オレの部屋にジャスティスなリーグの皆さんがやってきたッ!!

き、来たんですよ、オレんちに、あのジャスティスなリーグの皆様がッ!!

そう、ワンダーウーマン様、バットマン様、スーパーマン様がお揃いになってオレの部屋にやってきてくださったのですよッ!?

バーンッ!!!

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そう!ジャスティスなリーグの皆様のフィギュアがやってきたんですッ!!

それではそれぞれの方にズームアップしてみましょう。

まずはワンダーウーマン様。

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うおおおお!お美しいいいいい!!!!

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そしてバットマン様。

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うおおおおおお!意外とブッといいい!!

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最期にスーパーマン様!!

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うおおおおお!思ったよりスーツカッコイイ!!!!

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いやあ、いいっすねえ!

ちなみにフラッシュ様、アクアマン様、サイボーグ様は予算の都合で来れないようであります……。いや、いつかきっと……(涙。

 

グラフィック・デザイナー集団【MONDO】による映画ポスター作品集『MONDO 映画ポスターアート集』

MONDO 映画ポスターアート集

スター・ウォーズからアベンジャーズタランティーノエドガー・ライト作品まで。“MONDO" オフィシャル映画ポスター集!世界中の映画ファン、映画製作者から愛され、絶大な人気を誇る"MONDO" で制作・販売されたレアなポスター約300 枚を一挙公開。

モンド映画ポスター集」と聞いて最初B級ホラーやカルト映画のポスターを集めたものなのかな?と思いつつ購入してみたら、実はこれ、「MONDO」という映画オタクによる映画オタクの為の映画オタクWebショップで製作された映画ポスター集のことだった。

MONDO(モンド)とは…
小さな切符売場サイズのT シャツショップからはじまり、映画オタクから熱狂的に支持され、ついには公式にスター・ウォーズ・シリーズのポスターを手掛けるようになるまで成長・発展したクレイジーな企業!テキサス州オースティンに本拠を置く、映画に関わるハイクオリティな商品を制作・販売するアートギャラリー/オンラインストア。様々なアーティスト達に依頼して、過去の映画のポスターを新たにオフィシャルに制作し、販売しており、今までには人気グラフィック・デザイナー/イラストレーターのDan McCarthy、Martin Ansin、PATENT PENDING INDUSTRIES も制作している。  

一般的に商用映画ポスターは、公開される映画作品がどんな作品なのか広く告知する為に作られるけれど、このMONDOのポスターは、映画フリークのアート集団が、「その映画がどんな映画なのか知っている人こそがより楽しめて」、さらに「アートとして優れていて美しいデザインを施された」映画ポスターを製作することを主眼としたものなのだ。どのポスターもひとひねりしてあったり直球で攻めてきたり徹底的な装飾性に走ったりと個性たっぷりで、ひとつの映画作品から生まれる様々な美術アプローチが実に豊かなんだね。

だからね、もう、映画ファンなら、どのページを眺めてもニンマリしまくること請け合いのアート集になっているのだよ!!モノによっては最初なんの映画かまるで分らないポスターでも、よっく見ると「あああああそういうことなのかあああ!!」とびっくりさせられたり、それとか「おおっとこのシーンに着目したのかあ!」とワクワクさせられたり、逆にその映画の情報量をありったけ詰め込んだポスターになっていたり、もうなにしろ見ていて嬉しくて嬉しくていつもまでも眺めていたくなるんだ。

実際のMONDOポスターは限定生産されていてなかなか手に入らないようだけれど、オフィシャルページを根気よく追っかけていればそのうち「これだあ!」ってなポスターが発売されてるかもしれないから要注目だね。まあオレはこのポスター集だけで満足しておくことにします……。どちらにしろ相当楽しいポスターアート集なので映画ファンは必携なんじゃないかな。

Mondo:オフィシャルHP

Mondo:ポスターアーカイブ

16 Best Mondo Movie Posters Of All Time | Screen Rant

50 Best Movie Posters From Mondo | IndieWire

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MONDO 映画ポスターアート集

MONDO 映画ポスターアート集

 

 

娘の復讐の為に立ち上がった母~映画『Mom』

■Mom (監督:ラヴィ・ウディヤワル 2017年インド映画)

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今年7月にインドで公開された映画『Mom』は愛する娘を集団レイプされた母親が犯人たちに復讐をなすというスリラー映画だ。主演は『マダム・イン・ニューヨーク』のシュリーデーヴィー(なんとこの作品が映画300作目の出演だとか!)、IFFJ2017公開作『ディシューム J&K』のアクシャイ・カンナー。また、 インド映画名バイプレイヤーのナワーズッディーン・シッディーキーが相当怪しげなメイクで登場する。音楽にARラフマーン、監督ラヴィ・ウディヤワルはこれが初監督作なのらしい。

《物語》学校教師デーヴァキー(シュリーデーヴィー)にはアーリア(サジャル・アリー)という10代の娘がいたが、再婚した夫マシュー(アクシャイ・カンナー)の連れ子であるせいか、デーヴァキーの注ぐ愛情にアーリアは冷淡だった。 ある日アーリアはバレンタインパーティーに出掛け、そのまま連絡がとれなくなってしまう。ようやく見つかった彼女は夥しい暴行を受け半死半生のまま道路側溝に投棄されていた。アーリアの治療と集団レイプ犯の逮捕が始まる。しかし裁判は証拠不十分により全員釈放。行き場の無い怒りと絶望に成すすべもないデーヴァキーにDK(ナワーズッディーン・シッディーキー)と名乗る奇妙な探偵が近づく。彼は、デーヴァキーに何か力になれないか、と持ち掛ける。こうして、デーヴァキーとDKによる復讐劇の幕が切って落とされるのだ。

集団レイプ事件とそれへの復讐、という非常に重くシリアスなテーマを持つ作品である。インドでは多発するレイプ事件が問題視されているが、その中でも最も悲惨であり注目を浴びたのは2012年にデリーで起こった集団強姦事件だろう。これは被害者がバスの車上で6人の男にレイプされ女性器に鉄パイプで性的暴行を加えられ、さらに鉄パイプで激しく殴打された後車外に投棄された事件だ。被害者はその後内臓損傷により死亡、逮捕された犯人たちには死刑などの判決が下されている。この事件は国内外で大きな関心を呼び、インドでは性犯罪の厳罰化などが図られるようになった。事件の背景にはインドにおける根深い女性蔑視、それによる性犯罪への軽視と無関心などが挙げられている。

映画『Mom』はそういった過去から連綿と続いていたであろう女性の性被害に女性側からの【復讐】というフィクショナブルなストーリーを持ち込み、今日的なテーマの作品として完成している。そしてこの復讐譚のかなめは、被害者ではなくその母親が復讐へと駆り出されるという箇所にあり、復讐それ自体が孕む反社会性や非合法性を、「母親の愛情によるやむにやまれぬ行為」 という非常に共感を呼びやすい形に落とし込んでいる部分において秀逸だ。いかに相手が愚劣かつ非道の輩であろうと、復讐という行為には暗くアンモラルな影が付きまとい、たとえそれが成就されようとその後ろ暗さは払拭されないものだ。それを「愛」により昇華しようとしたのが注目すべき点だ。

そして今作、なによりも主演のシュリーデーヴィーが息を呑むような素晴らしい演技を見せる。かつて一世を風靡した美人女優であり、今作でも十二分にその美貌を見せつける彼女だが、そんな彼女が娘の危機に顔を歪ませ泣き叫び、復讐の冷たい炎に燃え上がる目つきを見せるシーンは迫力満点であり、いかに彼女が美貌だけではない演技派の女優であるのかを思い知らされる。ここにあるのは『マダム・イン・ニューヨーク』のおっとりした主婦ではなく、怒りと悲しみに身も心も苛まれ、娘の為に全てを投げ出して復讐を決意するギリギリの人間存在なのだ。ちなみに役名のデーヴァキーはヴィシュヌ神の化身、クリシュナの母親の名でもある。

一方、デーヴァキーを助ける怪しげな探偵、DKを演じるナワーズッディーン・シッディーキーの怪演ぶりがまた楽しい。禿げ頭に重そうな眼鏡をかけたメイクはそれだけでも十分怪しいが、方言かなにかなのか奥歯にものの挟まったような喋り方をするのがまた胡散臭さを倍加させる。しかし怪しげとは言いながらDKがデーヴァキーに近づいたのは自らにも愛娘がいたからという同情心からであり、怪しいのは単に見てくれだけ、というのがまたなんとも可笑しい。だがこんな彼がレイプ犯それぞれを尾行しデーヴァキーと秘密の接触を行いながらそれを告げるシーンは緊張感がありスパイ・ストーリーを見せられているかのような面白さがある。 

この物語のもうひとつの面白さは、娘に強烈な愛情を傾ける母とそれに冷淡な娘、という構図にある。デーヴァキーの復讐により一人また一人と命を落とすレイプ犯だが、その死が報道されることにより、娘アーリアはこれが自分の為の復讐だと気付き、密かに感謝する。しかしアーリアはこれが愛する父が行っているものと思い込み、 母デーヴァキーにはやはり冷淡なままなのだ。こうした報われなさを知りつつも、デーヴァキーは娘の肩の荷がひとつでも下りればそれでよいのだとまた復讐に赴く。こういった不対称な想いがいつどのような形で成就するのか、母と娘が和解することが果たしてできるのか、という部分に、この物語の奇妙な切なさがある。レイプ事件という重いテーマの作品ではあるが、その基本に母娘の愛の行方を描くことで、決して後味の悪いものになっていないことがこの作品の良さだろう。

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MOM Trailer | Hindi | Sridevi | Nawazuddin Siddiqui | Akshaye Khanna | 7 July 2017