い天気。やっぱり16℃ぐらいだったのかな。おまけに雷雨じゃないか!お陰で連休だっちゅうのに風邪気味だ!背筋寒いぞ!頭痛いぞ!仕事中背中にこっそりホッカイロ貼ってたぞ!この時期はあんまりホッカイロ手に入らないから貴重品なんだぞ!しかもセーター着てたぞ!はいそこ5月にホッカイロしてるからって老人呼ばわりしない様に。(フゴフゴ、フゴー。)
おまけにいつだか遅刻しそうになって”全力疾走”した足がまた痛み始めてるじゃないか!だから今ゲホゲホ言いながらビッコ引いてるところだ!哀れをもよおさないか!オレのことが可哀想だと思わないか!はいだからそこジジイだから筋肉痛がなかなか治らないんだろとか突っ込まないように。フゴフゴフゴー!(いつからこんなキャラになったんだ)
それにしてもストーブも仕舞っちゃったんだよな…。寒いよこの部屋…。誰か暖めて…(涙目&上目遣い)。

枕元にうずくまる影

二十代の頃は寝つきが悪くて、布団に入っても一時間も二時間も眠れずにいたことが多かった。その為か寝酒が癖になり、結局呑兵衛になってしまう羽目になってしまった。
しかし今は歳も歳だしそんなに呑んでばかりもいられない。だから呑まずに寝ることも出来るのだけれど、そうすると、見てしまうのである。妙なものを。素面で布団に入り寝ようとすると、眠りに入ったか入らないかぐらいの時に、突然枕元に何かの存在を感じるのだ。しかもそれは、暗闇で目を瞑っていても、形や位置が判るほどだ。色だけは真っ黒で、何なのかはよく判らない。そしてその黒い何かが、もやもやと存在感の波動を発してそこにいるのである。そんな時たいてい心臓は警鐘のように高鳴り、どくどくと脈打つ鼓動が耳にまで響いてくる。しかも最近は寝しなに部屋で聞こえる筈の無い音や声を聞いたりもする。これも相当気持ち悪い。
とまあ書いたけれども別にこれは心霊現象でもなんでもなく、金縛りの一種なのだと思う。多分そうだ。きっとそうだ。脳は眠る態勢に入っているのだけれども、神経のどこかがまだピリピリしているのだろう。しかしそんなことが判っていても気持ち悪いことは気持ち悪い。だから取り合えず一回電灯をつけて心を落ち着かせる。
ただもう一つ危惧があるのだ。本当は金縛りでもなく、ひょっとして…酒の禁断症状!?

イントゥ・ザ・ブルー

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ダイバーのジャレットと恋人のサムは仲間たちと海中で、財宝を積んでいると噂される伝説の沈没船を発見した。お宝発見とばかりに、船を引き上げようとしたが、同時に麻薬密輸機も見つけてしまう。そして、その麻薬密輸機の行方を追うギャングたちに遭遇。彼らはサムを人質にとり、ジャレットを脅迫。麻薬を取り戻そうとするが…。

海と若者、青春と冒険である。陽光眩しい青い海の話しなぞ、オレみたく昼間でもカーテン閉めてパソコンゲームやってるような黴とか苔とかベニテングダケとか冬虫夏草とかの生えたむさ苦しいオヤジには殆ど別の宇宙の話のようだ。だいたい北海道の寒流のどす黒い海しか知らない人間にとって、南の海のコバルトブルーの色彩はいかさまか、ないしは人を馬鹿にしているとしか思えないのである。あんな海存在してたまるか、なのである。そもそもオレの日記に青い海だの青い空だのが登場すること自体間違っているのである。濁った白目とか黄ばんだ歯とかの話のほうが似合ってるんである。青い海イラネ、なのである。…などと拗ねてみせる大人気ないオレであるが、じゃあ何で見たのかというとそれはひとえに「ファンタスティックフォー」のジェシカ・アルバたんが出演なさっているからである。それも海だけに勿論水着だ!う〜んしかし『水着』という言葉自体3年目に突入したオレの日記では初めてのことではないか。と思ったら、…あああ、日記内検索したら結構ありました…しかも全部ゲームとかアニメの水着女子の話orz…。生身の女子では初めてですね…。やっぱヲタじゃねえかよオレ…。ただまあ、この映画のジェシカ・アルバたん、(だからいい歳こいて”たん”とか言ってんじゃねえオレ)若すぎるのと健康的すぎるので特になんとも思いませんでした。やっぱオレ的にはスウェーデン生まれで金髪の(もういいって)…映画の内容に全然触れてねえぞオイ!

エレクトラ

エレクトラ [DVD]

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かつての戦いで命を落としたエレクトラは盲目の武術の達人スティックによって甦り、暗殺者として生きる事に。そんな彼女はマーク・ミラーと13歳の娘アビーの暗殺の命を受けるが、アビーと友情を築いたことから命令を拒否して彼女を助けようとする……。

最近ハヤリのアメコミ映画化です。『ディアデビル』(観てない)という作品のスピンオフだということですが、あの映画自体が異常に評判が悪い作品だったのでこれは大丈夫なのかな、と恐々観たのですが。おお、なかなか楽しめました。
低予算で作られたと思いますが、主役が女性だからなのか戦闘シーンが実に綺麗なイメージで作られているんですね。特にクライマックスの布巾が宙を漂う洋館での戦闘シーンは斬新なイメージだった。
ただエレクトラが何故今の境遇と職業がありそして敵はどんな組織で何故エレクトラと戦っているのか、など、『デアデビル』観てないのでちょっと謎ではあった。観なきゃダメ?あとこの敵組織、ヤクザということなんでしょうがなんだか日本の企業みたいで、さらに敵役が人種はいろいろですが忍者のような特殊能力を使う連中ばかりで、この設定は面白かった。刺青の動物を体から放って戦う男とか触れるもの全てを腐らせる毒を放つ女とか、敵役ながら実に魅力的だったと思う。エレクトラ自体も両手剣で、かなり東洋的なものを意識した世界観ですが、これは嫌味なく表現されていた。
あと主役のエレクトラにもうちょっと華があってもよかったかな。ヒロインとしての魅力がいまいち足りなかったように思う。全体的に淡白な仕上がりになっており、決して悪い出来ではないんですが、強烈な印象に欠けているかもしれない。とまあ、惜しい作品でありますが、少なくとも同じアメコミ映画化作品の『キャットウーマン』よりは見るところはあると思われます。