水曜どうでしょう第32弾DVD&Blu-ray「初めてのアフリカ」は動物さん大挙登場の神回だった!?

この間発売された「水曜どうでしょう第32弾DVD&Blu-ray」は2013年に放送された『はじめてのアフリカ』でございます。そう!あのどうでしょうメンバーが遂にアフリカに旅立ってしまうんですな!そして!アフリカと言えば!

……はい、お約束です(なんのお約束なのかは本人にも謎)。

というわけで『はじめてのアフリカ』です。一言に言ってもアフリカってェのは相当に広大です。国家だけでも50だか60だかあるのだそうです。このアフリカの国々を「ヨーロッパ21ヶ国完全制覇」みたいに縦断しまくるのか!?もしくは「サイコロの旅」みたいに出目に出てきたアフリカの国々を転々とするのか?サファリラリーの如く道なき道を行き、猛獣と略奪者と古代の神々の呪いを避けながら命懸けの「アフリカ横断地獄ラリー」を敢行するのか!?「どうでしょう」、いったいどこを目指してるんだ!?

アフリカ縦断地獄ラリー(想像図)

……と最初は思いましたが、まあ「どうでしょう」がそんなことをするわけではもちろんありません。ではいったいどうするのかというと、今回の「どうでしょう」班、ケニアに入国した後タンザニアに入り、そこで現地ガイドの案内するまま大型車でのんびりとアフリカ見学にいそしむ、ということになっているようです。要するに「単なる観光」です。別にサファリカーに乗って大泉さんや藤村Dが昼夜を分かたず悪路を横断しまくるという過酷な企画では全くありません。楽です。本当に気楽です。でもそこが「どうでしょう」「どうでしょう」たる所以です。それでいいんです!

とはいえそこはアフリカ、ケニア入りするだけでも日本からムンバイ経由で二日、さらにケニアに一泊してから目的地であるタンザニアに向かうことになります。ケニアでもそこそこ動物が見られて、「やっぱりアフリカだねえ」などと思っていたんですが、これが、タンザニアに入るとそれどころではない状態なんですよ。

タンザニア連合共和国

まず最初の目的地であるンゴロンゴロ・クレーターという場所に行くんですが、もう、ここに、とんでもない数の動物たちがひしめいていたのです!ひしめいていた、といっても満員電車みたいにびっちり肩寄せ合ってるってわけではないんですが、車をちょっと走らせるだけでもシマウマ・バッファロー・サイ・ライオン・ゾウと、動物・動物・動物の群れなのですよ。あまりのその量に「いや、いすぎだって!」と絶叫する「どうでしょう」班!

(ちなみにンゴロンゴロ・クレーターは隕石衝突のクレーターではなく火山噴火後のカルデラなのだそうです。総面積8300平方km、最大直径20kmという広大な場所なんですね)

ンゴロンゴロ保全地域

ンゴロンゴロ・クレーター観光の後はセレンゲティ国立公園に向かい、その周辺宿泊施設に寝泊まりすることになった「どうでしょう」班ですが、なんとその施設というのがテント。そしてそんなテントで就寝していたところ、深夜に恐るべきことが!暗闇をガサゴソ動き回る音と共に突然の吠え声!恐怖に慄く「どうでしょう」班!そして翌日施設で聞いたところ、どうやらテントの周りをライオンと、それに追われたバッファローの群れが徘徊していたのだそうです!深夜にテントのすぐそばをライオンがうろつき回ってるんですよ!?こりゃ生きた心地がしないわな!

セレンゲティ国立公園

これ以外にも書き切れないエピソード満載で、放送自体も水曜どうでしょうシリーズ最長全13夜という長尺、オレの購入したblu-rayにも325分もの映像が収められていましたが、今回も本当に楽しかった。というか、オレの中では数々のどうでしょう企画の中でも白眉と言っていい回でしたね。オレは相方さんの影響で結構動物園的な動物が好きだったりするんですが、今回の企画を観て「アフリカ行きてええ!!」ってマジ思いましたもの。

とはいえアフリカ旅行って、数々の海外旅行の中でも相当に難易度高そうですよねえ。今ざっと「ンゴロンゴロ保全地域」への旅行で調べたら飛行時間22時間30分~、旅行日数8日間~、平均予算55万~、なんてェのが出てきてちょっと白目になりました*1。そんなわけなので実現は難しそうなんですが、それまでは各地の動物園に行って沢山の動物を眺めて我慢しようと思います。というか、今回の企画、『初めてのアフリカ』って言ってるぐらいだから、『2度目のアフリカ』『さらにもっとアフリカ』『アフリカ全土征服』と、さらなるアフリカ企画があってもいいはずですよね!?そこんとこ、どうでしょう、藤村D!?

(ちなみに今回のblu-ray予約特典は「どうでしょう手ぬぐい」でした)

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『水曜どうでしょうザ・ベスト(偶数)』が遂に発売されたッ!

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今年5月に発売され、全オレを大爆笑の渦に巻き込み、あまつさえ呼吸困難と腹筋崩壊まで起こさせた『水曜どうでしょうザ・ベスト(偶数)』。あれから数ヶ月、待ちに待った『水曜どうでしょうザ・ベスト(奇数)』がやっていたのである!

改めて紹介しよう。『水曜どうでしょうザ・ベスト』は「水曜どうでしょう」の名シーンを珍シーンを視聴者投票により50シーン選び、それをランキングの「奇数」と「偶数」それぞれ25シーンづつに分け、それを『水曜どうでしょうザ・ベスト(奇数)』『水曜どうでしょうザ・ベスト(偶数)』の2本のソフトに分けたものなのである。

なぜ「奇数」と「偶数」とで分けられているのかを想像するに、これを「50位~26位まででの第1巻」と「25位~1位まで第2巻」とするよりは、「奇数」と「偶数」で分けたほうがどちらのソフトも平均的に面白いシーンが割り振られるという事にあるからだと思うのである。

とはいえ、この『(偶数)』では第1位のシーンが収められているものだから、それがいったいどんなシーンなのか気になって仕方がないではないか!どのシーンなのかはここでは書かないからみんなも買って観よう!なにしろ、いまや『どうでしょう』もサブスクで見られる時代になったけれども、この『ベスト』だけはサブスク化はないだろうからだ。しかも歴代『どうでしょう』の、選りに選った爆笑シーンが特典映像も合わせて2巻合計400分余りに、ギュギュギュっと濃縮されているわけから、これはもうお小遣い貯めて買うしかないではないか!

ここで今回の『水曜どうでしょうザ・ベスト(奇数)』を観ている最中のオレの状態を報告すると、

49位~41位「ウフフ……ウフフフ……」

39位~31位「ウハハハ……ウハハハハ……」

29位~21位「ウヒャヒャ!ウヒャヒャヒャ!」

11位~19位「ブハ!ブハハハハハ!!」

9~1位「グハハ!グハハ!グハハハハハハハ!!!!!」

……とまあこんな具合である。要するに面白くて楽しくてどうしようもなかったというわけである。特典映像は『水曜どうでしょう祭 FESTIVAL in SAPPORO 2019』の様子が収録されていて、これも大いに笑かされた!ご購入はこちらで!

『水曜どうでしょうザ・ベスト(偶数)』がメチャクチャ面白かったッ!!

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あの「水曜どうでしょう」が第30弾DVD&Blu-rayとしてベスト盤を発売するのだという。すなわちこれまでの「水曜どうでしょう」におけるあの名シーンこの迷シーンの、人気の高いベストオブベストを一堂に会してまとめたものだということらしいのだ。「水曜どうでしょう」もそろそろディスクにするネタが無くなってきたのでどうしたもんだべ(北海道弁)、と思っていたのだが、このような飛び道具を放ってくるとは、流石あなどれない「水曜どうでしょう」である。

それだけではない。タイトルを注意して見ると、「ザ・ベスト(偶数)」とあるではないか。偶数、それは2で割り切れる数の事である。ちなみに2で割り切れない1とか3とかは奇数なのである。どういうことなのかというと、この「ザ・ベスト(偶数)」、100位までエントリーされたベストシーンの、その「偶数」番号だけを収録したものだという事なのである。

つまり、1位から100位までの偶数番号である50シーンをこのディスクで紹介し、奇数である残り50シーンはまたそのうち別のディスクで発売予定であるという事らしいのである。要するに「ベスト100」を2巻に分けて発売する、という事を巧妙な分け方で行ったということだ。「奇数」を後発としたのは、これにより「第1位」は次回発売されるディスクに収録予定であるということなのだ。「100位から50位」までを第1巻、「51位から1位」までを第2巻とするよりは、この奇数偶数の分け方のほうがそれぞれの全体的な面白さのテンションが平均化されてどちらも面白く観ることができる、という利点もあるではないか。なんだ、「どうでしょう」のくせによく考えてるじゃないか(失礼)!

この「偶数」でどのようなシーンがエントリーされているのかをいちいち書くことはしないが、長きにわたって放送された「どうでしょう」の、選りに選った人気シーンが次から次へと矢継ぎ早に眼前に登場するのは、得も言われぬ至福の体験であった。最初っから十分面白いシーンの連続なのに、それがどんどんと加速して、もう途中から爆笑に次ぐ爆笑、はらわたよじれまくるほど笑い転げていたオレであった!もう高得点エントリーが連打する後半なんて、笑い過ぎて死ぬんじゃないかと思いましたよ!

そんなわけで『水曜どうでしょうザ・ベスト(偶数)』、最近のどうでしょうはサブスクでも見られるからディスクで買わなくてもいいやあと思っているそこのアナタ、このディスクと続「奇数」編は絶対サブスクになんか入らないと思うから、ここは是非購入をお勧めしますよ!もちろんファンの方なら絶対入手して家宝として祀るべきです!いやーおんもしろいぞー!!

(ちなみに『水曜どうでしょう第31弾「ザ・ベスト(奇数)」』は10月6日発売です。『偶数』の購入方法等詳しい情報はHTBオンラインショップのこちらで)

DVD『クレイジージャーニー Vol.7』観たけど相変わらず面白かった。

【早期購入特典あり】クレイジージャーニー Vol.7(ステッカー付) [DVD]

世界ビックリ紀行バラエティ『クレイジージャーニー』、結構人気の高いTV番組なんですが、自分TV観る習慣がないんで毎回DVDで購入して観てるんですよ。今回そのVol.7が出たんで早速購入して観たんですが相変わらず面白いというかこれまで以上に面白かったですね。

まず初っ端が秘境カメラマン・ヨシダナギさんのリポートで、今回はアマゾンの少数民族を撮る!という回なんですがこれもいつも通りの進行ながら、これまで紹介されたアフリカ少数民族の人たちと比べて奇妙にあけっぴろげで(禁忌が少なそうという意味で)、同じ南半球の暑い地方でもアマゾンだとこれだけ違うもんなのかなあなどとちょいと思いました。それにしてもヨシダナギさんって色っぽいですよね。写真集もちょっと見てみたいけどお値段がちょっと張るんだよなあ。

HEROES

HEROES

 

 続くは加藤英明さんの爬虫類ハンター!DVDでは前に見たことがある人だけど、あれ、この人こんなにテンション高かったのか!?と驚くやら呆れるやらで実に楽しかったでした。今『クレイジージャーニー』で佐藤さんやゴンザレスさんと並ぶ人気者になっているというのも頷ける気がしました。

吉田悠軌さんのオカルト探訪「かくれキリシタン」の巻。いやいや、今の日本にいまだに隠れキリシタンの人がいるなんて初めて知りましたよ!もはや弾圧なんかされてないのになんで隠れなきゃならないの?という問いに「隠れることそれ自体も信教の一部となった」という答えと言うのもなんかスゴイよなあ。この回本当にびっくりしました。

そして!今回のハイライト田中正人さんの「アドベンチャーレースinオーストラリア」、前編後編でお送りしております!いや最初「要するにトライアスロンでしょ?」と思ってたオレが浅はかだった!これってまさに【クレイジー】の名にし負うレースですよ!600キロ有余の距離を各種競技を取り混ぜながら約3日間、殆ど寝ないで走破する!というものなんですが、これ過酷すぎでしょ!?人間業じゃないでしょ!?こんなレースに参加する人ってどんだけの体力と精神力を持ってるんだ……と体力も精神力も皆無のオレはただただ呆然として眺めてましたよ!「アドベンチャーレース」の詳細は以下の動画などをご覧になってください。いやなにしろ凄いから。


最後はケロッピー前田さんの「世界のカウンターカルチャー”ボディサスペンション”」。”ボディサスペンション”ってェのは体に直にフックを刺してぶら下がる……というものなんですが「いや待って何言ってんのか分かんない」って方もいるでしょうから写真を載っけてみるけど、コレ。

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もう見ただけで痛いって!おかしいって!無理だって!とはいえ、やってる皆さんは「吊られる」ことの独特の浮遊感を楽しんでいるようなんですね。あーそれなら想像できないこともない。いわゆるタトゥー・ピアス・インプラントの流れの先にある「身体改造」と呼ばれるものなのだそうですが、ファッションやパフォーマンスというだけではなくシャーマニスティックな要素もありそう。ただ今時カウンターカルチャーなんて言葉使うの信用していないんで物珍しくは観たけどそれほど興味は湧かなかった。

あとオマケ映像でDVD発売記念イベントの映像がラストに入ってます。あー楽しかった。

水曜どうでしょうDVD第13弾 日本全国絵ハガキの旅/シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー/東北2泊3日生き地獄ツアー


水曜どうでしょう』のDVD全集第13弾です。今回収録は《HTBの裏口駐車場で、シェフ大泉が関係者に次々と衝撃の料理をおみまいし、最後はどうでしょう班全員が泥酔して終わった「シェフ大泉 車内でクリスマス・パーティー」のほか、「日本全国絵ハガキの旅」「東北2泊3日生き地獄ツアー」の3本》。例によってイイ感じにグダグダダラダラしているのがひたすら楽しい"どうでしょう"であります。HTBオンラインショップ